幻夏 の商品レビュー
犯罪者の続きになる話です。相馬の子ども時代の友人である兄弟の、悲しくて切ない復讐劇でした。 犯罪者とは、また一味違う色彩のストーリーですが、こちらも惹きつけられる要素満載で、すごく面白かったです。
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幾重にも重なって話が展開する。 内容が複雑になって視点が動き読みづらさがあった。 殺人で捕まった父親が冤罪だった。父親とは知らずに謝って殺してしまった弟を守るために兄は罪を犯す。 人が正しく裁かれない現実に立ち向かうには余りにも非力なのでは・・・・ 悲しく、虚しい。
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面白かったーーーー! 犯罪者クリミナルに続いて読了。 相馬が怪我しすぎてヒロインみたいになってる。 鑓水は相変わらずキレキレ。 壊れてしまった拓、 理沙に対して優しい尚に心が痛む。 今回は修司の活躍はそんなになかったな。 やっぱり相馬にスポットライトが 当たってるからだろう...
面白かったーーーー! 犯罪者クリミナルに続いて読了。 相馬が怪我しすぎてヒロインみたいになってる。 鑓水は相変わらずキレキレ。 壊れてしまった拓、 理沙に対して優しい尚に心が痛む。 今回は修司の活躍はそんなになかったな。 やっぱり相馬にスポットライトが 当たってるからだろうか。 犯罪者クリミナルの続編だと認識しているが、 2つの話に関連性はないため、 どっちから読んでも大丈夫だと思う。 ただ相馬がなんで警察内で干されてるのかが 今作だとあんまり描かれてないので そこを補完するには犯罪者クリミナルからかなあ。 さすが太田愛さん、大変おもしろかったです。
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面白い。けれどつらい。 次々と明らかになる過去が悲しすぎて。 最後の、まだ何も起きていない出会いのシーンに 涙。楽しい日々が続いていくはずだったのに、それは叶わなかった。 尚には幸せになってほしい。
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本作の初版が2013年、取り調べ可視化の関する刑事訴訟法が施行されたのが2019年。ある意味先取りしていたことになるか。それでもいまだにプレサンスのような冤罪は後を絶たない。 なにはともあれ、本作は丁寧で素晴らしい作品。今まで未体験の作者を探している中では、大当たり作家のひとり、...
本作の初版が2013年、取り調べ可視化の関する刑事訴訟法が施行されたのが2019年。ある意味先取りしていたことになるか。それでもいまだにプレサンスのような冤罪は後を絶たない。 なにはともあれ、本作は丁寧で素晴らしい作品。今まで未体験の作者を探している中では、大当たり作家のひとり、ただし作品が少ないのが残念。 同じ人物たちが登場するシリーズだったことを読後に知った。読むのが楽しみ。
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「幻の夏」 だなんて。 読み終えてから見るこのタイトルは、とてもとても悲しい。 たらればなんて、言ってもしょうがないけれど言いたくなる。 タイミングが違ったら、少年達の夏は、キラッキラの輝いたものになるはずだったのに。 冤罪がテーマの話なので、警察、検察がヒール役になっている。...
「幻の夏」 だなんて。 読み終えてから見るこのタイトルは、とてもとても悲しい。 たらればなんて、言ってもしょうがないけれど言いたくなる。 タイミングが違ったら、少年達の夏は、キラッキラの輝いたものになるはずだったのに。 冤罪がテーマの話なので、警察、検察がヒール役になっている。 犯罪者は野放しにしない、という正義はもちろんありつつも、やってる事は色々アウトなのに、その意識すらも無い権力者達。 読んでいて、こちらがおかしくなりそうだった。 『犯罪者』の様な、ハラハラドキドキではない。 兄弟愛、家族への愛、真実に近づいて行く程、切なく胸が苦しくなる話。 文句なしの星5でした。 次作の『天上の葦』は手元にあるけれど、終わると思うとちょっと手を出せない。 どうか、鑓水の生活が安定してます様に。 修司がケガしません様に。 相馬と尚が、少しでも良い方向に向かえてます様に。
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主人公・相馬の子供の頃のひと夏の記憶を辿り、謎を解き明かしていく小説。また、冤罪問題について深く考えさせられる内容でもあり、冤罪被害にあった本人だけが苦しむのではなく、その家族の人生も大きく捻じ曲げてしまうものだと思った。長編であったが続きが気になって読む手が止まらなかった。
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★★★★☆二十三年前に行方不明になった息子を見つけて欲しい。鑓水の興信所にはいつも難解な依頼が舞い込んでくる。鑓水、修二、相馬は良いチームワークで核心に迫っていく。やりきれない家族のドラマ。尚と拓、冤罪、事故、秘密、夏休み、石段坂、警察、検事、裁判官、誘拐、//=I。太田愛さんの...
★★★★☆二十三年前に行方不明になった息子を見つけて欲しい。鑓水の興信所にはいつも難解な依頼が舞い込んでくる。鑓水、修二、相馬は良いチームワークで核心に迫っていく。やりきれない家族のドラマ。尚と拓、冤罪、事故、秘密、夏休み、石段坂、警察、検事、裁判官、誘拐、//=I。太田愛さんの作品、他にも読んでみたいと思います。
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点と点が線になり、読めば読むほど、やるせなさと切なさが込み上げてくる。冤罪は決してあってはならない。本著を読んで、警察や司法、正義の在り方について考えさせられた。
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小六の夏休み『相馬』は引っ越してきた同級生の『尚』と弟『拓』の兄弟と知り合う。お互いに母子家庭という境遇もあり、ひと夏毎日一緒に遊んでいた。だが、始業式の日、尚は忽然と姿を消し、最後に目撃された河原には奇妙な印が残されていた。 それから二十三年後、警察官となった相馬は、十二歳の女...
小六の夏休み『相馬』は引っ越してきた同級生の『尚』と弟『拓』の兄弟と知り合う。お互いに母子家庭という境遇もあり、ひと夏毎日一緒に遊んでいた。だが、始業式の日、尚は忽然と姿を消し、最後に目撃された河原には奇妙な印が残されていた。 それから二十三年後、警察官となった相馬は、十二歳の女児の捜索に駆り出される。少女が行方不明となった現場であの日と同じ印を見つけ愕然となる相馬。同じころ、相馬の同級生で探偵の『鑓水』は、尚の母親から「二十三年まえに行方不明になった息子を探してほしい」という奇妙な依頼を受け調査を始めていた。 冤罪事件に端を発した誘拐事件。被害者は検事の孫、被疑者として捕まったのが判事の息子、捜査の指揮を執るのが当時の取り調べ刑事。二十三年前の冤罪事件に関係していると訴える相馬の言葉は聞き入れてもらえず。何より腹正しいのは、誰も冤罪事件の犯人として誤認逮捕された尚と拓の父親のことを覚えていないこと。彼ら一家はその事件で大きく人生を狂わされたというのに。 もちろん冤罪はあってはならない。それは大原則。でも、昨今の社会情勢をみると犯罪者は野放しにできない。もちろんそれは大事。だからといって無実の人を捕まえるのは論外。何よりそれでは本当の犯罪者をほくそ笑ませることにしかならない。現実にはこのような悲劇が起きないことを強く願うばかり。
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