ハゲタカ 新装版(下) の商品レビュー
ホライズン・キャピタル会長・鷲津は自らの信念に基づき、ゴールデンイーグルの異名通り、経営不振・債務超過の企業に目を付け捕食する。今回のハゲタカ(下)では三葉銀行と鷲津の因縁が明らかに!必読です!
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面白くて一気だった。 再読のきっかけは、こうした業務が仕事上の担当となったから。おそらく以前読んだ際は理解不能だったであろう専門用語や専門テクニックも今回は良く分かり、より深く理解できたと思う。 早速Ⅱを買いに行きます。
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一気に読んだ。 飯島さん役、やっぱり中尾彬にしかできないわ。 それくらいドラマの配役がピッタリ。 原作とはだいぶ買収先の企業が違ったり、鷲津に恋人?がいたり設定が違っているが、世界観は同じ。 脚本家さん、すごい。 そして、この原作があってこそだったんだなあと思う。
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時間がかかったけど、読み終わって。え、それでしつこく調査していたの?という結末だったけど、最後は少し虚しさの余韻が残るストーリーになっていた。でも、おもしろかった。
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企業の買収を生業とするハゲタカファンドの話。1下巻は、主人公の父親が自殺した理由についてを企業買収(日光ミカドホテル)を主軸に暴いていく。
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バブル崩壊後の金融危機において、アメリカのハゲタカファンドの日本人社長と、経営破綻したスーパーを再建するために邦銀からスピンアウトしたスーパーの社長と、経営に行き詰まった実家の名門ホテルを建て直そうとしている女社長の三者の生き様をそれぞれ描くお話。 全体的に面白い話ではあるが、あ...
バブル崩壊後の金融危機において、アメリカのハゲタカファンドの日本人社長と、経営破綻したスーパーを再建するために邦銀からスピンアウトしたスーパーの社長と、経営に行き詰まった実家の名門ホテルを建て直そうとしている女社長の三者の生き様をそれぞれ描くお話。 全体的に面白い話ではあるが、あまりリアリティーを感じない話。 どこか第三者からみたただのお話になっており、感情移入がし難く、ディールの臨場感が感じられないところが残念。 著者のバックグラウンドも影響してるのかも。
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この本は自分にとって来し方を振り返る本になった。 バブル期の過剰投資を悔やみながら、その処理に奔走した90年代後半。 苦しい時代が長引き、過剰債務を抱えながら甘い経営を改めなかった企業が次々と淘汰を迫られた00年代前半。 そしてりそなに続きUFJの問題がピークを迎えた2004年で...
この本は自分にとって来し方を振り返る本になった。 バブル期の過剰投資を悔やみながら、その処理に奔走した90年代後半。 苦しい時代が長引き、過剰債務を抱えながら甘い経営を改めなかった企業が次々と淘汰を迫られた00年代前半。 そしてりそなに続きUFJの問題がピークを迎えた2004年で、この本は終わっている。 全ては過去の風景になり、いまや失われた20年を生きのびた日本企業は隆々たるグローバル企業になり、世界の中でたたかっている。貿易赤字、人手不足と10年代にも問題はあるけれど、資産が年を経る毎に劣化していくような恐怖は、もう過去のものになった。00年代中盤にもミニバブルはあったけれども、その後処理に何年も苦しむようなことは起こっていない。 これは何故だろうか。 経営のパラダイムシフトとでもいうか、右肩上がりを期待した甘い経営者はいなくなった。それは鷲津、芝野、そういった人たちが粛々と処理していったから、と見るのがこの本を読んだ後の模範回答だろうか。 それはリスクを取らなくなったことと同義、と批判する人もいるだろう。しかし、大胆に海外に大規模な工場を建設していく日本企業の姿は、決してリスクを取らない、と簡単に整理できるものではない。 そういう経営の質の違いに着目しなければ、現代を正しく理解できないのではないか、そんなことに気づかせてくれた一冊になった。
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鷲津の執念の秘密がこの巻で明かさせる。なぜ、花井の事件を鷲津が調べるのか、そういうことかーーー。と納得するとともに、この話は終了する。おもしろカッッタ。
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ずいぶん前にテレビドラマで見た。ドラマも良かったけど、小説のほうがもっと面白い。内容は難しい。金融、経済のこと、全くの素人なので。
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全くの金融のシロウトでもわかった気になれる分かり易い書かれ方をしている。かなり、面白かった。 経済について、少し詳しくなれて興味も湧いた。 こういうのが、いいエンターテイメントなんだろうな、と思う。
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