ミアズブレッドのパンとサンドイッチ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サンドイッチの本かと思ったら、パンから本気で作るひと向けの本だった。まずは基本のパン、それから展開していってサイズが変わっていく。マフィンになったりピタパン(揚げたレンコンが入ってる!)になったり、フォッカッチャやベーグルも。カンパーニュはむずかしそうだ。キャロブ(いなご豆)を混ぜ込んだブルマンブレッドなどという珍しいものもある。シナモンロールは北欧スタイル(ねじってカット)、ベニエ(イースト発酵のドーナツ)、季節の野菜をのせたピッツアのアレンジが豪快で楽しい。 パン作りにおいてイーストか、天然酵母かの良し悪しも著者の見解が述べられていて興味深い。サンドイッチにする具は千切り人参、スプラウト、レタスが基本で、モリモリした見栄え。巻末にちょこっと具の順番とカット、グラシン紙で包む(ラップではない)手順に注目。封筒包みにした左右をテープで留め、上からかぶせた先頭はテープで留めた間に挟み込む。なるほど…! 基本的にはパン作りの本であるが、サンドイッチの具の色合いがとても美しい。 ちなみに、著者のお店は奈良にあるそうだ。すごいなあ、こんなのがお店で出てくるのか。ちなみにお店のtwitterで並んでない速報、雨で割引情報などを告知している。 https://twitter.com/miasbread3
Posted by
- 1