野分荒ぶ の商品レビュー
忠兵衛の首を望む鬼六。 御前は、藩の財政の立て直しと天秤にかけ苦渋の選択を。 いくつかの定置網をつくり、生簀を整備した船をいくつも作り、鬼六は、魚河岸の価格破壊をしだす。 幕府に要請するも老中あたりで握り潰される。 忠兵衛は旧藩か、佃屋、魚河岸の旦那衆か。 どちらの立場に?
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返り忠兵衛江戸見聞シリーズ、11作目。 波乱の第十一弾、という裏表紙の文句の通り、今作は久しぶりに波乱の展開。今までがあまりにものんべんだらりとした展開で続いていたので、ようやっと、といったところ。にしても、彼の方の裏切りは意外だった。気持ちが全く分からないではないけども。終盤...
返り忠兵衛江戸見聞シリーズ、11作目。 波乱の第十一弾、という裏表紙の文句の通り、今作は久しぶりに波乱の展開。今までがあまりにものんべんだらりとした展開で続いていたので、ようやっと、といったところ。にしても、彼の方の裏切りは意外だった。気持ちが全く分からないではないけども。終盤の忠兵衛危機一髪の場面で、颯爽と登場する浅井さんに胸熱。このシリーズ、忠兵衛より断然浅井さんの方が格好良く出来ているんじゃなかろうか。
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第十一弾 遂に御前は藩財政立て直しの為天名の鬼六と手を組み、忠兵衛抹殺に心ならずも加担、送られた刺客は幼馴染 野分と国を脱出した紗智は?
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L 返り忠兵衛江戸見聞11 前作で身辺整理というべく忠兵衛の周りの女どもが一層された所為で出てくるのは男ばかり。久々の喧嘩仲裁はなくてもよかったけど、これは必須なのか…。さすがに11作にもなると大体の流れは読めてきて、この人死ぬな、とと思うと案の定。このパターン、是非崩して欲...
L 返り忠兵衛江戸見聞11 前作で身辺整理というべく忠兵衛の周りの女どもが一層された所為で出てくるのは男ばかり。久々の喧嘩仲裁はなくてもよかったけど、これは必須なのか…。さすがに11作にもなると大体の流れは読めてきて、この人死ぬな、とと思うと案の定。このパターン、是非崩して欲しい。後半は浅井さん一家の予期せぬ合流があったりして面白かった。今回ほとんど出てこなかった人がいることを考えると巻によって偏りが大きいのが難点。もっと満遍なく使ってくれないと忘れちゃうよ。
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