そして父になる の商品レビュー
是枝監督作品は好きでよく観ています。この作品もかなり前に観ておもしろかった。 たいてい映画がおもしろいと、本はおもしろくない、逆もまた然り。なんだけど「そして父になる」はどちらもよかった。 生みの親か、育ての親か。どちらが正しいのかは、永遠のテーマではないかと。 しかし、それほ...
是枝監督作品は好きでよく観ています。この作品もかなり前に観ておもしろかった。 たいてい映画がおもしろいと、本はおもしろくない、逆もまた然り。なんだけど「そして父になる」はどちらもよかった。 生みの親か、育ての親か。どちらが正しいのかは、永遠のテーマではないかと。 しかし、それほどまでに血の繋がりは強い。と思う。1日たりとも育てていない親だったとしても、その存在を知ったら会いたくなるんではないか、何か理由をつけて、似ていると結びつけたくなるんではないか、理不尽なことがあっても、血が繋がっているということで耐えられるのではないかとも思う。
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映画『そして父になる』を観て、心を動かされ、本も読んでみたいと思いました。 赤ちゃんの頃に取り違えが発覚し、それぞれの家族が直面する戸惑いや葛藤が、静かで丁寧に描かれていました。 エリートの父親(福山雅治)が、自分とは性格の違う息子にぎくしゃくしたり、血のつながった子を引き取ろう...
映画『そして父になる』を観て、心を動かされ、本も読んでみたいと思いました。 赤ちゃんの頃に取り違えが発覚し、それぞれの家族が直面する戸惑いや葛藤が、静かで丁寧に描かれていました。 エリートの父親(福山雅治)が、自分とは性格の違う息子にぎくしゃくしたり、血のつながった子を引き取ろうとするも、うまく関係が築けず元の家に戻ってしまう場面は特に印象的でした。 「本当の親子とは何か?」という問いが胸に残り、血のつながりよりも、共に過ごした時間や愛情の重みを考えさせられました。
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親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。
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大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。
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2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。 キャスティングも絶妙。エリートサラリーマ...
2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。 キャスティングも絶妙。エリートサラリーマンの福山に奥さんが尾野真千子。もう一方のガサツな感じの夫婦がリリーフランキーに真木よう子だ。そして子役の子供、二人とも演技が上手くて本当感情を揺さぶられた。 血のつながりを選ぶのか、6年間一緒に親子として過ごした時間を選ぶのか…福山は葛藤して相手方よりも裕福だから『こちらで2人引き取って育てる』と言い出し、当然両家は険悪になる。でも、気持ちは痛いほどわかる。我が身の話だとしたら…自分が育てた子が取り違えた子供だったら…どうするのか。相手のご家族を慮るも、やはり二人とも育てたいと暴論を言うかもしれないなあ… この物語では、この取り違えの原因は『幸せそうな家族が妬ましかった』という理由で看護師が故意に行ったことだった。考えてみたら、母親は出産直後には全てを病院に委ねているわけだし、意図的にこんなことをされたら…血液型だけ合っていたら信じちゃうよね(そうそうDNA鑑定なんて普通はやらないだろうし) 物語では最終的な結論はグレーな形で、両方の家族で2人の息子たち(実の息子と、育ててきた息子)を愛情を持って育てていくような流れで終わる。確かにどちらかに結論付けるのは酷な話だ… 世の中には似ていない親子もいるから、もしかしたら…子供が生まれたらひと月以内に必ずDNA鑑定を受けることが法律で義務化されたら、かなりの数が病院で取り違えられていることがわかった…なんていうのは悪い冗談かなぁ… 小説を読み、また映画も見たくなった。
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6歳まて成長した子どもの取り違えの話、実の親か育ての親がそのまま育てるか、考え、悩んでいく、人生は選択の連続と言うけど、これは究極に近いかも。 昔は本当にあったようで、中々につらい話です。 感情が。。
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【2024年69冊目】 息子が小学校に上がる受験に合格したと同じ時期に知らされた、「赤ん坊の取り違え事件」。出産した時の病院で、乳児の取り違えが起こっていたらしい。これまで育ててきた息子とは血が繋がっていない――衝撃的な事実に打ちのめされながらも二つの家族は対面を果たす。本当に血...
【2024年69冊目】 息子が小学校に上がる受験に合格したと同じ時期に知らされた、「赤ん坊の取り違え事件」。出産した時の病院で、乳児の取り違えが起こっていたらしい。これまで育ててきた息子とは血が繋がっていない――衝撃的な事実に打ちのめされながらも二つの家族は対面を果たす。本当に血は水よりも濃いのだろうか……? 原作は未見でした。あらすじを読んだ時に、これは結末如何によってはめちゃくちゃに泣くな、いやでも前に読んだ是枝裕和さんの映画原作マジで酷かったからな…と思って半ば疑いを強めながら読み始めました。 途中までは、えっ?そっちの展開に行っちゃうの?あと福山雅治さんにその役を?あっ、リリー・フランキーさんはわかる、ハマり役ですね、みたいに思いながら読んでたのですが、やっぱりぼろぼろに泣いてしまいました。 子どもって本当に敏感で、掛け地なく親のことが大好きな存在なんですよね。血よりももっと大事なことってきっとたくさんある。 私的に収まるところに収まって本当に良かったなと思った話でした。映画見ても、多分泣くんだろうなぁ、ずるいですよ。
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もし我が家が同じ事態に陥ったら…と本当に深く深く考えさせられた本です。 映画を観ていなかったので、今この本に出会えてよかったなと思います。 病院側の対応などちょっと腑に落ちない部分もありましたが、続きが気になってダッシュで読み切りました。 自分の子育ても振り返る機会になりま...
もし我が家が同じ事態に陥ったら…と本当に深く深く考えさせられた本です。 映画を観ていなかったので、今この本に出会えてよかったなと思います。 病院側の対応などちょっと腑に落ちない部分もありましたが、続きが気になってダッシュで読み切りました。 自分の子育ても振り返る機会になりました。 おおらかに育てたいな。
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息子が有名小学校に合格してから赤ちゃんの取り違えが判明する。慶多、琉晴の二人と二つの家族が交差しながら、エリート社員の生き方を反省し気づきを得る一冊。初の是枝裕和作品、読みやすくて感情移入してしまった。 週末の仕事をやめて家族と映画やキャンプで楽しみたいと思わせる。
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血が繋がった者が家族なのか、過ごしてきた時間が家族を作り上げるのか、家族のあり方について答えのない難しい問を投げかける。話自体は淡々と進んでいく印象があり、次々にページをめくりたくなる、という感じではなかったが、後半になるにつれて良多の考え方がどんどん変わっていく感じは面白かった。
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