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竜との舞踏(2) の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2020/07/24

いろんなとこで、物事が動きだして、それぞれが遠くに近くにつながっている、まさに歴史絵巻な様相。それにしてもティリオンはどうなっちゃうの?

Posted byブクログ

2017/04/06

シリーズ第五部② モーモントの捕虜となりミーリーンへと出発したティリオン。その先には過酷な運命が待ち受けている。 行きがかり上、一緒に連れていくことになったペニー、プリティ、クランチがかわいい。 デナーリスは、どんどん敵を増やしている。おまけに街に赤痢が流行りだし、どんどん...

シリーズ第五部② モーモントの捕虜となりミーリーンへと出発したティリオン。その先には過酷な運命が待ち受けている。 行きがかり上、一緒に連れていくことになったペニー、プリティ、クランチがかわいい。 デナーリスは、どんどん敵を増やしている。おまけに街に赤痢が流行りだし、どんどんピンチに。 ついにヒズダールの申し出を受けるしかなくなってしまう。 ジョンは壁を守るため、次々に施策を打ち出していく。それは、他のものからは理解されないものも多く、前途多難。 ジョンのアドバイスの元、壁から南下していったスタニス。北部の山岳民などを仲間にしつつ、アシャが守っていたディープウッドモットを落とし、次はウィンターフェルへと向かうが、雪に阻まれ窮地におちいる。 スタニスから命を受けたダヴォスはやっとのことでホワイトハーバーへたどり着く。 そこには新たな、そして過酷な使命が待っていた。 ウィンターフェルでは、偽りだらけの悍ましい結婚式が行われた後、スタニスの行軍、雪、相次ぐ殺人で城の中に不満や疑惑が溢れ出す。それを見つめるリーク。 森の子ら、そして三つ目の鴉ことブリンデン公の元へたどり着いたブラン。 そこで「空の飛びかた」を学ぶ。 そして、ウィアウッドの心の木を通し、過去も含め様々なものを見る。 目が見えなくなったアリアは、盲のベスとして暮らしている。五感のうち、他の感覚を研ぎ澄ますことを覚え、〈浮浪児〉から毒物や薬物の手ほどきを受ける。 デナーリスとティリオン&モーモント、リークとアシャなど、すぐ近くにいるのに会えない感じがはがゆい。 クェンティンとは会えたけれど、そんな感じか…とちょっと憐れだった。 今、何とかしなければならないデナーリスの気持ちもとてもわかるんですけどね。 そして、最後のジェイムパート。まず生きてたー!と、嬉しかった。でも、不穏な終わり方…。

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2015/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話の筋が、なかなか進まなくても読者の興味をそらさないですねぇ。 ティリオンとモーモントの道中とかマンダリー公の言い分とか、デナーリスへの陳述とか。 「そんなに詳しい叙述って必要?」と思いながら、興味深いキャラクターなのでやはりグイグイ読めてしまいます。 ドーンの三姉妹も動き出しましたね。これ以上重要人物が増えて、7部作で完結するのでしょうか。

Posted byブクログ

2014/10/04

全7部のうち、第5部の中盤に来てようやく物語の向かう方向が見えてきたように思う。 国取りについてはまだ、どの国が七王国を統べるのかが全くわからないが。 とにかく陰謀、裏切り、無知、傲慢。油断をすると、たちまち足を掬われてしまう。油断をしていなくたって、あっさり命は喪われる。 ...

全7部のうち、第5部の中盤に来てようやく物語の向かう方向が見えてきたように思う。 国取りについてはまだ、どの国が七王国を統べるのかが全くわからないが。 とにかく陰謀、裏切り、無知、傲慢。油断をすると、たちまち足を掬われてしまう。油断をしていなくたって、あっさり命は喪われる。 ジョン、ブラン、アリアを見れば、スターク家の子どもたちは、それぞれに使命をもって生まれてきたことがわかる。ということは、サンサとリコンにも使命が? サンサは見つかったようなので、今度はダヴォスがリコンを見つける番だ。 それまでに、あと幾つ裏切りが行われ、人の命が喪われてしまうのか。 そして、ドラゴンはいつ活躍するのだ? デナーリスは女王としていい資質を持っている(用心深いが、必要以上に怖がらない。自分が国民を庇護する存在であることを自覚しているなど)が、なにぶん若すぎるのと、ブレーンがそろいもそろって無能であるのが残念。

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2014/03/05

「氷と炎の歌」第5部3巻本の2冊目。 迫力の歴史ファンタジー巨編です。 この巻では、王都や王族はほとんど出てきません。 太后サーセイの弟ティリオン・ラニスターは謎の騎士に捕らえられ、身元を隠して移動中。 小人と侮られ、思わぬ敵に狙われ、船酔いに悩まされつつも、流転の道を陽気にた...

