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知の最先端 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2023/05/22

知性の鋭さや有識者として話題性のある7人の著名人とのインタビュー形式で綴られている本です。 混沌とした時代を生き抜くために、私たちはどのような視点を持つべきなのか、、専門的で鳥瞰的な鋭い示唆でこれからを生き抜く叡智となる武器を提供してくれます。

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2023/04/27

約10年前の本で「中国は長続きしない」との言説が散見されるが、実際には長続きしないどころか、膨張し続けており、米と覇権争いをするようにまでなってきている。 将来予測というのはアテにならないものだなあと思うのだが、これからはどうなるかはわからないので、予測が外れたとも言い難い。ウク...

約10年前の本で「中国は長続きしない」との言説が散見されるが、実際には長続きしないどころか、膨張し続けており、米と覇権争いをするようにまでなってきている。 将来予測というのはアテにならないものだなあと思うのだが、これからはどうなるかはわからないので、予測が外れたとも言い難い。ウクライナ情勢も含めて、これからが民主主義と権威主義のホンキの戦いになるのかもしれない。

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2022/11/18

2022年11月18日 読了  6人の「知の最先端」を走る論客へのインタビュー。 残念ながら、現在読むと内容が古いものも見られるが、これら6人の先生方が語る内容にはどれも普遍性を帯びているので参考になる内容である。  特に印象に残ったのはシーナ・アイエンガー先生。 視力を失っ...

2022年11月18日 読了  6人の「知の最先端」を走る論客へのインタビュー。 残念ながら、現在読むと内容が古いものも見られるが、これら6人の先生方が語る内容にはどれも普遍性を帯びているので参考になる内容である。  特に印象に残ったのはシーナ・アイエンガー先生。 視力を失ったことなどもきっかけとなり「選択」のことを研究されている。  日本と異なり、失敗したときに「セカンドチャンス」を与えるアメリカのこと、日本人は「仕方ない」というが、今やれることがあるはずでそれに全力を尽くすべきであること等。  なお、ノーベル文学賞をとられたカズオイシグロ氏のインタビューも。「わたしを離さないで」の作品をかかれるときに考えていたことなどを喋っている。ああ、本当に長い時間を使って構想されたのだなと感動した。

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2022/05/24

7名の知の巨人にインタビューしまとめたもの。 世界的な知性を持つ1人1人は専門家でありながら、多くの分野において自分の意見を持っているということ、意見の正確さまで客観的に評価できるということに驚いた。 本書では、様々な分野に話題が及び、自分が知らないことを自覚できたことがよかった...

7名の知の巨人にインタビューしまとめたもの。 世界的な知性を持つ1人1人は専門家でありながら、多くの分野において自分の意見を持っているということ、意見の正確さまで客観的に評価できるということに驚いた。 本書では、様々な分野に話題が及び、自分が知らないことを自覚できたことがよかった。

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2022/02/03

7名の知の巨人の話をまとめたもの プロローグに以下のことが述べられています。これが結論?  ・学問が細分化されているからこそ、全体像を把握する能力が求められている  ・「知の体系」を身につけるためには、トップを走る人びとの「知」に触れることが最短距離である 上記をもとに、ま...

7名の知の巨人の話をまとめたもの プロローグに以下のことが述べられています。これが結論?  ・学問が細分化されているからこそ、全体像を把握する能力が求められている  ・「知の体系」を身につけるためには、トップを走る人びとの「知」に触れることが最短距離である 上記をもとに、まとめただけで一貫性にかけているように思えました。 気になった言葉は次です。 ・日本は本当にセカンドチャンスを与えない文化です。 ・東アジアのバランス・オブ・パワーは中国の軍事費の急速な増加に伴い、すでにかなり変化しています。 ・日本にあるのは「輸出主導の大企業」と「守られた中小企業」です。効率の悪いビジネス環境が温存されていて、これをいかに変えていくか。日本にとってのチャレンジと思います。 ・日本が常任理事国入りを果たそうとすることはムダな努力であり、もっと有用なことにエネルギーを割くべきです。まずは、経済の立て直しに専念すべきです。 ・わずかなあいだとはいえ、民主党が政権をとったことは自民党にとってよかったことです。 ・知識と情報が経済を動かす駆動力であることを最初に発表したのは、ピーター・ドラッカーです。 構成は以下です。 プロローグ 第1章 その「選択」があなたの人生を変える シーナ・アイエンガー 第2章 共産中国の正統性が失われる日 フランシス・フクヤマ 第3章 国家の繁栄は「政治制度」がもたらす ダロン・アセモグル 第4章 製造業の常識を破壊する「メイカーズ革命」 クリス・アンダーソン 第5章 オリンピックで倍増する東京の魅力 リチャード・フロリダ 第6章 日本は「イノベーションのジレンマ」の最先進国だ クレイトン・クリステンセン 第7章 愛はクローン人間の悲しみを救えるか カズオ・イシグロ

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2020/08/12

まさに知の最先端を行く天才たちのインタビュー集。 それぞれの専攻を軸に世界を見ている人達の言葉には感化される所が大きい。そもそも世界を見るに値する大きな軸を得ているところが知的の所以。 日本語でインプットし、日本語でアウトプットしている私には持ち得ない高い視点を教えてくれた。 経...

