じつは、わたくしこういうものです の商品レビュー
架空の職業に就く人々を紹介。 「月光密売人」「果実勘定士」「時間管理人」…。 そもそもよくこんな「職業」が思いつく。 架空の人達へのインタビュー集。 なんとなく溜まった疲れが少し抜けた気がする。
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聞いた事もないような職業の人達を 集めて語って写真を撮った本。 どういう職業なのか、何をしているのか。 不思議で楽しそうで、大変そうな職業ばかり。 一体それはどこにあって、どう仕事を頼めばいいのか 謎すぎるものばかり。 が、しかしこれ、本当にあるわけではなく 架空の不思議な職...
聞いた事もないような職業の人達を 集めて語って写真を撮った本。 どういう職業なのか、何をしているのか。 不思議で楽しそうで、大変そうな職業ばかり。 一体それはどこにあって、どう仕事を頼めばいいのか 謎すぎるものばかり。 が、しかしこれ、本当にあるわけではなく 架空の不思議な職業話。 最初の方では、こんな職業あるのか、が これはなんだか…あれ? になってきます。 決定的なのは、電球のソケット。 さすがにこれは無理無理w とはいえ、あったらとても楽しそう、と 思わずにいられない職業ばかり。 いつか、これを見た『誰か』が、どれかをしてくれないかと 期待してしまいます。 ちなみに、最後の職業かなり大プッシュ!w
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あったら面白いだろうなという職業から夢があるなぁ。と感嘆してしまうものまで18の職業紹介。 さすがにこれはというものにツッコミをいれながら読み進めるのは思いのほか楽しかったです。
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展覧会で購入。 大人が本気で遊んでる感じが大好き。 チョッキ食堂やらシチュー当番やら。 その“人”からインスピレーションを受けてこの“嘘”のインタビュー集が生まれたというのがまた、良い。 そして小川洋子さん…!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あとがきに「日常があるから架空が際立つんです。日常をないがしろにしてはいけません。」とある通り、普段のちょっとした小さな発見から紡ぎだされる物語がほんとに心地よい。最後の種明かしも「あ、この人ってあの人なのか~」という感じで楽しめました。
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冬眠図書館のシチュー当番になりたい。 白シャツ工房の職人も捨てがたい。 仕事の合間にバリトン・カフェに行きたい。 どこかにあってほしい、いてほしい人たちの話。
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クラフト・エヴィング商會らしい、ふうがわりなお仕事にたずさわる人々への架空インタビュー集。言葉の端々に、あぁ、と膝を打ちたくなる真理が見え隠れしていてぐっとその世界にひきこまれる。 同系統のこれまでの作品と大きく違うのが実在の人物をモデルにした写真を使っている点で、そこが冒険でも...
クラフト・エヴィング商會らしい、ふうがわりなお仕事にたずさわる人々への架空インタビュー集。言葉の端々に、あぁ、と膝を打ちたくなる真理が見え隠れしていてぐっとその世界にひきこまれる。 同系統のこれまでの作品と大きく違うのが実在の人物をモデルにした写真を使っている点で、そこが冒険でもあり、微妙な部分でもあり・・・写真がイマジネーションをふくらませてくれることもある一方で、なりきれていない中途半端さを感じてしまう場合もあり・・・巻末の「じつは、わたくし本当はこういうものです」との対比はそれはそれでおもしろかったけれど、全体としていつもの完結した感じではないなあと思った。
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タイトルそのまんまだ。本編で「実はわたくし...」スタイルではじまる架空の職業紹介もいいけれど、どちらかというと最後タネ証し的にされる紹介が粋。流石、クラフト・エヴィング劇場というだけのことはある。
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書店で手にとってパラパラとめくり、しばらく迷って買って、でも、結局読めない。何度も繰り返している。 手にとってパラパラとめくり、そのまま元に戻す。 どうやら、認めたくはないけど、「クラフトエヴィング商會を好きな私を見て」ですね、これ。 見栄や背伸びがヒトを成長させることについて、...
書店で手にとってパラパラとめくり、しばらく迷って買って、でも、結局読めない。何度も繰り返している。 手にとってパラパラとめくり、そのまま元に戻す。 どうやら、認めたくはないけど、「クラフトエヴィング商會を好きな私を見て」ですね、これ。 見栄や背伸びがヒトを成長させることについて、大いに結構と思ってはいますが、十数年ぶりにクラフトエヴィング商會を手にとって感じたのは、「これは都会人の趣味、ずらしを楽しむポストモダン的価値観」ということ。 今の私の興味関心はそこにはないようです。
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バリトンカフェがあるならば、アルトのカフェもほしいよね。 カフェオレをボウルでだしてほしい。 巻末のネタバレ(?)は、興味深い反面、急に内輪話っていうレースのカーテンを引かれたような気分になったな。
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