終物語(上) の商品レビュー
正直ひたぎさんがあんまり出てなくて残念でしたが笑 でも扇ちゃんの不思議な感じがもやもや…。まーいつもよりミステリ要素が強い感じで、楽しめました。怪異とか出てこないまま、老倉育と阿良々木さんの関係性の謎で続いていく…っていうのけっこう好き。
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シリーズ15冊目。 暦の過去に絡んだ育との物語が三話で構成されている。 各話ミステリー仕立てになっているが、一話は納得、二話は?、三話の蒸発は納得できず。 普通骨まで形状がわからなくなるほどではなくて残ると思います。 物語的にはキスショットと出会う前の話なので外伝的ですが、扇ちゃんと現在を絡ませて真の終物語の序章てきな巻になっているのではないでしょうか。 で、扇ちゃんは何者で、どのように物語シリーズを収束させるのでしょうか、期待です。
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「おうぎフォーミュラ」 放課後の学級会。 老倉さんの完璧主義から始まった犯人探し。 犯人が予想外の人物で驚いた。 「そだちドリル」 数学の妖精と過ごした夏休み。 思った以上に深く絡まった二人の過去。 この二人の始まりは一体何時なのだろうか。 「そだちロスト」 彼女の過去と失...
「おうぎフォーミュラ」 放課後の学級会。 老倉さんの完璧主義から始まった犯人探し。 犯人が予想外の人物で驚いた。 「そだちドリル」 数学の妖精と過ごした夏休み。 思った以上に深く絡まった二人の過去。 この二人の始まりは一体何時なのだろうか。 「そだちロスト」 彼女の過去と失踪の理由。 失踪の理由がありえな過ぎる、何故扇ちゃんはすぐにその答えに辿り着いたのか。 頭の回転が速いというより、なんだか狂気じみた子に感じてきた。 そして最後の手紙、何が書かれていたのだろう。
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休日に上・中・下巻一気読みしました。さすがにもう西尾節はおなかいっぱい。 「終」と銘打つだけあって、これまでの伏線を回収しまくり、「あの時あの人は何してたの?」的な疑問を解決し、これまで隠そうともしないラスボス臭を放っていた忍野扇の正体がようやく分かる満足な内容でした。 ...
休日に上・中・下巻一気読みしました。さすがにもう西尾節はおなかいっぱい。 「終」と銘打つだけあって、これまでの伏線を回収しまくり、「あの時あの人は何してたの?」的な疑問を解決し、これまで隠そうともしないラスボス臭を放っていた忍野扇の正体がようやく分かる満足な内容でした。 しかし、なにぶん最初の『化物語』が出てから10年経っているので、私の記憶力では伏線があったことすらあやふやだし、結構時系列ばらばらで語られるシリーズなので、つじつまの合ってないことを書かれても気づかずに納得しそうな気がします。 3冊の中では上巻が一番面白かったです。単に後になるほど集中力が落ちただけかもしれませんがw 久しぶりに西尾維新のミステリが読めたし、「読者への挑戦」を入れてくる辺りも、乗せられてるとは思いながらもミステリ好きの端くれとしてはにやりとしてしまいました。それにしても羽川さんはどんどんハイスペックになってしまって、もはや人間じゃないですね。
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過去に暦に起こった忘れていた記憶を思い出す物語。 後半はミステリー要素があって面白かった。 が、忍野扇があまり好きではないので、暦が扇に甘かったり、暦の言葉でありもしない約束をしていたと思ったり、少し、もやもやした。 羽川は相変わらず鋭く、扇を警戒している。 アニメも始まったし、図書館の予約待ちだけどこの先なにが起こるかドキドキする。
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評価:☆4.5 阿良々木くんと扇ちゃんがあるはずのない教室に閉じ込めらるところから始まり、老倉育というキャラと阿良々木くんとの深い深い因縁が徐々に明らかとなる。 この老倉の過去が壮絶過ぎて読んでて辛かった・・・忘れてる阿良々木くんにも全く非がないわけではないが、この物語は誰が悪いというわけでもないんだよな。それ故にやりきれない。 最後に書かれていた言葉は「私はお前のことが嫌い」的な文なのかな。 ミステリーちっくな巻で楽しめましたが、やはり物語シリーズとしては怪異が絡んできて欲しかったかなというところ。 にしても扇ちゃんの不気味さが半端じゃないな。 阿良々木くんを誘導していたように思えるが、真意は一体どこにあるのやら・・・ 「幸せを過大評価するな――あらゆる幸せは、お前にとってちょうどいいんだ」
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”終物語(上)”西尾維新著 講談社BOX(2013/10発売) ・・・何かの制裁を受けるかのように、じりじりと追い詰められてきた阿良々木暦。そのカギを握る謎の少女・忍野扇との出会い、そして、阿良々木暦自身の隠された過去に迫る!(公式サイトより) ・・・主人公阿良々木暦が”友達...
