悪と仮面のルール の商品レビュー

中村文則(著者)

2014/03/12

ひさしぶりの文則san。☆５更新です。
邪の家系を断ちきり、少女を守るために。会わない時間が彼女の幸せを保証する－。「白夜行」を彷彿とさせる展開。冒頭の刑事の手記から、ラストシーンまで☆increasing。文則sanの悪の系譜、追い続けます。

2014/03/16

人間と猿の違いほど、人間と人間に違いはない。 何かを諦める傾向を脳からなくす 久喜捷三 名古屋市の郊外 家政婦
シュプレヒコール １。ﾃﾞﾓや集会などで､参加者らが訴えやｽﾛｰｶﾞﾝを繰り返し合唱すること２。舞台で一団がひとつの台詞を合唱する形式で進行する形式の演劇のこと｡ 名古屋市中村区の高校 探偵 詐欺 3000万 矢嶋孝之 赤ん坊 トイレ 臍の緒 タオル 存在 ハッピーエンドで終わる何かの物語 会田 主体性ない 100%で郷ひろみの物真似 フョードル・ドストエフスキー 三万人の中の一人として 整形 新谷弘一 幸福とは閉鎖だ 意識は無意識の奴隷 クロタマゴテングダケ 小西あずさ 覚醒剤 桑田のカーブ 阪神ファン テロ 便乗犯 ルール違反 復讐 ナイーラ 駐アメリカ大使の娘 JL ラームラ 原子力発電所 伊藤 あんな無茶苦茶なロジックで何だかんだイラク戦争ができてしまう 善意の暴力の沸騰 アメリカの軍需産業は大喜び 建設ラッシュ 消したくない記憶があるから生きる アフリカの少年兵 ニット帽 肯定 ヘアバンド 吉岡恭子 でも、あなたはここにいるでしょう？ 久喜幹彦 脆弱なシステム 利権 恋愛小説

2014/02/28

実に完成されたもので、綺麗にまとまっており、今まで読んできた作品たちにはないスッキリ感があった。強い生を感じた。実に良かった！と読み終えた瞬間思った。
香織と主人公が車内で話す場面はとても切なくて、儚くて、良かった。作者のあとがきにもあったが、壮大で緻密に練られた恋愛小説だと思った。

2014/02/26

中村文則にしては珍しくポジティブなエンディング。彼があとがきに記しているようにミステリーの形をとった純愛小説に近い。後半やや失速するがエンターテイメントと文学が高いレベルで融合した良作だった。彼が世界で評価されているのも納得できる作品。

2014/02/22

いやあ、よかった。
一気読み必至。
こういうのよ、こういうの。久しぶりにこういうのが読みたかったんよ。

でもやっぱ中村文則は新潮文庫で読みたい感は否めない。あっちのが字体がええよね。（回し者感：強）

2014/02/02

東野圭吾さんの「白夜行」と同じ匂いのする話。
テーマ的には、大好きです。

終わった後のモヤモヤ感をもう少しなくしてほしい

2014/01/02

少々作為的かな、つまり思考が走り過ぎていて物語に上手く昇華できていない感がする。
人間にとって「悪」とは何なのか、この作家の主題の一つと思われるが、この作品に限ってはそれほど効果的に表現しきれていない。
ちょっと設定に拘泥し過ぎたか？

2013/12/10

圧倒的な悪意のミステリー
だけど、これは恋愛小説なのかも
殺人のあとの恐ろしいくらいに
暗い苦しみや、つらさがつらい
宮本輝さんの『避暑地の猫』
東野圭吾さんの『百夜行』が思い浮かぶ
人の悪意と善意は紙一重
３作とも、ストーリーが似ている訳ではないけど
同じ匂いがするような気がしました

面白いというのとはちがうけど
すごく好きな小説です

2013/11/10

最近、ストーリーが明確で判りやすいです。
邪悪って何？とか悪意を育てられた主人公をみて、
脳噛ネウロのSIXを思い出した。