ハゲタカ 新装版(下) の商品レビュー
数ある経済ニュースの中でも、個人的理解不能ジャンルの筆頭である企業買収をテーマとした作品ということで、読み始めるのを躊躇して数年積読されてた作品でしたが、いざ読み始めるとページをめぐる手が止まらない止まらない。これを機にニュースの意味がわかるくらいには勉強しようかなと思いましたし...
数ある経済ニュースの中でも、個人的理解不能ジャンルの筆頭である企業買収をテーマとした作品ということで、読み始めるのを躊躇して数年積読されてた作品でしたが、いざ読み始めるとページをめぐる手が止まらない止まらない。これを機にニュースの意味がわかるくらいには勉強しようかなと思いましたし、鷲津の企業再建がもっと見たいので次作も必ず読みたいと思います!
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上下巻の感想です。 この本は、(図書館のあげます)コーナーにシリーズ4作目のグリードがほぼ新品の状態で置いてあり、それをブクログで検索したら、高評価だったので頂いてきました。 更にシリーズものということで、1作目の当作品を読みました。 そんなきっかけですが、面白かった。 フィク...
上下巻の感想です。 この本は、(図書館のあげます)コーナーにシリーズ4作目のグリードがほぼ新品の状態で置いてあり、それをブクログで検索したら、高評価だったので頂いてきました。 更にシリーズものということで、1作目の当作品を読みました。 そんなきっかけですが、面白かった。 フィクションだけど、登場する企業名とその年代に起きた出来事がリアルに近いので、事実と錯覚してしまいそう。 以下の順番らしいです。 ハゲタカ→読んだ ハゲタカII. レッドゾーン ハゲタカIV グリード シンドローム ハゲタカ4.5 スパイラル ハゲタカ2.5 ハーディ また、(読みたい)が増えた。
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うーん、面白かったけど、 なんか中途半端な終わり方のような。 鷲津が見た目はイマイチなのに (仕事はすごくできるんだろうけど) 美人からモテモテで、 他の女性にも色目使う感じが イラッときてしまった。 女性視点からは一途な男の人がいいと思うけど、 男性視点からは島耕作とかルパン...
うーん、面白かったけど、 なんか中途半端な終わり方のような。 鷲津が見た目はイマイチなのに (仕事はすごくできるんだろうけど) 美人からモテモテで、 他の女性にも色目使う感じが イラッときてしまった。 女性視点からは一途な男の人がいいと思うけど、 男性視点からは島耕作とかルパンみたいに いろんな女性にモテるのがいいんだろうな。
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満足の行く面白さだった。 金融、債権や企業買収など色々な展開があり、勉強にもなった。 前半のチームワークで盛り上がるところも良かったし、後半の鷲津個人として感情剥き出しのところも良かった。 続編も期待
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想 太陽製菓の創業家の横暴ぶりを見ていると潰れるべくして潰れる会社という気がした。 最後、鷲津は思っていた復讐を成し遂げるが、そこに勝者はいなかった。。。バブルの波に翻弄されたのは債権を回収された側だけでなく、した側にも寂寥感の残る結果とは皮肉なものだ。 あらすじ 鷲津は以前より目をつけていた同族会社で、会社の私物化が甚だしい太陽製菓の買収および企業再生を進めようとしていた。 一方、貴子は元総理まで使ってなんとか父親をホテル経営から引きずり下ろし、ミカドホテルの再建を手掛けようとしていた。 外資の思わぬ横槍が入り、すったもんだの末に何とか太陽製菓の買収に成功する。 次に狙うのは、足助銀行。同銀行が破綻したのをキッカケに国は、地銀の破綻及び再生を指示。鷲津率いるホライゾン・キャピタルは足助銀行を手に入れようと画策する。 鷲津の思い通りに事が運び日光を手に入れたホライゾン・キャピタルだったが、国からのまったがかかり、当初の日光の観光地化計画を諦める。 鷲津がずっと追ってきたのは自分の父親をハメた相手だった。当時の三葉銀行の芝野が犯人だと思っていたが、実はその上司の飯島が仕組んだことだった。鷲津は三葉銀行のプライベートバンクの存在を世間に明らかにし、社会的な制裁を与えるが燃え尽きる。
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ちょっとまだこの面白さを理解しきれないレベルにあると自覚。またいつか読み返すか。総じて小難しかったが、最後に主人公がどういうパッションで動いてたのかがわかったので読み直したい。がちょっと長いからまたの機会にでも。
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面白かった記憶があり、再読。 90年代後半からバブルがはじけた後に、その債権をファンドが買い取って企業再生に取り組んだり、必要な事業だけ切り離して新会社を作って、採算性の悪い事業は清算する事案が多かった。 その企業再生に懸命に取り組む人たちと、知られたくないプライベート口座を...
面白かった記憶があり、再読。 90年代後半からバブルがはじけた後に、その債権をファンドが買い取って企業再生に取り組んだり、必要な事業だけ切り離して新会社を作って、採算性の悪い事業は清算する事案が多かった。 その企業再生に懸命に取り組む人たちと、知られたくないプライベート口座を持つ政治家やセレブ、それを守る銀行に振り回される話をリアルに描いている。 もちろんノンフィクションなんだが、何か現実味を感じさせる描写がこの作家さんの上手いところ。 このシリーズは続くようなので、また読んでみたい。
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え、ここで終わるん?というラストでした。 これから面白くなりそうな伏線ばかり貼られていて、続編が気になって仕方ありません!
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上巻が非常に面白かったのですぐに読んだ。結論から言うと少し劣ると思う。 消化不良に感じる点がいくつかあった。
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隠し口座のくだりはやや非現実感が強いが、それ以外のバイアウトやバルクセールなどの部分はリアリティがあり、経済小説として面白く一気に読めた。
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