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思い出のとき修理します(2) の商品レビュー

3.7

160件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    71

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

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2013/09/29

寂れた商店街の片隅に佇む飯田時計店。その店のショウウィンドウには、「おもいでの時 修理します」と書かれた不思議なプレートが飾られている。 祖父の店だった時計店で、修理だけを生業に店を営む秀司は、そのプレートに引き寄せられるようにやってきた人々の時計と、彼らのおもいでを修理していく...

寂れた商店街の片隅に佇む飯田時計店。その店のショウウィンドウには、「おもいでの時 修理します」と書かれた不思議なプレートが飾られている。 祖父の店だった時計店で、修理だけを生業に店を営む秀司は、そのプレートに引き寄せられるようにやってきた人々の時計と、彼らのおもいでを修理していく。 2013年9月29日読了。 1作目はタイトルに惹かれて購入しました。感想としては、「まぁまぁ」だったのですが、この2作目はとても素敵な仕上がりになっています。 時計を持ち込んでくる人たちの想いを大切にする秀司の優しさと、その秀司に甘えきれないちょっと不器用な恋人の明里。この二人がゆっくりと二人だけの思い出を作っていく過程の描き方もとても素敵。 ただし。ここへ来て、サブレギュラー的な太一という青年の正体が謎になってきました。これは続編が楽しみです。

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2013/09/29

時計屋さんがやっぱり素敵。 腕時計、特に機械式のような比較的高価なものには、手に入れたときの記憶が伴うものだと思う。 例えば大切な人からの贈り物だったり、親から受け継いだものだったり、頑張ってお金を貯めてやっと手に入れたものだったり。時計が時間と共に刻んできたそういう記憶を直すこ...

時計屋さんがやっぱり素敵。 腕時計、特に機械式のような比較的高価なものには、手に入れたときの記憶が伴うものだと思う。 例えば大切な人からの贈り物だったり、親から受け継いだものだったり、頑張ってお金を貯めてやっと手に入れたものだったり。時計が時間と共に刻んできたそういう記憶を直すことのできる時計屋さんは、やっぱりすごい。 この間なくしてしまった、両親から誕生日にもらった腕時計が惜しまれる。たとえ自分で同じものを買ったとしても、なくしてしまった後悔は消えないんだろう。

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2013/09/28

前作のときにも思ったけど、あったかいお話。 明里と秀司の関係性もちょっと変わって、きゅんとするヒトコマも♪ この感じだと3巻も出るのかしら?楽しみにしてます。

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2013/09/26

シリーズ化すると思ってなかったからビックリしたけど、本屋さんで見つけて嬉しかった。明里ちゃんの性格に共感。秀ちゃんの作ってる時計の値段の表現が意味深でキュンキュンしてしまった。ああ、続きが気になってたまらない。そして、太一くんも気になる。彼はホントに人間なの?また、前作からゆっく...

シリーズ化すると思ってなかったからビックリしたけど、本屋さんで見つけて嬉しかった。明里ちゃんの性格に共感。秀ちゃんの作ってる時計の値段の表現が意味深でキュンキュンしてしまった。ああ、続きが気になってたまらない。そして、太一くんも気になる。彼はホントに人間なの?また、前作からゆっくり読みなおそっと!

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2013/09/26

歯車が狂ってしまった過去を直し、これからは無事に動くように願う。時計の修理なんだけれど、前作同様、少し寂れながらも人のぬくもりの漂う商店街と重なってノスタルジックな雰囲気でした。明里と秀司の二人の関係も、自然体だけど、とても大切に互いを想う気持ちが伝わっていて、やさしい空気が流れ...

歯車が狂ってしまった過去を直し、これからは無事に動くように願う。時計の修理なんだけれど、前作同様、少し寂れながらも人のぬくもりの漂う商店街と重なってノスタルジックな雰囲気でした。明里と秀司の二人の関係も、自然体だけど、とても大切に互いを想う気持ちが伝わっていて、やさしい空気が流れているような気がしました。ラブラブで、うらやましかったです。明里の「相手に自分の気持ちをいうのが苦手」という気持ち、よくわかる。こんな二人のような関係に憧れます。そして、太一君はてっきり神社のゆかりの子と思っていたけれど、いったい何者なんだろう。続巻が気になります。

Posted byブクログ

2013/09/25

こんな時計屋さんがいたら嬉しいね。 時計のカチコチ時を刻む音を久しく聞いていない。眠れないときには気になっちゃうけど、そうでないときは落ち着くリズムだと思う。 最近は街中でもよく時計を見かけるし携帯電話で事足りるから時計を持ち歩かないけれど、この本を読んで機械式のお気に入りの腕時...

こんな時計屋さんがいたら嬉しいね。 時計のカチコチ時を刻む音を久しく聞いていない。眠れないときには気になっちゃうけど、そうでないときは落ち着くリズムだと思う。 最近は街中でもよく時計を見かけるし携帯電話で事足りるから時計を持ち歩かないけれど、この本を読んで機械式のお気に入りの腕時計が欲しくなった。見つけるの大変そう。 2巻を読んで太一君の正体が気になる。もともと不思議人間だったけど、じつはつくもさんの使いとか…

Posted byブクログ

2015/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブクログで続編が出たと知り、もう急いでゲットしてきた まさかの嬉しいシリーズ化♪ 既に続きを期待!! 前作読み返してから読もうかな、とも思ったけど、待ちきれず読んでしまった 今回はほろ苦い感じからの温かい感じへの移ろいが描かれてる話が多かった気がするな そして前作以上に現実離れしたというか、多くの人が幻覚というか、自分や出会った人の過去を見かけたような描写があって少し意外だった そっちの色が強くなるとは思ってなかったから でも誰かを見かけたような気がした 昔の自分を、誰かを見た気がしたっていうのってたまにあるから、現実離れしすぎてない分、不思議な雰囲気が少し漂ってた感じ そこに、一層正体が怪しい者に思われて来た太一の行動が・・・彼、本当に何者? 途中から、実は人間じゃないの?とか一瞬思えたりして でも、今回は何より、秀司と明里のやりとりが好き 二人ともとっても可愛い 今後の二人もとっても気になる 秀司が作る時計がドレスウォッチになるということで・・・明里が羨ましいな 自分の為に作ってもらえるっていうのももちろんだけど、自分のイメージでデザインされたベルトを付けてもらえるのってすごくいいなって思う それにしても、谷さんの文体と谷さんが描く人物って好きだなって、読みながら改めて思った あと、読みながら、全部 どこをとっても、一つ何かが違えば、全く違うように話は、つまり人の関係は変わってしまうんだなって思った 時計の歯車みたいに、一つ一つが重なって、初めて今の人間関係が紡がれているんだなって 思いながら読んでたら、最後に明里も似たようなこと思ってたからびっくりした でも、些細な事の全てが、目の前の未来に繋がっていくんだよね 難しい事だけども、出来る事なら、何一つ無駄にしたくはないなー

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2013/09/22

しゅうくん、素敵すぎる!! そして明里ちゃん、かわいい♡ シリーズ化してくれて嬉しいです。 そして太一くんの存在がとても気になります。 一体、何者!?

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2013/09/22

これシリーズ化したんだ。シュウくんが優しくていい男だよね。彼をいい男だと思えるほど自分も大人になったのかも、なんて思ったり。たぶん5年前なら彼をいい男だなんて思えなかった。

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2013/09/21

ほろ苦くもふんわり温かいお話。ほっこり心が和む^^ これからも続きそうなので楽しみ。 ただ、太一への謎は深まるばかり。。

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