伊藤まさこの雑食よみ の商品レビュー
学生時代に神保町の本屋でバイトしていた時 古本屋さんの得意分野を把握してました。 浮世絵は、あそこ。江戸時代の資料は、何件目の店、外国の本はあの店の二階、と。 遠方から本を探しに来た人に、目当ての本と巡り合わせてあげたいから。 バイトでも、神保町で働く人間の矜持です。 だから、...
学生時代に神保町の本屋でバイトしていた時 古本屋さんの得意分野を把握してました。 浮世絵は、あそこ。江戸時代の資料は、何件目の店、外国の本はあの店の二階、と。 遠方から本を探しに来た人に、目当ての本と巡り合わせてあげたいから。 バイトでも、神保町で働く人間の矜持です。 だから、神保町で本を探す時は、店主とのおしゃべりを楽しんで下さい。 「本には、持ち主に喜びを与えるという 一種の「人格」があります」 自分のことを待っていてくれてた本に、会えた喜び、呼びかけてくる本に気づけた喜び、 そんな喜びにあふれている本でした。
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前作同様、単なる書評集にあらず。 本と場所の繋がりが、前作より強い。 神保町の古本屋、 話題の本屋、 本に描かれている場所、 土地と本の関係に触れられ、行って、そこで読みたくなる。 本屋と本を心地良く読める空間にしか行きたくない身としては、いい案内書。
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おしゃれエッセイ、みたいな感じ。 でも、神保町の古書街の話など なかなか面白い。 自分もこんな本、出せれば良いなぁ( ´艸`) なんてな。
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伊藤まさこさんという方、私存じ上げなかったのだけど、本屋さんでふらっと目に入って有名なスタイリストさんだとわかってネットでもチェックして早速読んでみた。 生活に読書がある方。 私は、これを読んでおきたい、とかこれは読まなくちゃとか、義務感に押されて読むことが多いのだけど、この...
伊藤まさこさんという方、私存じ上げなかったのだけど、本屋さんでふらっと目に入って有名なスタイリストさんだとわかってネットでもチェックして早速読んでみた。 生活に読書がある方。 私は、これを読んでおきたい、とかこれは読まなくちゃとか、義務感に押されて読むことが多いのだけど、この方のチョイスはもっと自由だし個性的。 それはつまり読書量がそうさせるっていうこともあるんだよね。 私は理想の読書量には全然追いつかない状態なのでつい吟味してしまう。 読書はもっと自由であるべきだし、追うものでも追われるものでもないと気づくエッセイ集。
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2018/06/27読了 読書のある生活の理想が恐らくこちらになるのかな 読むこと、発見すること、美味しいものを食べること
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読み終えて、この本を持って思わず神保町めぐりをしてしまいました。古書はあまり好きではなかったけど、確かに本棚にすとんとなじみました。前作よりは本そのものの紹介は少ないけれど、本を軸にこんなふうに愉しむのもいいものだな、と世界が少し広がりました。
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アマゾンで連載中の二作目。伊藤さん髪を切っています。紹介する本は、船越英一郎の京都本から、ムーミンまで多岐にわたっています。
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本棚には自分の好きなもの、興味のあることが詰まっている。我が家の本棚を見られるのは自分が丸裸になってしまうから、ちょっと恥ずかしい。 本棚ではないけれど、「こういう本を読んでますよ」というこの本は、私が読んでみたいなと思う本がたくさんあった。自分が好きだと思う人とはやはり共感する...
本棚には自分の好きなもの、興味のあることが詰まっている。我が家の本棚を見られるのは自分が丸裸になってしまうから、ちょっと恥ずかしい。 本棚ではないけれど、「こういう本を読んでますよ」というこの本は、私が読んでみたいなと思う本がたくさんあった。自分が好きだと思う人とはやはり共感するところがあるのだろう。 早速メモをして、本屋さんに行こうと思う。
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こだわりをあまりもたない私は、自分の好きなものの軸がしっかりもてるようになりたい、と思う。ムーミンの本をこれまで読んだことなかったので、読んでみたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スタイリスト・伊藤まさこさんが自分で買った本、行った 本屋を紹介しているものです。 個人的には石井好子さんの本を紹介していたものがおいしそうに思えたのと蔦屋書店を紹介してくれたのがよかった。 また蔦屋書店に行きたくなりました。
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