りぼんにお願い の商品レビュー
16/07/03 未映子さんの文章好きなんですよね。エッセイはとりわけ好きなんですよね。 表紙はぶりぶりだけど中身はさっぱりシトラスな感じ。 ・うれしかったり楽しかったりすることも多いけど、でも、女の子であることで常に感じていなければならないしんどさや悔しさ、やるせなさもやっぱ...
16/07/03 未映子さんの文章好きなんですよね。エッセイはとりわけ好きなんですよね。 表紙はぶりぶりだけど中身はさっぱりシトラスな感じ。 ・うれしかったり楽しかったりすることも多いけど、でも、女の子であることで常に感じていなければならないしんどさや悔しさ、やるせなさもやっぱり多くて(男の子も男の子で色々たいへんなんだろうけど)、生きている限りはいたずらに解決なんてしないんだろうけど、でも、自分について、あるいは、女の子とその楽しさや生きづらさについて考えてみるというのは、何も考えてみないよりは、とても意味のあることだと思う。(P148-149 あとがきより)
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※このレビューにはネタバレを含みます
川上未映子さんのエッセイは大好き。彼女の頭の中や思考回路を覗いているようで楽しいし、言い回しとか、切り替えとか絶妙だし、軽いノリでありながら、物事の真髄に迫ったことをポロッと書いてたりする。 そして、根本的な思考回路や情緒がとても自分と似通っているので、読んでいてとても楽しい。 私も、頭の形や髪の毛がコンプレックスでウィッグを愛用しているし、「分かる分かる!」って勝手に親近感まで湧いてしまった。 時折、いろいろな本の作品名やくだりが登場してくるのも、本の内容を知っているので、醍醐味で楽しい。他愛もないことをお話しできたら楽しいだろうなぁ。 人生の半分について語られた章の、スヌーピーの名言も印象的だったな。 「安心っていうのは車の後部座席で眠ることさ。前の席には両親がいて、心配事はなにもない、でもね、ある時、その安心は消え去ってしまうんだ。君が前の席にいかなきゃならなくなるんだよ。そしてもういない両親の代わりに、君が誰かを安心させる側になるんだ」 ---- 人はどうあがいたって「今」を生きることしかできないわけだから、できることなら「今」と「今」に起きてる出来事を、なんとか肯定して「なんだかんだ言ったって、今が最高なんじゃないかなあ」ぐらいで過ごしてゆくのが結局いいような気がするなあ。 もちろん、生活上の色んな問題もあるけれど、それは「分子」の出来事として措いておいて、つまり「分母」のレベルで「今は基本的に最高なのだ」と思うことができれば、これはなかなかいいんじゃないかな。そうすると人生はいつだって「今」しかないから、つまりぜんぶが最高であることになって、なんか楽観的すぎてあれだけど、ちょっといい感じしませんか? -----
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先日、川上未映子さんの「りぼんにお願い」を読みました。 この本は、雑誌、「Hanako WEST」や「Hanako」で連載されていた、川上未映子さんのエッセイをまとめたもので、「同世代や、ちょっと年下の女の子たちと、おしゃべりするような気持ちで書いた」と、「あとがき」で川上未映...
先日、川上未映子さんの「りぼんにお願い」を読みました。 この本は、雑誌、「Hanako WEST」や「Hanako」で連載されていた、川上未映子さんのエッセイをまとめたもので、「同世代や、ちょっと年下の女の子たちと、おしゃべりするような気持ちで書いた」と、「あとがき」で川上未映子さん自身が書いてるように、気軽に読める感じなんだけど、でも、ときに真理をつくような言葉もあったりする(ちょっと大げさな言い方かな?)、そんなエッセイでした。
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川上未映子さんのエッセイ好きです。 小説とはまた違い、作家のさん自身の考えを知るこてができるので、エッセイは好き。
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女子にまつわる色々を語ったエッセイ集。心のどこかに"女"として生きることをしんどく思う気持ちがずっとある、というような私にとって、このエッセイはガールズトークの域を超えてじわじわ染みてきて、泣きたくなるような気持ちになった。 女として生きづらいこともあるけ...
女子にまつわる色々を語ったエッセイ集。心のどこかに"女"として生きることをしんどく思う気持ちがずっとある、というような私にとって、このエッセイはガールズトークの域を超えてじわじわ染みてきて、泣きたくなるような気持ちになった。 女として生きづらいこともあるけど楽しいことだってきっとあるのも本当で、その両方を持ちながらこれからも過ごしていくのだろうけど、それも時間と共に変化するのかもなぁと思うと楽しみなような怖いような。川上さんがおっしゃるように、今が最高!と思えればそれはとても素敵なことだ。
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女子力ってたぶんこんな感じの事を言うのだろうな…。男から見るとめんどくさいのだけれども、楽しそうにしてんだから良いのだろう。楽しそうが伝わってくる内容。
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図書館にて。 彼女は私より少し前に出産していて、私はもう前よりずっと恋愛やら浮気やらってことに興味を失っているのに、こんなにエッセイを書けるなんてすごいな、と申し訳ないけど少々飛ばし読み・・・。 いや、でも今この感想を書くにあたって読み返してみたら、今の自分でも読めるところがあっ...
図書館にて。 彼女は私より少し前に出産していて、私はもう前よりずっと恋愛やら浮気やらってことに興味を失っているのに、こんなにエッセイを書けるなんてすごいな、と申し訳ないけど少々飛ばし読み・・・。 いや、でも今この感想を書くにあたって読み返してみたら、今の自分でも読めるところがあってほっとした。 この人の独特の文体も好きなんだけど、「まじで」はどうも自分ではそんなに使わない言葉なので相変わらずちょっと違和感。 それも含めて個性ではあるんだろうけど。
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自分が近い年代だからか、この手のエッセイを書かせたら今当代髄一…というか、いま一番好きな作家です。まつげの美容液の話とかもう日常のなんでもないおしゃべりのような話なんだけど、よんじゃうしなんだか読んで楽しい気分に。 文章の上手さ、雰囲気づくりの上手さ。笑わせポイント。どれも好き。...
自分が近い年代だからか、この手のエッセイを書かせたら今当代髄一…というか、いま一番好きな作家です。まつげの美容液の話とかもう日常のなんでもないおしゃべりのような話なんだけど、よんじゃうしなんだか読んで楽しい気分に。 文章の上手さ、雰囲気づくりの上手さ。笑わせポイント。どれも好き。 なので読み終わった後も手元に置いています。
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2015/03/20 読了 痒いところに手が届かないというか少し物足りなかった。らしさがないというか。カフェ大好きおされ女子ターゲットだったからかな。
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女子のあるある、日常あるあるなエッセイ。 川上未映子さんのエッセイ好きです。すごく近くに寄り添って語りかけてくる感じで。 まだこの連載続いてるのかな?次も楽しみにしてます。
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