じつは、わたくしこういうものです の商品レビュー
あまり世間に知られていない、ヘンテコリンな職業についた人々へのインタビュー集です。〝秒針音楽師〟や〝三色巻紙配達人〟はたまた、冬眠図書館の〝シチュー当番〟などなど、ここで紹介されている18の職業は、どれも夢のあるロマンチックなものばかり。掲載されている写真の表情からは、仕事に対す...
あまり世間に知られていない、ヘンテコリンな職業についた人々へのインタビュー集です。〝秒針音楽師〟や〝三色巻紙配達人〟はたまた、冬眠図書館の〝シチュー当番〟などなど、ここで紹介されている18の職業は、どれも夢のあるロマンチックなものばかり。掲載されている写真の表情からは、仕事に対するちょっとした誇りと、満足感が見てとれます。とても詩的で、小さな物語を聴いているようでした。
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吉田篤弘名義の文庫はちょくちょく読んでいたが、クラフト・エヴィング商會名義の方は手を出していなかった。最近、小川洋子との共著で新刊が出ると聞いて、試しに1冊購入。 基本的なテイストは吉田篤弘名義の小説と変わらないが、この本はよりビジュアルを重視した構成になっている。小川洋子の写真...
吉田篤弘名義の文庫はちょくちょく読んでいたが、クラフト・エヴィング商會名義の方は手を出していなかった。最近、小川洋子との共著で新刊が出ると聞いて、試しに1冊購入。 基本的なテイストは吉田篤弘名義の小説と変わらないが、この本はよりビジュアルを重視した構成になっている。小川洋子の写真が出てきた時は驚いたw 写真のモデルは本職の人ではなく、編集者やデザイナーなど、著者の親交のある人たち。皆さん非常に良い笑顔で写真を眺めているだけでも楽しい。 ちくま文庫から出ている分も買ってみよう……問題はどのタイミングで買うか、なのだが。
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装幀 デザインもされているご夫妻のエディトリアルの感性と、つむじ風食堂シリーズの著者でもある旦那さんの文章。センスが詰まった本でした。しらっとフルカラーなんで文庫の割に少々お高いんですが…
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