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ウラからのぞけばオモテが見える の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2020/12/02

オオキさんのセンスが好きです。 まずnendo って社名が最高の作品ですよね。ガムとかも、オオキさんデザインのものを選んでしまうよ。生み出されるまでのストーリーを知っているからってのもあるだろうけど。 ウラからのぞいて、オモテが見えるような思考能力を育てたいです。 【本文より...

オオキさんのセンスが好きです。 まずnendo って社名が最高の作品ですよね。ガムとかも、オオキさんデザインのものを選んでしまうよ。生み出されるまでのストーリーを知っているからってのもあるだろうけど。 ウラからのぞいて、オモテが見えるような思考能力を育てたいです。 【本文より】 ・「新しい道」を見つけることによって、クライアントに価値を提供するのがデザイナーの役割。P2 ・短期的な利益以上に重要なのは、企業や商品の価値を高めたり、同じ企業の別の商品の売り上げが伸びたり、社内の意識改革や業界全体の活性化がなされることです。P9 ・それがどういった意図や思いで作られたのか、そしてそれがどのような価値を将来にもたらすのかを伝える努力をしないといけません。『現在』だけでなく、『過去』と『未来』も含めた時間軸の『面』です。P13 ・自分たちで120%納得できないものはあ、クライアントを100%満足させることは絶対できない。P152 ・今まで守るべきものと信じて固執してきたことが、実は守らなくていいものだったりすることがけっこうあるP176 ・当たり前のプロセスを当たり前とせず、「通常の逆」を老舗の企業が歓迎している状況からもうかがえるように、思考のブレークスルーが求められる時代なのである。P177 -アイデアをフル活用する3ステップ- 1. アイデアを実現するための環境や状況を「耕す」業務 2. アイデアをクライアントとともに「育てる」業務 3. アイデアを実現するために「収穫する」業務

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2020/11/25

デザイナー佐藤オオキさんの、デザインする上での思考法と行動術をまとめた本。彼の本は4冊目なので、他の本で既に読んだ内容も多かった。 ・nendoが考えるデザインとは日常の中の小さな気付きであり、小さな違和感を掬い上げ共有すること。 →頑張ればがんばるほどアイデアは逃げていく。全...

デザイナー佐藤オオキさんの、デザインする上での思考法と行動術をまとめた本。彼の本は4冊目なので、他の本で既に読んだ内容も多かった。 ・nendoが考えるデザインとは日常の中の小さな気付きであり、小さな違和感を掬い上げ共有すること。 →頑張ればがんばるほどアイデアは逃げていく。全体や周囲をボヤッと見ることで魅力的なアイデアを探し出していく。 ・見せたいものは「隠す」 →全部を見せてしまうと人々の興味を引きにくい。過剰とも言える情報に囲まれた現代では、多くの人に希求されている感覚。 ・ゆるめに作る →変化が激しい現代においては物や状況を固定化してしまうことはリスク。「ゆるく」まとめられたデザインは、変化を受け入れその都度鮮度の高い楽しみ方を提供できる。 ・ものを使っていない状態のシーンを考える ・アイデアを実現するための状況を「耕す」+クライアントとアイデアを「育てる」+実現のために「収穫する」、の3ステップが確実に行われなければ折角生み出したアイデアをフル活用することができない。

Posted byブクログ

2020/06/22

以前読んだ佐藤オオキさんの「問題解決ラボ」が面白かったので、妻に共有したらなんと別の本を持っていたので読んでみた。 読めば読むほどデザイナーに興味がわいていく。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 自由に視点を移動できるようになれば、凝り固まったものの見方から解放される...

以前読んだ佐藤オオキさんの「問題解決ラボ」が面白かったので、妻に共有したらなんと別の本を持っていたので読んでみた。 読めば読むほどデザイナーに興味がわいていく。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 自由に視点を移動できるようになれば、凝り固まったものの見方から解放される。

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2017/09/18

佐藤オオキさんは、深澤直人さん、吉岡徳仁さん、佐藤可士和さんと並んで大好きなデザイナーです。 最近では一番気になる方かも。デザインした製品の数々の写真もふんだんに載っていて、楽しくなる一冊でした(^ ^)

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2017/03/29

藤オオキ nendo デザイナーの仕事は、「奇抜な形を作る」ことでも、何かを「カッコよく見せる」ことでもない。  →問題解決のための「新しい道」を見つける作業 1つの商品の売上を上げる → それほど難しい事ではない。(短期的な利益) 企業や商品のブランド価値を高めたり、同じ企業の...

