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隅の風景 の商品レビュー

3.5

26件のお客様レビュー

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2013/12/01

淡々とした文章の中に、旅先の土地に近寄りすぎず、遠すぎない独特の距離感があって、こういう旅の感覚・見方もあるのかと、(自分が旅をするときにはあまり思わない感覚なので)少し驚きましたが、望郷を思い出しながら遠くを旅をしているような、気負いもてらいもなく、旅を味わえる内容が良かったで...

淡々とした文章の中に、旅先の土地に近寄りすぎず、遠すぎない独特の距離感があって、こういう旅の感覚・見方もあるのかと、(自分が旅をするときにはあまり思わない感覚なので)少し驚きましたが、望郷を思い出しながら遠くを旅をしているような、気負いもてらいもなく、旅を味わえる内容が良かったです。 チェコの回が特に興味深かったので、いつか行ってみたいです。

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2013/11/29

飲んで食べて、恩田さんもお酒好きだったのか? 旅に出てあちこちからギフトを受け取って帰って来る。そして書く書く書く。 創造する苦しみと産み出す歓びと、読者へのギフト。読む歓びをありがとう

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2013/11/27

紀行文は、独特な興奮が好きではないんだけど、この人のはやっぱりあっさりしていて読みやすい。 私は別に旅が好きじゃないけど、ちょっと行ってみたいと思うような内容だった。首塚とか

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2013/11/24

旅先の見どころや来歴、その土地の美味しいものなど十分予習したうえで行く正しい旅。観光が苦手な私も観光旅行に行きたい気になってくる。 饒舌な感じがニガテ。沢山歩き、楽しい仲間と沢山飲んで食べてるところが好き。

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2013/11/17

そのひとが「旅人」かどうかは、その人が書く文章でわかる。 残念ながら、本書ではそれが感じられなかった。残念。

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2013/10/25

単行本を買ったのだが、書き下ろしの『ゲニウス=ロキ覚書』が読みたくて購入。 紀行文だがこれがやたらと面白い。着眼点がユニークで、登場する料理がやたらと旨そうなのがポイントだろう。個人的に食べ物のことを書かせたら吉田健一が最高峰だと思っているが、現役の作家では恩田陸が一番『旨そう』...

単行本を買ったのだが、書き下ろしの『ゲニウス=ロキ覚書』が読みたくて購入。 紀行文だがこれがやたらと面白い。着眼点がユニークで、登場する料理がやたらと旨そうなのがポイントだろう。個人的に食べ物のことを書かせたら吉田健一が最高峰だと思っているが、現役の作家では恩田陸が一番『旨そう』なエッセイを書くのでは? ビール党というのも勝手に親近感w 矢張り外国のことを書いたものがいい。特にスペインの巡礼路を辿った『スペイン奇想曲』が楽しめた。 書き下ろし『ゲニウス=ロキ覚書』では、自作とその舞台になった土地について短いコメントが記されている。未刊のタイトルが早く書籍化されますように……。 『闇の絵本』(※未刊)のコメントには首がもげそうな勢いで頷いた。

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