1,800円以上の注文で送料無料

職業、ブックライター。 の商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/09/26

これまであまり日の当たることのなかった「ブックライター」という仕事について書かれています。読者の知りたいことを著者から聞き出し、読者が読みやすいように構成を考え、文章をつくる。それが、ブックライターの仕事です。読者のためになる本であれば売れるわけですから、書店も出版社も潤います。...

これまであまり日の当たることのなかった「ブックライター」という仕事について書かれています。読者の知りたいことを著者から聞き出し、読者が読みやすいように構成を考え、文章をつくる。それが、ブックライターの仕事です。読者のためになる本であれば売れるわけですから、書店も出版社も潤います。また、それに関わった編集者への評価もあがります。著者の人もブックライターも印税という形での収入を手にすることもできます。このようにすべての関係者に喜んでもらうためにブックライターとしてできること、やるべきことについて本書から多くを学べると思います。

Posted byブクログ

2014/05/13

まずは取材をすること。書くよりも前にしっかりと準備をすることが大切だということがよくわかった。 何事も準備に時間をかけること。 そしてそれをどのように分かりやすく伝えるか順番を考えればいい。 始めの章は、どんなにライターという仕事がいいのかが書かれていたが、それ以外はとても役立つ...

まずは取材をすること。書くよりも前にしっかりと準備をすることが大切だということがよくわかった。 何事も準備に時間をかけること。 そしてそれをどのように分かりやすく伝えるか順番を考えればいい。 始めの章は、どんなにライターという仕事がいいのかが書かれていたが、それ以外はとても役立つ内容だった。

Posted byブクログ

2014/04/29

「文は人なり」を無視して「名刺代わり」に量産される本に賛否両論はあるだろうが、経営者・芸能人・スポーツ選手等々の有名人本はこういう人達によって製作されているのだなあと再認識。一応1冊書くのに10時間程度はインタビューするらしいので、本人がウソつかない限り捏造はないだろうし、「情報...

「文は人なり」を無視して「名刺代わり」に量産される本に賛否両論はあるだろうが、経営者・芸能人・スポーツ選手等々の有名人本はこういう人達によって製作されているのだなあと再認識。一応1冊書くのに10時間程度はインタビューするらしいので、本人がウソつかない限り捏造はないだろうし、「情報」はそれなりにつめこまれるのだろう。が、良くも悪くもかなり読みやすく加工されるハズなので、「人となり」まで伝わるかどうか?そして本人は宣伝になればそれでいのか?この手の有名人・企業本に読者はどう向き合っていくべきなのか?が問われているような気もする。

Posted byブクログ

2014/04/02

「コミュニケーション力や必要な情報を獲得する力、そうして得た情報を整理する力の方が文章力よりも重要」というのは、本書を読んでいて「なるほど!」と思った最大の点でした。ほかにも ◆文章を書くときはこま切れの時間ではなく集中して書く時間を確保する(文章にまとまり・勢いが出る、情報の重...

「コミュニケーション力や必要な情報を獲得する力、そうして得た情報を整理する力の方が文章力よりも重要」というのは、本書を読んでいて「なるほど!」と思った最大の点でした。ほかにも ◆文章を書くときはこま切れの時間ではなく集中して書く時間を確保する(文章にまとまり・勢いが出る、情報の重なりも意識しながら書き進められる) ◆まず粗々でもいいのでできるだけ短い期間で一気に原稿を仕上げて何度も推敲を重ねる(違和感がないか→一気通貫で読めるか→わかりやすい文章になっているか→用語が正しいか・文章のリズムが良いか、の最低4回は読み込む)、そして書いた直後から推敲はしない(間をあけないと頭の中に文章の世界観が残っているので) というのは、自分がもし文章を書くことがあるなら参考にしたいと思った点です。 参考にしたい点はいくつかあったけれど、本書の文章リズムが良いとは正直思えなかったし少し読みづらく感じました。私の好みの文章スタイルではないということなんだろうと思いますが…。

Posted byブクログ

2014/03/29

ブックライターという職業だけでなく、編集者との関わり方とか時間の使い方がすごく参考になる。 文章を書く人間としては色々と意識しておきたいポイントが多い一冊。

Posted byブクログ

2014/02/14

ブックラーターという職業について、丁寧に解説しており、本を書きたい、あるいは本を出版したいという人にとって、出版の現実について知らしめてくれる。 読んでみると、魔法のような手法があるのではなく、筆者は経歴・体験・実務を通して、非常に真面目にきちんと人とモノに対応していくという基本...