まさに知の最先端を行く天才たちのインタビュー集。 それぞれの専攻を軸に世界を見ている人達の言葉には感化される所が大きい。そもそも世界を見るに値する大きな軸を得ているところが知的の所以。 日本語でインプットし、日本語でアウトプットしている私には持ち得ない高い視点を教えてくれた。 経済のこととか私何も知らないんだなあ… しかし、これが新書で発行されたのは2013年。 この中で語られた東京オリンピックは2020年に行われないし、中国共産党は2018年に国家主席の任期2期10年という制限を撤廃した。 想像もしない変化が起こる未来を、私達は受け入れるしかないが、知性を持ってせめて恐れずにいたい。

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2019/05/19

蔦屋 ●クリステンセン ●エンパワリングイノベーション 高価なものを手頃な価格に変える;T型フォード ●持続的イノベーション;古い製品が新しい製品に置き換え プリウスが売れると、カムリが売れない、ゼロサムゲーム ●エフィシェンシーイノベーション;すでにある製品をさらに効率よい、...

蔦屋 ●クリステンセン ●エンパワリングイノベーション 高価なものを手頃な価格に変える;T型フォード ●持続的イノベーション;古い製品が新しい製品に置き換え プリウスが売れると、カムリが売れない、ゼロサムゲーム ●エフィシェンシーイノベーション;すでにある製品をさらに効率よい、手頃な価格にするためのイノベーション;会計ソフト,ネット保険など ●未来をアウトソーシングしてはいけない

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2018/11/04

・民主主義国家に欠かせない三つの柱…「統治能力」「法の支配」「説明責任」 ・国家が持続的に繁栄するためには「収奪的」ではなく「包括的」な政治制度が必要 ・「収奪的」な社会…「少数の人に政治権力を集中させる政治制度」「政府の統治が行き届かない無法状態」 ・日本経済はマクロ政策に頼り...

・民主主義国家に欠かせない三つの柱…「統治能力」「法の支配」「説明責任」 ・国家が持続的に繁栄するためには「収奪的」ではなく「包括的」な政治制度が必要 ・「収奪的」な社会…「少数の人に政治権力を集中させる政治制度」「政府の統治が行き届かない無法状態」 ・日本経済はマクロ政策に頼りすぎる。それより、新規事業が生まれやすい環境の整備が重要だ ・クラウドコンピューティング…かつては手元で管理していたハードウェア、ソフトウェアやデータを、インターネットなどのネットワークを通じて利用するサービス ・すべてのことをアウトソーシングしないことが重要。自社が将来成功するために必要な能力は必ず社内に残しておく、といったような判断が必要 ・報酬や企業方針、管理方針などの「衛星要因」を改善しても不満が少なくなるだけ。仕事に対する真の満足をもたらすのは、自己成長、他社からの評価、仕事への貢献度といった「動機づけ要因」 ・人はたとえ苦痛であったり、悲惨であったり、あるいは自由でなくても、小さな狭い運命のなかに生まれてきて、それを受け入れるもの。大きな視点をもって、現状から脱出する勇気をもった状態で生きていない

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2018/10/28

【由来】 ・確か図書館の新書アラート 【期待したもの】 ・「知の逆転」が結構面白かったので、似たような面白さを期待した。 【要約】 ・ 【ノート】 ・

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2018/08/30

カズオ・イシグロ氏のノーベル賞受賞で、氏のインタビューが載っているというので購入。2013.11月発行だが氏の受賞にあわせ増刷されオビが氏の顔写真になっている。氏のは「わたしを離さないで」の発売の頃のインタビューだと思う。「文学界」2006年8月号に掲載の記事を加筆。 その他6...

カズオ・イシグロ氏のノーベル賞受賞で、氏のインタビューが載っているというので購入。2013.11月発行だが氏の受賞にあわせ増刷されオビが氏の顔写真になっている。氏のは「わたしを離さないで」の発売の頃のインタビューだと思う。「文学界」2006年8月号に掲載の記事を加筆。 その他6人。

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