魔女の宅急便(4) の商品レビュー
ちょっとしたことでイライラしたり身近な存在にあたってしまったり。 人に誉められると調子に乗ってはしゃいでしまったり。 自分にもあった恥ずかしい時代を思い出しました。 でもそこを通らなければ一人前の大人にはなれないですもんね。
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コリコの町で仲よくなったとんぼさんと離れ離れになったキキ。待ちに待った夏休みがやってきたのに、とんぼさんは山ごもりをすると言います。キキはがっかりして、それでも気を取り直して仕事に励みますが、そう簡単に切り替えられるはずもなく…。自分は本当に大切な存在なのか、恋愛中は誰しも気にな...
コリコの町で仲よくなったとんぼさんと離れ離れになったキキ。待ちに待った夏休みがやってきたのに、とんぼさんは山ごもりをすると言います。キキはがっかりして、それでも気を取り直して仕事に励みますが、そう簡単に切り替えられるはずもなく…。自分は本当に大切な存在なのか、恋愛中は誰しも気になることでしょう。結局とんぼさんに会いにいきますが、ぎりぎりのところで頑張るキキに、切なさで胸がいっぱいになりました。 母親のコキリさんが病気で倒れたとき、キキは自分にも「魔女の計算」がはたらいていると知り、魔女として生きていく自信を深めたように思います。魔女の計算とは自然がうまくしてくれるということ。とんぼさんとの関係も、うまくいくに違いありません。
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第4巻まで来て、とうとう17歳の乙女になったキキ。 ジブリ映画と違って仲良しのお友達の名前を呼び捨てではなく「とんぼさん」と呼んでいます。 この本では副題に「キキの恋」という名前がついているだけあって、ちょっと甘い展開があるのですが。 何分児童書なので、大人の恋愛といった感じではありません。 でも、共感できる部分も結構ありました。 「あー、いるいる、こういう男」 「うんうん、そういう時ってイライラするよね」 なぁんてキキ視点から考えてみたり(笑) でも、キキの恋の暴走っぷりがちょっと可愛いって思えたりもします。 「ここでそう来たかー!」となる場面もあり、ちょっとホンワカ気分になる一冊でした。
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キキ17歳。 思春期ならではの成長の壁。 イライラしてしまうキキの姿が描かれている。 思春期特有の感情の起伏には私自身覚えがある。 きっと誰しも似たような記憶の欠片を持っているのではないでしょうか。 でもそれを乗り越えたキキはまたひとつ大人への階段を上りましたね。 そしてキキととんぼさんにニヤニヤしてしまう。 恋する乙女の心はちょっとしたことで一喜一憂してしまうよね。 最後の「くすりぐさの願い」がとても良かったです。 読み出したら止まらなくなってしまって1-4巻一気に読んでしまった。 さて、5、6巻も買ってこなければ!
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女性になっていく魔女の話。 いろんな人に出会ったり別れたりしていくうちに 大切に思う人ができて 優しい女性になってきました。 迷い考えた先に光が見えてきた1冊でした。
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生意気なところや変に意地っ張りなところが、とんぼの想いを確認したことで心に余裕と安定が生まれる、その変化が懐かしく、また共感。 キキが少しずつ成長していくのをみていくのもうれしいし、ジジも相変わらずかわいいです。
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乙女なキキ。 新しいスリッパの色もとんぼさんに相談したいという乙女っぷり。 おいおい…とは思うものの、可愛くもありますね。 ジジの 「ふー、たいへんだね。だけどさ、ふたりで決めるってことは、とんぼさんと決めたの?」 というツッコミがナイス。 素敵な大人の女性にもこんなてんやわん...
乙女なキキ。 新しいスリッパの色もとんぼさんに相談したいという乙女っぷり。 おいおい…とは思うものの、可愛くもありますね。 ジジの 「ふー、たいへんだね。だけどさ、ふたりで決めるってことは、とんぼさんと決めたの?」 というツッコミがナイス。 素敵な大人の女性にもこんなてんやわんやの乙女時代があったのかなぁ…。 会えるかどうかで一喜一憂するこの感じは甘くもあり、苦くもあり。 『魔女の宅急便』てなんていろいろな気持ちが詰まった本なんだろう。 全てがあるんじゃないか?なんて思ってしまう。 あと2冊、キキは今度はどんな顔を見せてくれるんだろう。
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あれ…3巻スルーしてしまっていたみたいです。キキ、17歳になりました。とんぼさんへの恋も自覚して、両想いながらプチ遠距離や魔女であること、宅急便のお仕事に不満を募らせたり…。しっかりしているようでも17歳だもの。ジジは特別な猫だから普通の猫の寿命ではないのかな…5巻も図書館にあれ...
あれ…3巻スルーしてしまっていたみたいです。キキ、17歳になりました。とんぼさんへの恋も自覚して、両想いながらプチ遠距離や魔女であること、宅急便のお仕事に不満を募らせたり…。しっかりしているようでも17歳だもの。ジジは特別な猫だから普通の猫の寿命ではないのかな…5巻も図書館にあれば読んでみよう。
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3巻でとんぼさんに恋をしたことを自覚したキキの新たな展開。 恋に悩んでいろんな人やジジに八つ当たりをしたり、 不安で押しつぶされそうになりつつも大人の階段を少しずつ登っていきます。 ノノちゃんとヤアくんの恋もこれから見逃せないです。
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とんぼさんへの想い、魔女としての自分などいろいろなことに悩みながら、コリコの街で魔女修行をしているキキ。暗い森の中でわからなくなってしまって自分を見つめなおしたりと、一歩一歩成長していく様子がかわいい。そしてとんぼさんとの距離も、似たもの同志のような二人ですが、だんだん縮まってい...
とんぼさんへの想い、魔女としての自分などいろいろなことに悩みながら、コリコの街で魔女修行をしているキキ。暗い森の中でわからなくなってしまって自分を見つめなおしたりと、一歩一歩成長していく様子がかわいい。そしてとんぼさんとの距離も、似たもの同志のような二人ですが、だんだん縮まっていき、こちらもなんだかいい感じでした。一番驚いたのはノノちゃんの恋。 そして、最後、コキリさんのことも出てきて、ちょっとジーンとしてしまいましたが、巻が進むにつれて確実に魔女として成長していっている姿が読者としてうれしかったです。
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