超高速！参勤交代 の商品レビュー

土橋章宏(著者)

2024/06/04

絵のないアニメといった感じ。肝心の「参勤交代を超高速で」の工夫に興味があったので、やや期待外れではあったが、最後まで飽きさせない勢いはあった。

2022/09/13

あらすじや表紙からコメディ色が強いのかと思いきや、そうでもない。

後半のシーンは前半からは考えられないほどに動く、動く、動く。

白い馬に乗っているイメージの強いあの殿様が容易に想像できるようなキャラづくりも面白い。

2021/06/19

話のテンポがよく、普段歴史小説を読まない私にとっても、読みやすく、かつ「歴史物もおもしろいなぁ」と思わせる一冊でした^ ^

2020/11/14

映画にもなった超高速!参勤交代の原作。

お金もない。時間もない。人もいない。

貧乏だけど殿様の内藤政醇は
いつも民たちのことを考えていて
無数に湧き出る温泉のおかげもあるのか
心は豊かな生活を送っている東北にある湯長谷藩。

幕府の権力争いに狂った家老の松平信祝に
隠し金山の疑いをかけられ
5日間で江戸に行かなければならなくなる。

金もなく時間も人もない湯長谷藩。
藩の存続を民のために第一に考え
知恵を絞り、必死の思いで超高速に野山を駆け抜ける。

面白いなあ。
江戸についてからちょっと最後がてんこ盛りすぎたけど
まあ、エンターテイメント的に考えると、まあ、ね。

映画とも少し違っていて、これは是非ともリターンズも読んでみたい。

2018/02/15

貧しくも力強い湯長谷藩の民が畑を耕す。清い心は土に宿り、旨い大根を育て、その漬物は藩内のみならず将軍の心をも動かす。泥臭く金も時間もない彼らが知恵と気合いで挑んだ参勤交代。最高に素敵な5日間を堪能した。

2016/10/28

映画は見たことないのですが続編があるということで、面白いのかなと手にしました。勧善懲悪だし、弱小チームが知恵と勇気で乗り越える（ハラハラしますがハッピーエンドだろうという安心感　笑）というベタな内容…好きです。みんな（文字通り）何かしらの傷を負っているからこそ、優しくなれた。段蔵は強すぎてカッコいいを通り越してるし、殿はこんな上司の下で働きないな、と思わせてくれます。

2016/09/30

帯に映画キャストの写真があったので、人物のイメージが湧きやすくて読んでて楽しかった。敵役の老中が本当に憎たらしくて、ムカムカしました。一方主人公の一団は出来過ぎなほどの精鋭揃いでいい奴ばっかり。シンプルなストーリーで読みやすいし読後感も良かった。映画観てみたいです。

2016/08/25

映画化されていたので、気になって読んでみた。

「一路」とは違った少々コミカルな参勤交代の話。
決してふざけてるわけではなく、当人達は御家の為に試行錯誤して行った結果の面白さなので、それがまた良い！
忍びの段蔵さん、とても良いキャラです。

2014/10/27

2016/06/24

図書館
上映中に気になっていたものの劇場で見損ねてしまった本作、ようやく原作読めました。
こういう勧善懲悪のおはなし好きだよ……悪い老中がほんとにろくでもない……悪は滅びるのだ やったね！

と思ったら次の巻が「老中の逆襲」で えっ 逆襲してくるの？？？

2016/01/28

高速の名の通りハイスピードに駆け抜けました。
軽妙だけど大事なことはしっかりどっしり。痛快だけどホロリと。
段蔵にも生きてて欲しかったなあ。