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素数の音楽 の商品レビュー

4.4

50件のお客様レビュー

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2026/02/01

NHKの笑わない数学で素数の話があり、新潮文庫のScience & Historyシリーズで面白そうなものはないかなと探していて見つけました。 量子革命もそうとうに面白かったですが、これも面白かったです。自分は高校レベルの数学の知識しかありませんが、ところどころ難解なと...

NHKの笑わない数学で素数の話があり、新潮文庫のScience & Historyシリーズで面白そうなものはないかなと探していて見つけました。 量子革命もそうとうに面白かったですが、これも面白かったです。自分は高校レベルの数学の知識しかありませんが、ところどころ難解なところはありつつも大部分は非常にわかりやすく読むことが出来ました。リーマン予想でゼータ関数と素数がどうしてつながるのか全く分からなかったのですが、この本を読んでようやくわかりました(もちろん表面上ですが)。面白い!と興奮しながら読める素晴らしい本だと思います。

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2025/12/30

フェルマーの最終定理という本があり、これは非常にハマった。それよりは小難しい話が多く、取っ付きにくい部分、読み取りにくい部分はあったが、厳密、厳格なる美しい数学の世界、そこに身を投じる数学者の苦闘の歴史はざくざくと読んでいても面白く感じるものがありました。

Posted byブクログ

2025/05/04

新潮文庫のサイエンス&ヒストリーシリーズの1つである。 タイトルは「素数の音楽」とあるが、中身としてはリーマン予想を中心とした数学者達の業績やその歴史的背景、意義を説明しており、同じシリーズの他書籍と同様に、非常に面白かった。 リーマン予想の概要、経緯、背景だけでなく、リーマン自...

新潮文庫のサイエンス&ヒストリーシリーズの1つである。 タイトルは「素数の音楽」とあるが、中身としてはリーマン予想を中心とした数学者達の業績やその歴史的背景、意義を説明しており、同じシリーズの他書籍と同様に、非常に面白かった。 リーマン予想の概要、経緯、背景だけでなく、リーマン自身の業績やラマヌジャンなどの名前は知っているもののどういう経歴なのかを知らなかった偉人の歴史を 知ることができ、その観点でも面白かった。 (このシリーズは全般その部分を知ることができて非常に満足している。) また、素数に関連してRSA暗号のことが出てきているが、楕円曲線暗号(ECC)についても経緯を説明しており、今まで疑問に思っていたそのメリットを知ることが出来てよかった。あと、リーマン業績を説明している章を読み終えた後には思わず、「リーマンの家政婦何やってんねん」と零してしまった。

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2025/02/04

これは非常に面白い!この本で素数のロマンを感じられる。そんな1冊になっている。 素数の謎から入り、素数の規則性を予想するリーマン予想への数々の数学者が挑戦する様が如実に描かれていた。 素数の謎を追う当時の苦悩や手計算で最大の素数を求める泥臭さ、解明した!と思うや否や先に越され...

これは非常に面白い!この本で素数のロマンを感じられる。そんな1冊になっている。 素数の謎から入り、素数の規則性を予想するリーマン予想への数々の数学者が挑戦する様が如実に描かれていた。 素数の謎を追う当時の苦悩や手計算で最大の素数を求める泥臭さ、解明した!と思うや否や先に越されたことを後から知る数学者の気持ちなど、全体的にリアルに描かれており、読者も数学者の気持ちになって物語を進めることができる。 途中に出てくる数式は難しいものであるが、物語を読み進めていくと「あぁ、こういう感じか」と素人でも理解できる仕掛け。 リーマンが残した予想を今もなお証明に向けて世界中の数学者が研究を続けたり、リーマン予想がきっかけで数学以外の分野の研究者が集まったり、(答えが載っているであろう)リーマンの黒い手帳が消えていたりと、様々なところでロマンを感じられた。

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2024/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素数を数式で表そうとした数学者の歴史である。ひとりひとりの説明が丁寧である。そしてほとんど数式を使わずに説明している。訳者があとがきで数式で説明しているのは興ざめである。素数に興味を持つ学生、生徒や児童はぜひ読んでみてほしいと思う。

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2024/11/15

こういう本を読みたかった。全然知らなかった数学の世界が、素数をキーワードに分かりやすく魅力的に描かれ、自分が生きてる世界の解像度が一段上がったように思えて静かな長い感動がある。 素数と音楽は全く結びつかなかったので、作者のイメージ的なタイトルだろうと思ってたのが、いやいや本当に音...