「氷と炎の歌」第5部3巻本の2冊目。 迫力の歴史ファンタジー巨編です。 この巻では、王都や王族はほとんど出てきません。 太后サーセイの弟ティリオン・ラニスターは謎の騎士に捕らえられ、身元を隠して移動中。 小人と侮られ、思わぬ敵に狙われ、船酔いに悩まされつつも、流転の道を陽気にたくましく生き延びています。 前の王家ターガリエンの遺児デナーリスはミーリーンの女王となっていますが、勢力はこう着状態。 地元の有力貴族と結婚せざるを得なくなります。 デナーリスは心がけの良いけなげな美女なのだが、周りにまともな味方がいない。男を見る目もない? これで、どうするのか‥ ついに訪れた長い冬。 北の盟主スターク家は滅亡したとみなされていますが、実はほとんど生きています。 まったく別な道をたどっている彼らが、いつかどこかで出会うのか? 体が不自由な跡取りの少年ブランは大男ホーダーと共に移動し、森の奥深く、滅びつつある民と出会います。 北の<壁>の黒い城(カースル・ブラック)で異形人の襲来を防ごうとしている総帥のジョン・スノウは、スターク家の庶子。 異母妹アリアがとんでもない男ラムジー・ボルトン公と政略結婚させられると聞きますが、家族を捨てた誓いに縛られ、身動きは取れない。 インターフェル城へ進軍したスタニス(ロバート王の弟)は雪に阻まれてしまう。 女祭司メリサンドルは、ジョンの妹が助けを求めているという幻視を見るのだが。 そのアリアというのは‥ 別な土地にいるアリアがどうなるか、気になる~! あまり好きじゃないけど、この書き方じゃサンサも気になるじゃないの! 波乱の物語! とはいえ、進み方が遅い‥ 登場人物が長編一作でなく数作分ぐらい多くて世界中に散らばってるので、仕方がないところもありますが‥ でも、プロ作家としては、この1冊の中でどこか一部でも、もっと大きく動かすべきなのでは。伏線らしい動きはあるので~3冊目に期待! シリーズ全体に読む価値はあるので、読み続けます!けどね☆

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2014/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

次でとりあえず終わりですか…。 ジョンも苦労しているし、あれはアリアじゃないよなー、と分かっているだけに哀れな…。アリアがあんなとこでそんなことやってるとは思うまい。 スターク家の子供たちはロブ以外みんなパワフルに生きてますな。願わくば、もう脱落者でませんように。そういえば、リコンも今後マンダリーあたりに巻き込まれちゃうのだろうか…。

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2013/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第1部から言われ続けていた「冬来る」が、ついに現実のものとなった第5部2巻です。  物語は北のウィンターフェルを巡る各々の思惑が交差する中、冬の到来により、極寒と飢餓に苦しめられつつある様子が描かれています。  今回は、リバーランド付近の物語が少なかったので、南部の状態は分からないのですが、戦争で収穫前の畑を焼け野原に変えて来たツケは、今後の展開で回ってきそうな予感がします。  一方、海の向こうの土地では、デナーリスのミーリンに向けて、登場人物が集合しつつあります。  政略結婚と恋愛の間でうだうだしているデナーリス・パートですが、うだうだの合間に裏切りがあったり、ある人物と顔を合わせたり、バリスタンの重要なセリフがさりげなく入っていたり、所々にはアクセントがあります。  ティリオンの旅も、まさか?の道連れが出来、今後の展開が気になります。  重苦しい展開の中で、アリアパートは清涼剤的存在です。  どんな境遇にあっても、決してめげず、折れず、諦めず、自分の糧として成長するアリアの姿は、読んでいてホッとさせられます。  登場人物のほぼ全員が「え?ここからどうするんだ?」という状況なので、続きが気になります。

Posted byブクログ

2013/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話に乗れるまで時間がかかるけど いったんエンジンかかったら最後まで一気に読めた。 でもやっぱり登場人物多すぎ。 家系図も載せてほしい。

Posted byブクログ

2013/11/10

寒さと飢え。疫病と戦乱。裏切りと血の贖い。 それぞれの思惑が絡み合い、もつれ合って状況は悪化していきます。 打開策は少なく、悪くはあるけど最悪ではない選択をすることしかできない。 全てを救済することは叶わないのです。 各章の視点人物は皆、もがき、苦悩し、鬱々とした展開が続く。 唯...

寒さと飢え。疫病と戦乱。裏切りと血の贖い。 それぞれの思惑が絡み合い、もつれ合って状況は悪化していきます。 打開策は少なく、悪くはあるけど最悪ではない選択をすることしかできない。 全てを救済することは叶わないのです。 各章の視点人物は皆、もがき、苦悩し、鬱々とした展開が続く。 唯一少し救いがあるのはアリアの章。 まったく逞しいお子様です。3 巻ではこれまでの鬱憤を晴らすようなカタルシスはあるのか…。 続きます。

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