ブックラーターという職業について、丁寧に解説しており、本を書きたい、あるいは本を出版したいという人にとって、出版の現実について知らしめてくれる。 読んでみると、魔法のような手法があるのではなく、筆者は経歴・体験・実務を通して、非常に真面目にきちんと人とモノに対応していくという基本を、繰り返し述べている。 それば王道ではあろうが、幾分物足りなさも感じられる。

Posted byブクログ

2014/11/09

ブックライターという職業があることは知っていたが、本書を読んでそのイメージはガラッと変わりました。 さすがプロの文章なので読みやすいし、仕事に対する姿勢も素晴らしいと思いました。

Posted byブクログ

2014/01/17

上阪氏の普段の仕事ぶりについて。思ってたよりは淡々と自分の話ばかりでしたが、こういう世界もあるんだなぁ、と。 仕事に対する姿勢とかは「ブックライター」に限らず。

Posted byブクログ

2014/01/07

<目的> ・本を書くと言う仕事、出版に関する情報入手、上阪さんと言う人を知る <得たこと> ・ゴーストライターとは違う、フリーライターとも違う ・本を出す事はあくまでも手段に過ぎない ・著作には良質なコンテンツが必要 ・出版にかかる費用は200万円〜300万円 ・人生に無駄な経験...

<目的> ・本を書くと言う仕事、出版に関する情報入手、上阪さんと言う人を知る <得たこと> ・ゴーストライターとは違う、フリーライターとも違う ・本を出す事はあくまでも手段に過ぎない ・著作には良質なコンテンツが必要 ・出版にかかる費用は200万円〜300万円 ・人生に無駄な経験はひとつもない ・売ろうとしてはいけない ・取材で大事なことは挨拶 ・話すように書く ・文章には答えはない(正解も不正解もない) ・大きなデスクを使う ・フォーマットをきちんと決める ・スーツで仕事(身だしなみをきちんとする) ・締め切りを100%守っている <実践すること> ・目の前の仕事を必死に取り組む ・相手を想像する(=思いやる) ・ブログも章立て構成で考え書く ・良い文章だと思う書籍を数冊選んで何度も読み込む  (=読むトレーニング) <総評> ・ビジネスの根源が学べる本である。 ・さすが、本のプロ、読むプロ、取材のプロである。  しかし書くプロを目指しているのではなく、  相手を想像する(=思いやる)プロだと思う。  そこから良い本が生まている。 ・自分が最優先する仕事に全身全霊を注ぐ為に  集中できる時間を予め確保するビジネススタイルに  感銘を受けた。 <質問> ・テープ起こしとは?もう少し具体的に知りたい

Posted byブクログ

2014/01/02

ブックライターという職業は、あまり聞き慣れない職業のように思いますが、僕らが普段読んでいる本を書かれてるライターさんのことです。この世にはたくさんの本が出版されていますが、本を出される方すべてが、文章を書くのがうまい訳がありません。よくゴーストライターと称されることもありますが、...

ブックライターという職業は、あまり聞き慣れない職業のように思いますが、僕らが普段読んでいる本を書かれてるライターさんのことです。この世にはたくさんの本が出版されていますが、本を出される方すべてが、文章を書くのがうまい訳がありません。よくゴーストライターと称されることもありますが、そういった執筆を受け持つ方はゴーストではありません。本を出される方といっしょに取り組むことで、世の中に何かを伝えようとしています。そのために、文章を書くプロが文章を書いているのです。 悪い呼ばれ方をする仕事でもありますが、この仕事でいったいどれぐらい稼いでいるのか、仕事がどれくらいあるのか。また、著者の執筆方法など、眼から鱗の情報が満載。本を愛する方は、是非読んでほしい1冊です。

Posted byブクログ