無花果の実のなるころに の商品レビュー
中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂で起こるミステリー短編集 軽い感じかと思いきや、起こる事件は振込詐欺や傷害など、なかなか事件性が高い 登場人物も他の話に絡んできたりと、人間関係もなかなか もう少し軽く流して読めるシリーズでもいいかな 望が中学生とは思えないの料理の腕前...
中学生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂で起こるミステリー短編集 軽い感じかと思いきや、起こる事件は振込詐欺や傷害など、なかなか事件性が高い 登場人物も他の話に絡んできたりと、人間関係もなかなか もう少し軽く流して読めるシリーズでもいいかな 望が中学生とは思えないの料理の腕前もどうか 美味しそうではあるが、ちょっと出来すぎな気も
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。 お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ 1)無花果の実のなるころに 2)いつもが消えた日 3)みやこさわぎ 4)よろずを引くもの
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本作は、〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズ第1作(現在4作刊行)です。西條奈加さんの作品は『心淋し川』(2021年直木賞)に続き2作目ですが、本作は『心淋し川』の10年前に刊行されているようです。 6編の連作ミステリーというより、むしろ神楽坂を舞台にした人情もの、と言った方が...
本作は、〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズ第1作(現在4作刊行)です。西條奈加さんの作品は『心淋し川』(2021年直木賞)に続き2作目ですが、本作は『心淋し川』の10年前に刊行されているようです。 6編の連作ミステリーというより、むしろ神楽坂を舞台にした人情もの、と言った方がしっくりする気がします。両親の転勤で、もと芸者の祖母・お蔦さんと暮らすことになった、中学生・望の成長の日々が綴られます。 そして、そのちょこっとミステリーの人情話に彩を添えるのが、神楽坂の情景です。花街の歴史とともに、洗練された大人の街の印象があります。◯◯坂、◯◯横丁が多数あり、和洋混在の個性的でおしゃれな飲食店や老舗店が並び、この雰囲気が、物語の背景とお蔦さんという人に現れています。 さらに、料理は男が担当という家系の望だけに、料理上手で様々な食が登場するのも魅力的です。 お蔦さんの、周囲や望に対する厳しさと温かさがじんわりと伝わるお話でした。勘が鋭くさっぱりした性格のかっこよさと、中2の孫にも決断と責任、覚悟まで求める教育力は、清々しくさえあります。望の真っ当な成長が保証されていますね。 身内だけでなく、友人、ご近所さんなど、誰かの役に立ちたいと思い即行動を起こす距離感と行動力がいいです。私たちの生活から、こういう人同士の付き合いが減っている気がしますね。羨ましくもありました。
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神楽坂で履物店を営む元芸者の祖母・お蔦さんの家に両親の仕事の都合で居候する中学生の僕・望が主人公。クレバーで粋なお蔦さんは人気者でいつも誰かしらが店を訪れ頼りにされている。そんなお蔦さんが探偵役となり望が助手の立ち位置で身近で起きる事件や謎を解決する連作短編ミステリだ。6話収録。...
神楽坂で履物店を営む元芸者の祖母・お蔦さんの家に両親の仕事の都合で居候する中学生の僕・望が主人公。クレバーで粋なお蔦さんは人気者でいつも誰かしらが店を訪れ頼りにされている。そんなお蔦さんが探偵役となり望が助手の立ち位置で身近で起きる事件や謎を解決する連作短編ミステリだ。6話収録。何年も前に単行本で借りて読みかけだったが、最近文庫で購入し改めて読み直してみたら好みの作品だった。望が作る料理やお菓子は美味しそうだし、根っからの悪人が登場するでもなくそこはお蔦さんの人情の厚さでもって万事解決。続きも読もう。
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神楽坂の元芸者お蔦さんと孫の望の謎解き。望むの作るお料理美味しそう。最終章に登場する山アルミのお父さん、いかにも職人!て感じで息子とその友達に厳しく笑い出しそうになった。
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読む順番が間違っても面白く読める。望はどんな大人になるのだろう。成長を見守る私は、すでに 神楽坂の「心の住人」
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望君と祖母の蔦さんの日常、その日常も、ちょっとした事件の解決策。ほのぼの系で好き。この先も気になりシリーズを読もうと思う。
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西條さんの中では珍しいのかな?現代のお話。 中学生の望と祖母のお蔦さんが出くわすちょっとしたミステリー。 お蔦さんの粋な感じも望の中学生なのに達観して気が利く感じも読んでいて爽快です。 お蔦さんが子供だからって望に気を利かせすぎないのがいい。 あとまるまるの毬などを読んでも思...
西條さんの中では珍しいのかな?現代のお話。 中学生の望と祖母のお蔦さんが出くわすちょっとしたミステリー。 お蔦さんの粋な感じも望の中学生なのに達観して気が利く感じも読んでいて爽快です。 お蔦さんが子供だからって望に気を利かせすぎないのがいい。 あとまるまるの毬などを読んでも思うのですが、料理が美味しそうで気になる。 時代物を読んできて、だったのでなんだか物足りなさはありましたが、それでもストーリーが頭に入ってきやすく、すらすら読めた一冊です。 舞台の神楽坂っぽさはあまりわからなかったのですが(神楽坂も数回しか行ったことないし…)、下町?感はあって、そういうとこに住んでみたいなと思ったりしました。
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著者が初めて手がけた現代ミステリー。 主人公は中学生の男の子ですが、祖母のお蔦さんに近い年代の私も楽しめました。江戸の粋と人情に触れたい方におすすめします。
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中学生のノゾミ君と祖母のお蔦さんの物語。 「まるまるの毬」で、初めてこの作者の作品を読み、とても良かったので、もう少し読んでみたいと思い、購入した。 人物が魅力的。中学生が主人公ということもあり、雰囲気が軽いようでいて、とても緻密な設定がされているように思う。力量のある作家さんだ...
中学生のノゾミ君と祖母のお蔦さんの物語。 「まるまるの毬」で、初めてこの作者の作品を読み、とても良かったので、もう少し読んでみたいと思い、購入した。 人物が魅力的。中学生が主人公ということもあり、雰囲気が軽いようでいて、とても緻密な設定がされているように思う。力量のある作家さんだと改めて感じる。 中学生を子供扱いしないお蔦さんが気持ちいい。どちらかというと、大人が読んで良さを感じる作品なのかも、と思う。シリーズの続きを読みたくなる作品。面白かった。
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