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悪文 第三版 の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2012/09/25

当然わかるような文法も書かれているが、正しい文章を書く基本的事項をおさらいできる。現在友人に貸している。

Posted byブクログ

2014/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確か大学生協で推薦されていた本。 さすがに、例文が古く、「いまどきこんな間違いする人いるかなぁ」と思う文が多かった。 また、不正確であるとされている例文の中には、現在慣用として固定されている言葉遣いもあった。 今,文章表現の本を買おうとするなら,もっと他にいい本があるんじゃないかな…。 巻末のまとめは役に立つかも。 以下、要約引用。 長い文章の中で複数の項目を説明するときは、「第一に……第二に…第三に…」というように、箇条書きのように言い表すのがよい(19頁)

Posted byブクログ

2012/08/20

己を知り、敵を知れば百戦危うからず。文書を書くに際して、「わかりにくいものを書こう」と思って筆を進める人はいないだろう。しかし、出来上がったものを他人に読ませてみると、「あれ、どうして?」わかりにくいと指摘されることもよくある話だ。ならば、忌避せず、どっぷり浸かろう。本書において...

己を知り、敵を知れば百戦危うからず。文書を書くに際して、「わかりにくいものを書こう」と思って筆を進める人はいないだろう。しかし、出来上がったものを他人に読ませてみると、「あれ、どうして?」わかりにくいと指摘されることもよくある話だ。ならば、忌避せず、どっぷり浸かろう。本書においては、実際に「悪文」といえる文章を著者が例示し、それに対して解説を加える形式で話が進む。「どこかで見たことあるぞ、こんな文章…」1970年代に刊行されたとは…何時の時代も、人の悩みは得てして変わらぬもの。人の振り見て我が振り直したいアナタにはぴったりだ。著者も歯に衣着せぬ言い回しで、今で言えば、ズバズバ切っていくところ、読み物としても、なかなかに痛快。

Posted byブクログ

2012/08/18

古い本だけれど、実例が豊富で分かりやすかった。 敬語の使い方が怪しいなんて、昭和30年代から言われてたのかーと、感慨深いほど。 意外と、口語体が敬語を混乱させる切っ掛けになったのかと妄想してみる。 日本語が他言語と比べて論理的かどうかの判断はできないけれど、プログラミング言語ほ...

古い本だけれど、実例が豊富で分かりやすかった。 敬語の使い方が怪しいなんて、昭和30年代から言われてたのかーと、感慨深いほど。 意外と、口語体が敬語を混乱させる切っ掛けになったのかと妄想してみる。 日本語が他言語と比べて論理的かどうかの判断はできないけれど、プログラミング言語ほど明瞭でないのは確か。 プログラミング言語ほど、正解がはっきりしている言語でも、コーディングには個人差が出るんだから、自然言語がカオスになるのは当然だと思う。 私にとって、敬語の正否の判定で一番手っ取り早いのは「何となく変じゃね?」という感覚。このひっかかりで立ち止まって、学生のこと習ってなんとなく覚えてる文法や、ビジネス書の例文と照らし合わせて、やっと詳細な判定が下せる。 正しい日本語ってのは、難しいなぁ。

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

50年前からじわーっと売れ続けているという日本語についての本。 「悪文」の事例を豊富に交え、文章を書く際の注意点をたくさん示しています。 「あー、確かに自分もこれはしがちだな」と身につまされたり、「そうだったのか」とはっと気付かされたりする豊富な悪文の種類がたくさんありました。 一方で「それは知ってる、やっている」という部分も多く、途中若干ダレたかも。 最後の索引に注意点が網羅的に載っているので、それだけ見て気になった部分を本文に当たるという読み方も出来るかと思います。

Posted byブクログ

2011/12/31

古い本ではあるが、良い本。ここに書かれていることを意識すれば、良い文章が書けるようになると思う。私も是非実践したい。

Posted byブクログ

2011/05/07

この本、1960年代に書かれてずっと売れてる本らしいです。 優れた文章(「美文」)を書くために、その反対側にある「悪文」を紹介しどうしてその文がおかしいのかを徹底的に分析しています。若返りメイクのために老けメイクを研究するのと似てます。 主語と述語の主語とを揃えましょう、とか当...

この本、1960年代に書かれてずっと売れてる本らしいです。 優れた文章(「美文」)を書くために、その反対側にある「悪文」を紹介しどうしてその文がおかしいのかを徹底的に分析しています。若返りメイクのために老けメイクを研究するのと似てます。 主語と述語の主語とを揃えましょう、とか当たり前のことしか書いてないように見えて、相当はっとさせられる本でした。 (途中で学術的に分析されていたところは適宜飛ばしましたが汗) なぜ小学生の書く作文に違和感を感じるのか、という長年の疑問が解消されて良かったです

Posted byブクログ