生きる事はおもしろい の商品レビュー
人生訓、養生訓の類いであり、いまの世の中もなかなか生きずらい、感じてしまう。ただ悲観してばかりじゃいけないとも思える一冊
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五木寛之 著「生きる事はおもしろい」、2013.9発行。①風邪と下痢は体の大掃除 ②信号は守る、だが、かならずしも信用はしない ③「きょう一日、あした一日」というつもりで生きて来たが、なんと「明日が見えない」時代に突入してしまった。「きょう一日。」 ④不易流行、根元は一つ ⑤呼吸...
五木寛之 著「生きる事はおもしろい」、2013.9発行。①風邪と下痢は体の大掃除 ②信号は守る、だが、かならずしも信用はしない ③「きょう一日、あした一日」というつもりで生きて来たが、なんと「明日が見えない」時代に突入してしまった。「きょう一日。」 ④不易流行、根元は一つ ⑤呼吸:出す息が先、吸うのは後。
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読みやすい文章であるのに言葉の一つ一つに含蓄がある。個人的には仏教に関する知識が深められて面白かった。
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「生きる事はおもしろい」 生きていればおもしろい。 五木寛之、作家として豊富な実績を持つ齢八十を迎えたその人のエッセイ。 恥ずかしながら五木氏の本を読んだことが無いにも関わらず、幾多の本のちらっとしたあらすじから、このエッセイもきっと難しい考え方や哲学的な思考がぼんぼん出...
「生きる事はおもしろい」 生きていればおもしろい。 五木寛之、作家として豊富な実績を持つ齢八十を迎えたその人のエッセイ。 恥ずかしながら五木氏の本を読んだことが無いにも関わらず、幾多の本のちらっとしたあらすじから、このエッセイもきっと難しい考え方や哲学的な思考がぼんぼん出てきて読みにくいんだろうな、と勝手に思っていました。 しかし、思い込みは所詮思い込み。難しい考え方よりはシンプルな考え方、哲学的な思考よりは日常にどっぷり浸かった人間らしい思考が満載。 しかも、読んでいくと、五木さん(なんかほんわか過ぎて、氏よりさんを付けたくなる)が結構怒っているんですよねw その怒りごもっとも!とかそこまで行っちゃいますか!?とか思う訳ですが、なんか実績ある作家さんですが、これらの怒りを聞くと、あぁ、普通の感覚あるんだって思います。 エッセイのテーマは、腹三分から始まり扁桃腺、下降感覚、記憶、地獄、甲子園など幅広い。また、各々のエッセイには、本の話題がよく出てくる。五木さん、本当に、本が好きなんだなぁと。 “人生、うまいものを食う楽しみを忘れて、いったいなんの意味があるのか” “人間には、悪いほうへ悪いほうへと傾斜していく本能のようなものがあるのかもしれない”
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