日本でいちばん大切にしたい会社(4) の商品レビュー
著者は一貫して、同じこと「社員を第一に考えることが大切」しか言っていません。それで、本が4冊書けるなんて、すごいなと素直に思います。また、見知らぬ人からのメールや手紙に対して会いに行く、著者のフットワークの軽さも、本気を感じます。 南部せんべいは、企業の話ではなくて、7人兄弟で...
著者は一貫して、同じこと「社員を第一に考えることが大切」しか言っていません。それで、本が4冊書けるなんて、すごいなと素直に思います。また、見知らぬ人からのメールや手紙に対して会いに行く、著者のフットワークの軽さも、本気を感じます。 南部せんべいは、企業の話ではなくて、7人兄弟で31歳まで生きられたのは6人だけだったり、ずっとイジメ続けた叔母が最後に言った言葉に疑問を持ったりとか、他のエピソードに考えさせられました。 値引きには一切応じないという東海バネ工業。仕事をしてると、最後は価格の話になるのは、どこも同じだと思います。誇りを持って見合ったものを提供できると思ってるなら、「価格が合わないなら、他へどうぞ」なんだなーと。勘違いでなく、傲慢ではなく、正しい検証を持って、「他へどうぞ」と言えるようになりたいと思いました。 今回は、戦時中の話も多く出てきて、(私は知識が少ないので)日本の戦争についての本を読んでみたいと思いました。
Posted by
●株式会社小松製菓 衰退するせんべい業界でトップを独走する「ぬくもりの経営」の会社 ●株式会社坂東太郎 「幸せ日本一」をめざして四世代から愛される、笑顔いっぱいのレストラン作り ●株式会社協和 障害者向けのランドセルを作っている ●東海バネ工業株式会社 ニッチな...
●株式会社小松製菓 衰退するせんべい業界でトップを独走する「ぬくもりの経営」の会社 ●株式会社坂東太郎 「幸せ日本一」をめざして四世代から愛される、笑顔いっぱいのレストラン作り ●株式会社協和 障害者向けのランドセルを作っている ●東海バネ工業株式会社 ニッチなバネ作成依頼を請け負っている会社。 値引き交渉や納期の短期化などは受け付けずに、職人技で勝負する会社 ●障がい者つくし更生会 障がい者雇用率102.6%の奇跡の株式会社
Posted by
このシリーズで一貫して重視されているのは、経営にとって大切な「5人の人」。 1人目は、「社員とその家族」。 2人目は、「仕入先や協力工場等で働く社外社員とその家族」。 3人目は、「現在顧客と未来顧客」。 4人目は、「地域住民、とりわけ障がい者や高齢者などの社会的弱者」。 5人目は...
このシリーズで一貫して重視されているのは、経営にとって大切な「5人の人」。 1人目は、「社員とその家族」。 2人目は、「仕入先や協力工場等で働く社外社員とその家族」。 3人目は、「現在顧客と未来顧客」。 4人目は、「地域住民、とりわけ障がい者や高齢者などの社会的弱者」。 5人目は、「株主・出資者・支援者」。 本書は、4作目。小松製菓(岩手県)、坂東太郎(茨城県)、協和(東京都千代田区)、東海バネ工業(大阪府)、障がい者つくし更生会(福岡県)が取り上げられている。
Posted by
職場の方からお借りしたのでいきなり4から。今度シキさんの著書も探して読みたいと思いました。今後就職活動することがあったらまず企業理念からチェックしよう。
Posted by
購入してから1年ちょっと積読状態でしたが、ようやく読めました。 このシリーズはすべて読んでいますが、毎回、会社のありかた、上司としての心構えについて、考えさせられます。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目5箇所。企業が経営を進めていく上でとりわけ大切な人は、次の5人です、1人目は、「社員とその家族」、2人目は、「仕入先や協力工場等で働く社外社員とその家族」、3人目は、「現在顧客と未来顧客」4人目は、「地域住民、とりわけ障がい者や高齢者などの社会的弱者」5人目は、「株主・出資者・支援者」、まず経営者が大事にしなければならないのは、「社員とその家族」であり、「仕入先や協力工場等で働く社外社員とその家族」です。「人生は七五三」という言葉もあります、商売はうまくいったと思うときでも7割、まぁまぁなときで5割、だめなときでも3割はできているという意味です。ランドセルは憧れと願いがつまった”夢の入れ物”。値引きを求められたら、「それならよそで頼まれたらいかがでしょうか」とお客さまに堂々と言ってしまえる、それだけの絶対的な自信とプライドをもった会社なのです。「幸せとは人に愛されること、ほめられること、人の役に立つこと、人に必要とされることです。このうち最初の『愛されること』を除けば、すべて働かなければ得られないことなんです」。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の優しさは涙の量に比例する むすんでひらいて:小松シキ 小さく・狭く・濃く・深く 悲しみ、痛み、苦しみこそが人間を強く、優しくするからです 顧客満足度を支えるのは高い社員満足度 大切な5人:社員とその家族、仕入先、協力工場で働く社員とその家族、現在顧客と未来顧客、地域住民(障害者や高齢者などの社会的弱者)、株主・出資者・支援者
Posted by
シリーズ4作目のこの作品ですが、今回登場する5社もほっこりする会社ばかりで、社長の姿勢とかに時折涙腺がやられる場面が何度もありました。やはり社員の和や絆を大事にした企業というのはすばらしいですね!日本にもこのような立派な企業体質の会社があるということで、まだまだ捨てたもんではあり...
シリーズ4作目のこの作品ですが、今回登場する5社もほっこりする会社ばかりで、社長の姿勢とかに時折涙腺がやられる場面が何度もありました。やはり社員の和や絆を大事にした企業というのはすばらしいですね!日本にもこのような立派な企業体質の会社があるということで、まだまだ捨てたもんではありませんね!やはり社長のリーダーシップ(人格)によるところが大きいのかもしれませんがね。5作目にも期待したいです。
Posted by
毎回 涙無しでは読めない本です。 大切にしたい会社が 増えていくといいなと思います。 フレンチのお店にも ぜひ 行ってみます。
Posted by
毎回、目頭があつくなる話が多いのですが、4は特に障がい者雇用に積極的な企業の取り組みが印象に残りました。誰もが、歳をとっていくことで何らか今までとは違う自分の体になっていくからには、障がい者雇用はうちの会社の業務内容では無理ですという前提に立っていては解決しないというメッセージが...
毎回、目頭があつくなる話が多いのですが、4は特に障がい者雇用に積極的な企業の取り組みが印象に残りました。誰もが、歳をとっていくことで何らか今までとは違う自分の体になっていくからには、障がい者雇用はうちの会社の業務内容では無理ですという前提に立っていては解決しないというメッセージが伝わりました。
Posted by
- 1
- 2