刑事の子 の商品レビュー
ハナさんのような大人になりたいと感じた。 事件が進みながらも、ハナさんの言葉が沁みてハナさんかっこよかったなあ、、 近所の関わりが強い時代に戻りたいとは思わないけど、今、周りにどんな人が住んでるかわからずに家を買うって難しいなと感じた
Posted by
子どもがメインの宮部みゆき作品、面白いなと改めて。 ソロモンの偽証はぶっちぎりNo. 1だけど、ジャンル違った辺りではブレイブストーリーがインパクトあった 作品。 中学生、八木沢順は刑事の子。 近所に【人殺しがいる】という噂を耳にした矢先、付近の川でバラバラ死体が発見される。...
子どもがメインの宮部みゆき作品、面白いなと改めて。 ソロモンの偽証はぶっちぎりNo. 1だけど、ジャンル違った辺りではブレイブストーリーがインパクトあった 作品。 中学生、八木沢順は刑事の子。 近所に【人殺しがいる】という噂を耳にした矢先、付近の川でバラバラ死体が発見される。 噂話と殺人事件がどう絡むのか? 東京大空襲や少年法を取り扱いながら重すぎず、家政婦ハナを登場させることでハートフルな一面もあり。 少年探偵団もどきあり。 様々な要素ありつつもごちゃつかずきっちりまとまる辺り、さすがだなと。 離婚により母親不在、父親の職業柄もあり家政婦を雇うことに。 順を「坊ちゃま」と呼び、行儀作法まで指導する時に厳しく優しい祖母のようなハナと順のやりとりが好き。 初期作品『東京下町殺人暮色』より改題。
Posted by
家政婦さんに魅かれる。宮部さんにもこうした作品があるんだなぁ。なぜ題名を変えて版を重ねているのだろう。
Posted by
13歳の八木沢順は、刑事の父・道雄と東京の下町に引っ越した。友人もでき新しい生活に慣れたころ、町内で「ある家で人殺しがあった」という噂が流れる。そんな矢先、荒川でバラバラ死体の一部が発見され…。 スマホやSNSが出てこないと思ったら、1998年の作品を改題した(しかも2度目の改...
13歳の八木沢順は、刑事の父・道雄と東京の下町に引っ越した。友人もでき新しい生活に慣れたころ、町内で「ある家で人殺しがあった」という噂が流れる。そんな矢先、荒川でバラバラ死体の一部が発見され…。 スマホやSNSが出てこないと思ったら、1998年の作品を改題した(しかも2度目の改題)作品だった。元の作品を読んでいなかったからよかったものの、騙された買った人もいるのではと思うと…。物語自体もそれほど魅力は感じなかった。 (Ⅽ)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
わりと初期の作品みたい。 妙齢の女性のバラバラ殺人事件の描写がけっこうグロテスクだったわぁ。 下町に越してきて刑事とその息子、近所に住む著名な画家の噂(若い女性の死体を埋めてる)を巡っての真偽を確かめるべく活躍する13歳の八木沢順(刑事の子)とその友だちの後藤慎吾、なんか米澤穂信の本と栞の〜設定に似てなくもない。こっちの方が全然先だけど。 シングルファザーだからハナさんという家政婦さんがお世話をしてるんだけど、この家政婦さんがただ者だはない。 (人をみる眼、推理力ハンパない) 結局、画家の篠田東吾の秘書の才賀がこの事件に一枚かんでたってわけ。自分の息子可愛さにね。 親とは愚かなものだなぁとちょっとせつなくなったよ。
Posted by
バラバラ死体が発見されるが、その犯人を追う話!犯人がわかりそうでわからないハラハラ・ドキドキ感があるが、それにプラス登場人物のそれぞれの個性的なキャラが面白さをさらに増している感じがした\(^o^)/
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公含め周りの人たちが皆温かくて安心して読める。 大人になった順くんがどう成長したのか見てみたい。 犯人の外道さに対しては最後はサラッと流されてしまったので「模倣犯」のように胸がすくような終わり方ではなかった(犯人が未成年者だったのであえてかもしれないが)
Posted by
「成績表を渡されるときの生徒のような色」 どないな色やねん 「火炎」の股のぞきはイマイチ合点がいかん。家政婦ハナは口説いてみたい!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
既読でした。ていうか、改題してたんだね。ただ、当初の題名(東京下町殺人景色)のほうが作品の雰囲気にはあっているかなぁ。 刑事が、子供相手に捜査情報をやたら喋るという点は、作品の展開上仕方ないとしても、犯人の姉が滔々と真相をすべてあかしたり、家政婦さんが突然名探偵になったりと、ちょっと展開が強引な気はする。犯人像は、後の作品の模倣犯やソロモンの偽証に通じるものがあるね。
Posted by
宮部みゆきさんのご本は、私も土地勘がある場所が舞台になってる事が多くて、読んでいて想像がつきやすい。 こちらも舞台は下町・城東エリア。 1990年に出た『東京下町殺人暮色』の改題版。 30年で私たちの生活は様変わりしたのに、この頃から変わってない問題も沢山あるんだなってすごく...
宮部みゆきさんのご本は、私も土地勘がある場所が舞台になってる事が多くて、読んでいて想像がつきやすい。 こちらも舞台は下町・城東エリア。 1990年に出た『東京下町殺人暮色』の改題版。 30年で私たちの生活は様変わりしたのに、この頃から変わってない問題も沢山あるんだなってすごく考えてしまった。 宮部さん作品はイヤミスとは違うかもなんだけど、ざらりとした気持ちになるの多いよね。 文章はとても優しいのに。 (私はイヤミスが苦手なので、ほぼ読んだことないので、あんまりよく分からないのだけれど。) 作中に出てくる速水刑事が良いキャラで、彼は他の作品にも出てないのかなぁ?って調べたんだけど、このお話単発みたい。 シリーズ化して欲しいと思った。 そしてそれを調べた時に、宮部さんのご本は結構読んだと思っていたけどまだまだ読んだことない作品が沢山あった。 既に買って積読になってる物も沢山あるんだけど、昔読んだ本も読み返したいなぁって思った。
Posted by