面白いほど詰め込める勉強法 の商品レビュー
著者が読者に、新しい知識の身につけ方を伝授する。本書のうち特に大事なのが第四章であろう。膨大な古典作品を読破した著者は、古典作品のうち、読むに値しない本や一部飛ばし読みを推奨する本について具体的に述べており、これから古典作品に挑戦する人にとっては参考となる。著者によると、古典作...
著者が読者に、新しい知識の身につけ方を伝授する。本書のうち特に大事なのが第四章であろう。膨大な古典作品を読破した著者は、古典作品のうち、読むに値しない本や一部飛ばし読みを推奨する本について具体的に述べており、これから古典作品に挑戦する人にとっては参考となる。著者によると、古典作品に関連する入門書も意外とバカにできないといい、必ずしも先に原典に触れる必要はないと主張する。本書はタイトルにあるように、文系学問に限定されているが、理系学問においても十分通用するところもある。
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つまらない本は全部読まなくていい、とあったので私もこの本の冒頭1/3と英語学習の部分だけを読んだ。 タイトル詐欺も甚だしい一冊。
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比較文科学者で作家でもある筆者の経験談を交えての新しい知識の習得や検索方法が書いてありました。タイトル通りかというと、筆者の知的生活の系譜や観た作品についての感想もあるのでエッセイという感じの箇所もありました。しかしそのところも読んでいてクスリと笑えて面白かったです。
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- ネタバレ
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タイトルに難。勉強法ではなく、著者の学習遍歴を開陳したもの。学習が個人の固有の営みと言うなら、普遍性が欠けていても、それはそれでありなのだろうが…。著者のファンなら読んで損はないかも。
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題と内容が合致していない。実用書風に売りたい編集者の気持が透けて見える題名。まあこうでもしないと売りにくいのはわかるが…… この著者のファンならお馴染みの散漫な、自由なしゃべりで、著者の勉強経験などを語っていく。新書らしい軽く読める本。ファン以外にはあまりお薦めできないが
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英語の勉強について。外国語を学ぶ才能のない人は、単語と文法を一つずつ地道に覚えるしかない。 そもそも、明治大学の3・4年の英語力は、東大1年の英語力より劣っているにも関わらず、そんな人達が教鞭を取るんだから、推して知るべし。 とまあ、辛辣な書きっぷりでとても楽しく読める。 時間を...
英語の勉強について。外国語を学ぶ才能のない人は、単語と文法を一つずつ地道に覚えるしかない。 そもそも、明治大学の3・4年の英語力は、東大1年の英語力より劣っているにも関わらず、そんな人達が教鞭を取るんだから、推して知るべし。 とまあ、辛辣な書きっぷりでとても楽しく読める。 時間を作るには、何かをしないこと。勉強に力を入れるなら、酒は飲まない、旅行には行かない、とか。そりゃそうだ。 あと、本を読むなら、学歴ロンダリングもあるので、誰が書いたものなのか、年齢は幾つのときの本かを気にして読むとよいとも言ってる。 学問の世界において、大きな仕事をした女性学者には、概ね子供はいないってかかれているように、これは男にも言えることだが、何かを大成しようとするならば、集中して他に目もくれず、やり遂げる必要があるって。その通りやと思う。 タイトルにある詰め込めるって何だったんだろ。酒飲まないってことかな。 history of medicine and modern japanは読もーっと。
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「勉強法」とタイトルにありますが、実践的なテクニックというより、著者自身がさまざまな分野の本を読んできて、気づいたことや考えたことなどを綴ったエッセイに近い内容です。 勉強法として有益だったかと言えば疑問ですが、少年時代の読書遍歴や、大学の英文科で英語に苦労した話など、著者の自...
「勉強法」とタイトルにありますが、実践的なテクニックというより、著者自身がさまざまな分野の本を読んできて、気づいたことや考えたことなどを綴ったエッセイに近い内容です。 勉強法として有益だったかと言えば疑問ですが、少年時代の読書遍歴や、大学の英文科で英語に苦労した話など、著者の自伝的な内容も多く、楽しんで読めました。
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☆作者 めがね たばこ 無精ひげ おかっぱ作者 講義のノートをとらない→大学の教師がしゃべることは本に書いてある。 明治期、まだろくに入門書とか概要書がない時代の遺物 一流大学で新説を講義していたらいいが、三流以下の大学でそんなことをしても、豚に真珠 白川静を知らない図書館員...
☆作者 めがね たばこ 無精ひげ おかっぱ作者 講義のノートをとらない→大学の教師がしゃべることは本に書いてある。 明治期、まだろくに入門書とか概要書がない時代の遺物 一流大学で新説を講義していたらいいが、三流以下の大学でそんなことをしても、豚に真珠 白川静を知らない図書館員 野口悠紀夫 超勉強法 英語 ゆるせない→×辞書ひかない。×原書 明治大学でも教えたが、残念ながら、明大英文科3、4年生の英語力は、東大の1年生より劣っていた。それで英語教師になったりするのである。あとは推して知るべしで、下流大学は、それこそグリム童話の子供向け英訳でも使うのが至当だろう。
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久しぶりに面白い新書を読んだ。勉強法の本だと思ったら文系の学問入門だった。かなり偏りがある考えだと思うけれど、文系志望の高校生におすすめしたい。
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著者の読書エッセイに近い内容で、必ずしも勉強法の本とは言えない。本書で提示されている「リスト化」「記号化」「年表化」という方法論自体は、自分の勉強法と通じるものがあったので共感はできたが、著者のそれは自分よりかなりアナログで非効率的なもの。古典的名著は内容をザッと把握していれば実...
著者の読書エッセイに近い内容で、必ずしも勉強法の本とは言えない。本書で提示されている「リスト化」「記号化」「年表化」という方法論自体は、自分の勉強法と通じるものがあったので共感はできたが、著者のそれは自分よりかなりアナログで非効率的なもの。古典的名著は内容をザッと把握していれば実際に読まなくてもいい、と明言しているのは気持ちいい。全体的に著者の偏屈な人間性が満ち溢れているので、それが気になる人には読めない本だろう。
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