藤オオキ nendo デザイナーの仕事は、「奇抜な形を作る」ことでも、何かを「カッコよく見せる」ことでもない。  →問題解決のための「新しい道」を見つける作業 1つの商品の売上を上げる → それほど難しい事ではない。(短期的な利益) 企業や商品のブランド価値を高めたり、同じ企業の別の商品の売上が伸びたり、社内の意識改革、業界全体の活性化され、長期によって価値が生み出していくために企業の総合的な価値を広げていく必要がある。 思わず手に取りたくなった。くすっと笑える。そんなちいさな事でいい。 デザインとは問題を解決する手段。その方法論にデザイナーの個性が表れる。  →デザイナイーと一緒に問題を点を確認する作業からはじめる。 量販店ではなく、海外のミュージアムショップやデザインショップなどの人気のリテールショップで販売される商品を開発し販路を広げる。 「お客様が買ってくれることを実現する事がデザイナーの仕事。そのことが成功しないと意味がない。アーティストとは違う」 イタリアのメーカーの伝統的なロイヤリティーは下代価格の3%

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2017/01/02

アイデアの出し方を、実例を交えて興味深く記載している。ただ、自分の生活に応用できるかは別問題だと思う。

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2016/09/18

佐藤ナオキ(nendo)のデザイン本。サブタイトルは「10の思考法と行動術」本書のほとんどが、サブタイトルとなっている「10の思考法」の解説と実績集となっているが、それよりも、最終章の「行動術」が示唆や応用性に富んでおり価値が高い。及第点の品質を量産するのがプロであること、顧客の...

佐藤ナオキ(nendo)のデザイン本。サブタイトルは「10の思考法と行動術」本書のほとんどが、サブタイトルとなっている「10の思考法」の解説と実績集となっているが、それよりも、最終章の「行動術」が示唆や応用性に富んでおり価値が高い。及第点の品質を量産するのがプロであること、顧客の期待に貢献すること、プラットフォームを作って品質と量産性を担保すること、そのプラットフォームにおいてキーパーソンの役割、などなど。

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2016/09/04

1「面」で考える 2一歩「下がる」 がんばればがんばるほどアイデアは逃げていってしまうもの。目的意識を持つ、つまりアンテナをはってしまうと、自分自身の周囲にバリアを作ることになってしまい、周りを見えにくくしてしまう ①退屈なルーティンワークを楽しむ ②がんばってアイデアを探...

1「面」で考える 2一歩「下がる」 がんばればがんばるほどアイデアは逃げていってしまうもの。目的意識を持つ、つまりアンテナをはってしまうと、自分自身の周囲にバリアを作ることになってしまい、周りを見えにくくしてしまう ①退屈なルーティンワークを楽しむ ②がんばってアイデアを探さない/アンテナをはらない ③物事に焦点を絞らない 3「違和感」を生む 4均衡を「崩す」 ①要素を削ることで一度均衡を崩し、そのうえで補完していく ②ものごとの境界線を曖昧にすることで均衡を崩し、かつてなかった発想を喚起する ③構成要素のバランスを特定部分に特化させて崩し、そのことで個性をもたらす ④全体におけるバランスの強弱を変えることで、新たな機能を発見する 5見せたいものは「隠す」 ①視点の一部を遮ることで、視線をより遠くに導く ②要素の一部を削ぎ落とすことで、メッセージをより明快にする ③周囲を隠してマスキングすることで、対象物を強調する ④反転させることで、伝えるべき表側の情報に目を向けてもらう 6「ゆるめ」につくる 7とにかく「集める」 8「休み時間」に休ませない 9「他人丼」を見つける 「一歩引く」は引き算、「集める」は掛け算、「休み時間」を割り算とするなら。「他人丼を見つける」のは因数分解と足し算 10そこにあるものを「使い回す」

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2016/09/08

質の高いプロダクト、インテリア、グラフィックを提案し常時250を超えるプロジェクトに挑む佐藤オオキ/nendoの思考と行動のすべてを1冊に凝縮!

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2015/11/08

nendoのオオキさんが好きで、nendoの動向が気になるからなんとなくチェックしてしまう。 『ネンドノカンド』でも取り扱われていたデザインもおさえつつ、とても簡潔でわかりやすい語り口でまとめられている。オオキさんが「左脳系デザイナー」というのも納得で、だからこそ、格好だけでな...

nendoのオオキさんが好きで、nendoの動向が気になるからなんとなくチェックしてしまう。 『ネンドノカンド』でも取り扱われていたデザインもおさえつつ、とても簡潔でわかりやすい語り口でまとめられている。オオキさんが「左脳系デザイナー」というのも納得で、だからこそ、格好だけでないデザインができているのだとわかる。 デザインの手法を一つずつ紐解きながら解説していく本書は、デザインは、地に足がついていないような存在では決してなく、少し身近な存在にも感じられる。 イリュージョン的な要素はほとんどないかなぁ。

Posted byブクログ