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中国法務ハンドブック の商品レビュー

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2013/12/02

中国の法律や弁護士の役割はどのようになっているのか。 気になって読んでみました。 中国でビジネスを行う方が参考にする内容が中心で、 構成は、 第1章 中国の法制度・司法制度 第2章 「設立・撤退・再編」に関する法 第3章 「現地オペレーション」に関する法 第4章 知的財産法 ...

中国の法律や弁護士の役割はどのようになっているのか。 気になって読んでみました。 中国でビジネスを行う方が参考にする内容が中心で、 構成は、 第1章 中国の法制度・司法制度 第2章 「設立・撤退・再編」に関する法 第3章 「現地オペレーション」に関する法 第4章 知的財産法 第5章 独占禁止法 第6章 通商法(アンチダンピング) 第7章 企業間の契約と法 第8章 税務 第9章 紛争処理 となっています。 ひと通り目を通してみて、 市場経済が導入されて、中国のビジネス実務法も、 そこまで違和感のない内容なのかなって気がしました。 現在の弁護士制度になって歴史が数十年もないことや、 司法の独立が完全になされておらず、裁判官の収賄があったり、 現地に有利にはたらいたりすることがあるなど、 中国らしいところも書かれています。 中国でビジネスを行うためには、制度が異なる部分を知っておかなければなりませんね。 “現在の中国の弁護士制度は、文化大革命(1966~1976年)の終結後に再建されたものである。1980年代初めにおいては、弁護士は準公務員的な存在であり、資格試験制度もなかった。”

Posted byブクログ