離島の本屋 の商品レビュー
離島の特徴的な本屋をひたすら紹介している。 元々はフリーペーパーの連載とのこと。 本屋とは関係ないけど、離島や田舎に生まれる人生に憧れがある。
Posted by
近所の本屋で店主自らが書いた「本屋なんか好きじゃ無かった」(日野剛広/十七時退勤社)を購入。地元愛と本屋愛に溢れたエッセイであり、現代日本の世相と書店業界の行く末に警鐘を鳴らす書物でもあり、大変面白かったのですが、自費出版なのかブクログには登録が見当たらず。残念。 ともあれ、栄...
近所の本屋で店主自らが書いた「本屋なんか好きじゃ無かった」(日野剛広/十七時退勤社)を購入。地元愛と本屋愛に溢れたエッセイであり、現代日本の世相と書店業界の行く末に警鐘を鳴らす書物でもあり、大変面白かったのですが、自費出版なのかブクログには登録が見当たらず。残念。 ともあれ、栄えているとは言えない地元にこれだけアツい店主が営む本屋があるのならば、守り、応援したくなるのが人情というもの。たまには決まった雑誌ばかりではなく、フェアで店長がお薦めする本に手を出してみました。 元来が鉄道マニアなので離島を訪れる機会はほとんど無いのですが、それだけに、ふんだんな写真から伝わる島の空気がまず素敵です。そして、それぞれの島の本屋の、個性ゆたかなこと!こだわりの品揃えの書店もあれば、図書館や移動書店が本屋の役割を果たす島もある。書店経営の厳しい時代に生きる店主たちの姿は、だからこそ多士済々。本を通した島民たちの暮らしの息づかいも、リアルに伝わってきます。 単行本化にあたっての追加取材で、残念ながら幾つかの書店は廃業してしまった事が明らかにされています。インターネットは便利だけど、やはりリアルの店舗があってこそ、そこに活気と文化が生まれるというもの。せめて地元の本屋くらいは、大切にしたいものです。
Posted by
感想としては歴史本みたいなイメージか。 訪ねたあとの「あの時、その後」はよかった。 写真の扱いはもう少し大きくしてほしかった。 著者や編者の趣味的な要素が強い気がして、それに合う人にはよいかも。 払ってもいい金額:600円 貼った付箋の数:0
Posted by
離島好き。本屋さんも…。 図書館で見つけてすぐに手に取って…。 新婚旅行で行った小笠原が一番で。 母島にも⁉︎って。 もう、旅行気分でしたぁ。 知らなかった離島。 図書館が一緒になった本屋 あの時、その後 もいい。
Posted by
本屋、図書館、コロナの自粛期間に自分にとってなくてはならないものだと改めて感じた。 子どもの頃は母に連れて行ってもらった街中の紀伊国屋書店。学生の頃は漫画や雑誌を買った近所のバス停の前の栄屋書店。←どちらも今はない(涙) 社会人のときお世話になったバスセンターの地下にあった小...
本屋、図書館、コロナの自粛期間に自分にとってなくてはならないものだと改めて感じた。 子どもの頃は母に連れて行ってもらった街中の紀伊国屋書店。学生の頃は漫画や雑誌を買った近所のバス停の前の栄屋書店。←どちらも今はない(涙) 社会人のときお世話になったバスセンターの地下にあった小さいけど充実してた本屋。←これもない(涙) 子育てしながら通った公共図書館。 時間に余裕がある今は公共図書館メインに郊外のモールの中の書店、街中の老舗書店、たまにはブックカフェと決めてみたり。 どこに住んでもいいけど、本のない町は無理かも。 ネットでは選べない、出会わない本がある。 離島の本屋、頑張れ。
Posted by
ビジネス書ばかり読んでいたので箸休めとして。 フリーペーパー「LOVE書店」での連載記事をまとめて書籍化したもの。ありきたりな表現だが、「本屋好き必携の一冊」だと思う。 自分としても本屋という空間は非常に特別なところだと思うが、その本屋が離島という特殊な環境下にある。それだけで...
ビジネス書ばかり読んでいたので箸休めとして。 フリーペーパー「LOVE書店」での連載記事をまとめて書籍化したもの。ありきたりな表現だが、「本屋好き必携の一冊」だと思う。 自分としても本屋という空間は非常に特別なところだと思うが、その本屋が離島という特殊な環境下にある。それだけで多分にドラマだ。そうでなくても、町の本屋さんは生き残りが厳しい時代。当然離島の本屋さんも経営は厳しい。しかし、文中にはこんな本屋さんの言葉がある。 「大変だけど、それでも毎週買いに来てくれる人がいるから、 続けられるうちは続けたいですね。それにたとえウチで売れなくても、 皆が本をどこかで手に入れて読んでくれれば、それでいいと思ってるんですよ」 とんでもない境地だと思う。 本好き、もとい本屋好きの方、休みの日に喫茶店でゆっくりとこの本を読んでみてほしい。この本には、篠原涼子も顔負けの愛しさと切なさと心強さがある。
Posted by
企画は面白いのかも。離島の○○シリーズ。 紙幅が足りないのかもしれない。せっかくの状況要因を活かせていない。離島ならではの生活感や人物表現がないのだろう。
Posted by
離島で営む本屋さん訪問記。 小さな島でも、人口が減っても、 本屋を無くしたくないという、想いが伝わってくる。 しかし、高速船等、移動が良くなると、 本を買う人が減るという矛盾も・・・。 「その後」の取材も良かったです。 ただ、町村の図書室や個人経営の文庫は・・・本屋さん?
Posted by
ほとんどの離島の本屋さんに共通するのは入荷が本州に比べて遅かったり、天候に左右される部分が大きいということ。でもそれは自然と共に生きる人や町にとってはしょうがないこと。 僕が今住んでる町には本屋さんはない。 入荷が遅れたりすることが日常的にあっても、本屋さんが自分の町にないことに...
ほとんどの離島の本屋さんに共通するのは入荷が本州に比べて遅かったり、天候に左右される部分が大きいということ。でもそれは自然と共に生きる人や町にとってはしょうがないこと。 僕が今住んでる町には本屋さんはない。 入荷が遅れたりすることが日常的にあっても、本屋さんが自分の町にないことに比べたらなんて幸せなことか。 そんなことを思いながら読みました。
Posted by
島には妙な憧れがあります。決して住むことはできないでしょうから妙な気持ちなのですが。島に住むというのはどんな感じなのでしょうね。 そんな思いを持っているので、この本を見た瞬間興味津々になったのです。島で営業する本屋を訪れる、ただそれだけなのに引き込まれます。元々フリーペーパーに連...
島には妙な憧れがあります。決して住むことはできないでしょうから妙な気持ちなのですが。島に住むというのはどんな感じなのでしょうね。 そんな思いを持っているので、この本を見た瞬間興味津々になったのです。島で営業する本屋を訪れる、ただそれだけなのに引き込まれます。元々フリーペーパーに連載されていたものということで、分量が少なめでもっと知りたいもっと教えてほしいという気にさせられます。島といえど地方都市の小さな町と同じと感じる部分もあり、周りを海で区切られているという特異性を感じる部分もあり。一昔前ならどんな町にでも本屋があって当たり前だったのが、今や大きな町ですら本屋がない状態。そんな中で島にある本屋というのは、町の本屋の根幹となる部分がある気もしますが、きっと島の人にとってはごく普通の景色なのでしょう。 これを読むことで自分の中にある妙な島への気持ちは整理できた訳もなく、今もまだ妙な気持ちのまま心に浮かんでおります。
Posted by