こういう本を読みたかった。全然知らなかった数学の世界が、素数をキーワードに分かりやすく魅力的に描かれ、自分が生きてる世界の解像度が一段上がったように思えて静かな長い感動がある。 素数と音楽は全く結びつかなかったので、作者のイメージ的なタイトルだろうと思ってたのが、いやいや本当に音楽だった。音楽も分解すればさまざまな周波数の混ざり合いであり、厳密な計算は難しくとも公理や定理がある。音楽を漠然と聴くのではなく、各パートに注意して聴くと違うものが浮かび上がってくるように、素数も虚数の世界という切り口でみると不思議な規則性が見えてくる…素人なりに数の不思議さを感じ、神様がいるのではなんて思ったり。 また、歴々の数学者一人一人にフォーカスし人となりに触れながら話が進んでいくのもおもしろかった。数の神秘を感じ、音楽を聴いて感動を見出すのもまた人間であり、数学の話だけど人って色んなことを考え感じられるのだなと。 とにかく名著でした。

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2023/02/23

マーカス・デュ・ソートイ「素数の音楽」読了。 ずっと前に博士の愛した数式を読んで以来数って面白いと思うようになった。そんな中素敵な題に惹かれ読んでみた。素数は代数の原子との内容から始まり不思議な音楽のようなゼータ関数の零点のリーマン予想を通じRSAの暗号まで数のワクワクを堪能でき...

マーカス・デュ・ソートイ「素数の音楽」読了。 ずっと前に博士の愛した数式を読んで以来数って面白いと思うようになった。そんな中素敵な題に惹かれ読んでみた。素数は代数の原子との内容から始まり不思議な音楽のようなゼータ関数の零点のリーマン予想を通じRSAの暗号まで数のワクワクを堪能できた。

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2022/12/20

最高に面白い本な上に、途中で大学院の時の知り合いのデビッドスロウインスキーが出てきて懐かしかった。リーマン予想やばいね

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2021/11/14

「リーマン予想の真偽を決定できないと証明した場合、リーマン予想が正しいことを証明したことになるのだ。」 のところテンションあがる。読んでて完全には理解してないし、説明しろと言われたら無理なんだけど、なんかすごいってことだけは伝わってくる。 みんなリーマン予想を証明しようと頑張っ...

「リーマン予想の真偽を決定できないと証明した場合、リーマン予想が正しいことを証明したことになるのだ。」 のところテンションあがる。読んでて完全には理解してないし、説明しろと言われたら無理なんだけど、なんかすごいってことだけは伝わってくる。 みんなリーマン予想を証明しようと頑張ってたけど、証明できない状況で「もしかして予想が正しくないから証明できないんじゃないか?」と闇堕ちする人がでてきた。 そのうち、数学の証明には真とも偽とも証明できない問題があるってことを証明したやつが現れた。 闇堕ちしたやつの中から、「リーマン予想ってそれにあたるんじゃね?」と考えて、「リーマン予想が真とも偽とも証明できない問題である」と証明しようとするやつがでてきた。 でもそれが証明できると、なんとリーマン予想が正しいことが証明されるらしい。 ってことで合ってる? 裏切ったと見せかけて、実は敵組織のなかから壊滅させようと動いてたことが判明した初期仲間キャラ的な展開が数学の歴史にもあるのね。 そんな話。

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2021/09/20

私の手元にある本は16年前に出版されたものです(新潮社クレスト)。現在に至るも残念ながらリーマン予想は予想のままですね。 今回、本棚にあった本書を再読しましたが大変読み応えのある内容です。数学が好きなので、リーマン予想について書かれた専門書を読み漁ってきました。紙と鉛筆で式変形...

私の手元にある本は16年前に出版されたものです(新潮社クレスト)。現在に至るも残念ながらリーマン予想は予想のままですね。 今回、本棚にあった本書を再読しましたが大変読み応えのある内容です。数学が好きなので、リーマン予想について書かれた専門書を読み漁ってきました。紙と鉛筆で式変形もフォローしてきました。なので、16年前と比べても深く理解できたと思います。素数は本当に面白いです。数学者も面白い。 アメリカが数学や物理の研究で最先端の地となれたのは、ある意味、ヒットラーのおかげです。

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