柚子の花咲く の商品レビュー
いつもの葉室作品と同じ真っ直ぐな心を持つ武士の生き様に、人を育てるというエッセンスを加えたところが特徴的。 人を育てる喜びを痛感する年齢になっているので、読み終わって心が洗われた気持ちになります。
Posted by
昔の人は不器用。現代はもっとドロドロと思う。想い人がいても許嫁と結婚しないといけない。子供達を思う気持ちが美しい。
Posted by
師への恩と友情と恋愛が織り成す物語でとても懐かしさを感じさせるような内容でした。桃栗3年柿8年と言う言葉も久しく聞いていなかったのでとても新鮮に感じた。懐かしさと同時に日本人として大事にしたい心が詰まっているように感じました。
Posted by
恥ずかしながら、この歳になるまで桃栗三年柿八年に続き句があったと知らなかった。 どうやら後の句は前の句との対比で良い意味では使われないようだけれど、「・・・で花が咲く」と繋げれば苦労の甲斐があるというものだ。 葉室さんの小説はまだ3 冊目だけど、今回も真っ直ぐに生きることの大切さ...
恥ずかしながら、この歳になるまで桃栗三年柿八年に続き句があったと知らなかった。 どうやら後の句は前の句との対比で良い意味では使われないようだけれど、「・・・で花が咲く」と繋げれば苦労の甲斐があるというものだ。 葉室さんの小説はまだ3 冊目だけど、今回も真っ直ぐに生きることの大切さを教えられた。 そして最後は解説で江上さんが書かれているように、心に青空が広がっている。他の作品では、どんな青空を見せてくれるのだろう。ワクワクが止まらない。(o^^o)
Posted by
とっても良かった! 時代物ミステリー+武士の生き様といった大好きなテーマ。 ストーリとしては、 村塾の教師の梶与五郎の遺骸が発見されます。 その教え子である日坂藩士の筒井恭平と穴見孫六は与五郎が殺された真相を追う事になります。 与五郎の死の裏側には鵜ノ島藩との干拓地にまつわる覚...
とっても良かった! 時代物ミステリー+武士の生き様といった大好きなテーマ。 ストーリとしては、 村塾の教師の梶与五郎の遺骸が発見されます。 その教え子である日坂藩士の筒井恭平と穴見孫六は与五郎が殺された真相を追う事になります。 与五郎の死の裏側には鵜ノ島藩との干拓地にまつわる覚書にあるとみて、その覚書を探すのと同時に、その死の真相に迫ります。 そのさなか、孫六も殺されてしまう事に。 覚書は誰が持っているのか? 誰が殺したのか? その死の真相は? このミステリー仕立てのストーリ展開に加え、恭平をはじめ、与五郎の教え子達の心の絆が語られます。 与五郎が子供達に伝えたかったこと。 当時の子供たちの想い、青春、そして、生き様。 結果、徐々に明らかになる様々な謎、さらにそこに秘められた悲哀。とっても良いです。 また、主人公である恭平が面白い。 時代劇によく出てくる格好よく寡黙な剣豪というわけでなく、どちらかというとドジキャラ。 鵜ノ島藩に潜入しては、命からがら脱出してきます。 そんな恭平ですが、最後はビシっとしめてくれるところも素晴らしい。 桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く。 とってもお勧め!!
Posted by
題名は素敵です、でも葉室麟さんの作品をかなり(16冊)読み込んでおりますと「おんなじだなあ」と思うような展開になりますのはしょうがないのでしょうか。 ストーリはよくできています。子どもの頃村塾で教わった懐かしい先生が非業の死をとげ、真相を追う成人した教え子たちの死闘。先生の教え...
題名は素敵です、でも葉室麟さんの作品をかなり(16冊)読み込んでおりますと「おんなじだなあ」と思うような展開になりますのはしょうがないのでしょうか。 ストーリはよくできています。子どもの頃村塾で教わった懐かしい先生が非業の死をとげ、真相を追う成人した教え子たちの死闘。先生の教えがじわっときいてくる、ほのぼのとした後味。 「・・・ワールド」ってよく言いますが、それをマンネリ化させないのが作家の腕の見せ所、作家にとっては苦しいところなんでしょうけど。といってももうお作品は増えないのですから読者というのは我儘ですね。
Posted by
先日「色の博物誌」展で備前の国絵図を見て来たところだったので、児島湾の干拓地の所属争いがモチーフになっているのかなと勝手に想像した
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやーーーーー葉室さん!!!! ほんと好きです。 梶先生の死の謎、その名誉挽回のために敵方へ何度も潜入する主人公恭平。 色気ある琴やおようといった美女が華を添え、時代物ミステリーは様々な思惑の中で渦巻いていく。。。。 魅力はやはり恭平のキャラクターだ。 ありがちなイケメンとか侍の中で最強とかそういったチャチなイメージを持たされることなく、でもしたたかで信頼できる、小柄な男。飄々としていて、本人は気づいてなかったけど賢いおようをはじめ皆に頼られ、愛されている。 桃栗三年柿八年、柚子は九年で花が咲く。 「われわれは先生が丹念込めて育ててくださった柚子の花でございます。それでもお斬りになりますか。」 このセリフ、なんだか泣いちゃうね! 不器用まっすぐで、自分は失敗ばかりで、それでも子供達に懸命に教え育てたのだろう梶先生。素敵な先生だなぁ。無念の死だったけれど、生徒に慕われて、こんなに思われて、いいですね。 最後タイトルを見て、ちょっとゾワっとしちゃいました。 鳥肌。これ以外かんがえられない、最高の結末でした!!!
Posted by
9月-5。3.5点。 藩校で学問を教える武士が、隣藩との藩境問題で、 ふるさとで殺害される。 生徒だった武士が被害者の出身藩へ行き、調査。 面白かった。
Posted by
恩師梶先生が殺されたことを不信に思った主人公筒井恭平が調査をする物語。300ページほどの中に綺麗に話がまとまっており、いつものように回想シーンや物語の流れがスムーズでとても読みやすく、おもしろい。そして犯人にたどり着くまで一転二転し時代物というよりミステリーの方が合う。
Posted by
