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ITAN(16号) の商品レビュー

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2013/10/16

 今月は雑誌からなにか横っ面を叩かれるような印象を受けました。女性らしい激情がそれぞれの作品で描かれていたからかな。  感情が振れきれるとき。キャラクター達がガツンと感情を出す時ってこちらがわにもある程度のダメージというか衝撃も伝わってくるものだなと今号で再確認されました。それ...

 今月は雑誌からなにか横っ面を叩かれるような印象を受けました。女性らしい激情がそれぞれの作品で描かれていたからかな。  感情が振れきれるとき。キャラクター達がガツンと感情を出す時ってこちらがわにもある程度のダメージというか衝撃も伝わってくるものだなと今号で再確認されました。それは「昭和元禄落語心中」の助六の呪いや「千年万年りんごの子」の雪之丞の怒り、「梅鴬撩乱」の晋作の弱さ、「テンペスト」の姫の嘆きなど今回は激情が中心だと思わせてくれるほどキャラクター達の様々な感情が見受けられました。他にも、女の子が実に可愛いのに内容がなんだかとても思春期臭さ溢れる「夢見る案山子」や肉体NO幽霊OKな元二が今回も躍動する「幽霊な彼女と心霊な僕」、「まつるかみ」のかよこの抗う目も激情といえる描写でした。能面顔で世界観を作るのもいいですが、時にこうした激しさはキャラクターの魅力をグッと引き上げるから好きです。  「ホテルサラマンダー」、「余命20000000」が巻末にあるのもなんだかそういった部分をカバーするようで面白いですね。なんだかホッと読み終えれます。刺激と安穏が混在する面白い号でした。

Posted byブクログ