”終物語(上)”西尾維新著 講談社BOX(2013/10発売) ・・・何かの制裁を受けるかのように、じりじりと追い詰められてきた阿良々木暦。そのカギを握る謎の少女・忍野扇との出会い、そして、阿良々木暦自身の隠された過去に迫る!(公式サイトより) ・・・主人公阿良々木暦が”友達は作らない”というスタンスをとるに至った理由になる事件等、 阿良々木の過去に迫る三編を収録。 一話目の”犯人捜しの学級会”が出色。 二話目”数学の楽しさを教える少女の目的は”、三話目”引きこもっていた母親の失踪先は” もぼちぼち。 あと、無駄話がほぼないので話が引き締まる感じがしましたね。
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最後に上巻。突っ込みどころいっぱいだった。。。 「忘れていた」ってことで、はじめ(オチ?)られていても、「そんなことあるか~」って。高校三年生にとって、高一、中一、小学生のことはある程度覚えてるよね。 最後の謎もちょっと。。。普通周りの人、腐乱臭に気づくと思うし。 そもそも、担任もそんな会議やらせんと思うよ。それも進学校の。 で、転校していくのもちょっと。。。 扇ちゃんの巻だよね。 でもまあ、いろんな要素楽しめたから、4つけてしまった。
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忍野メメの姪『扇』との出逢いから広がるストーリー。 サブタイは、扇フォーミュラ、そだちリドル、そだちロストと対象者は老倉育。 学級裁判の犯人探し、数学に偏重した訳、母親失踪の謎。 怪異が絡まりようもなくミステリになってはいるが面白い。 起きた過去の因果を解明するだけだが、最後がリドルになっていたから『そだちリドル』が適しているのかもしれない。 『人間強度が下がるから』の因果も掘り下げられる。 忘却と謎を主題にした話は面白かった。 NHKのアブダクション話思い出す。 自己暗示から入る偽の記憶を真実の記憶としてしまう物語を。 記憶なんて捏造されることはしばしばあるものだが、聞かされる方にとって矛盾を聞いた日には堪らないこともある。 偽の記憶というより嘘だと思わざるを得ない事柄。 過去の話というのは過大に話がちだから気を付けてはいるが、オレ自身の側面でしか捉えていない真実もある。 この話でもあった。 過去への責任に囚われ続けることで未来に得られるものはあるかと。 向き合ってこそ未来が拓かれると。 森見登美彦を引用すれば... 『ただでさえ三つ子の魂百までと言うのに、当年とって二十と一つ、やがてこの世に生をうけて四半世紀になんなんとする立派な青年が、いまさら己の人格を変貌させようとむくつけき努力を重ねたところで何となろう。 すでにこちこちになって虚空に屹立している人格を無理にねじ曲げようとすれば、ぼっぎり折れるのが関の山だ。』 粉々に折れ曲がってるけどw 新しい人格育てるしかないのかな…ペルソナ。
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阿良々木暦の昔語り。今の阿良々木暦を形作るエピソード。 数学が好きになるきっかけが載っている。 夏休みの間ずっと勉強会を開いた相手を忘れているってのは信じられない。
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