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内田樹による内田樹 の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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2013/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内田センセイによる自身の著書の解説という珍しい本。何度も読んだ本たちだがあらためてその言わんとするところを理解することが出来てうれしい。レヴィナスはなかでも難解なのだけれど、いつかわかる時が来るだろうと思う。そう信じられる。

Posted byブクログ

2013/09/17

内田先生の「内田性」のようなものがぎっしりと詰まっていました。一ファンとしては大変満足。 自著の解説書という体裁ではありますが、決して単純に自分の本をなぞるようなことはしていない。 本そのものではなくて、その本を取り囲む空気だったり、照らしている光だったり、あるいは、その光が創り...

内田先生の「内田性」のようなものがぎっしりと詰まっていました。一ファンとしては大変満足。 自著の解説書という体裁ではありますが、決して単純に自分の本をなぞるようなことはしていない。 本そのものではなくて、その本を取り囲む空気だったり、照らしている光だったり、あるいは、その光が創り出す影の部分だったりと、そういった周辺外縁的参考情報がたっぷりと書き起こされていました。 印象的だったのは、社会科学系の学者(作家)とソリがあわないというくだり。 あの人たち(決して実名は挙げない)は既存のモデル・学究的鋳型に生の現象を無理やり流し込み、あたかも「こうなることは分かっていた」と言わんばかりの評言を繰り返すことが多い、と。それがちょっと違うのでは、と。 内田先生の著作は複数冊読んできていますが、内奥的主義が一貫している。そうなることは薄々“わかっている”のに読んでしまう。そのコアの部分に魅了される。それを毎回味わえる。だからこれからもきっと読むのだろうな。 ※その他、雑記 ・コミュニケーションの基本は「相手の話がわからない」 ・武道の修練は、どうすればいいのかわからないときにどうすればいいかわかるようになること ・身体が思考に先行する ・抑圧の客体はじぶんであり主体も自分である

Posted byブクログ

2013/09/14

レヴィナスについての件に、触れたら火傷するかのような熱意を感じた。 第一章の共同体の論は目から鱗が落ちた。

Posted byブクログ