1,800円以上の注文で送料無料

つぎはぎプラネット の商品レビュー

3.6

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/09/01

書籍未収録だった作品を集めた単行本。 1960年代などに書かれた未来の生活についての物語が 興味深いなあ。 この頃の「未来」に今生きているんだなあ的な。 作品の中にさまざまな「未来の機械」が登場するけれど、 現代でも実現していないものは今読んでもわくわくするし、 形は違うけれど実...

書籍未収録だった作品を集めた単行本。 1960年代などに書かれた未来の生活についての物語が 興味深いなあ。 この頃の「未来」に今生きているんだなあ的な。 作品の中にさまざまな「未来の機械」が登場するけれど、 現代でも実現していないものは今読んでもわくわくするし、 形は違うけれど実現に近い状況になっているものを 見つけると何だか感動したり。 面白かった(^^*)

Posted byブクログ

2014/01/21

 星さんの文庫未収録作品を集めた幻の作品集。逆にいえば、星さんが文庫に「載せなかった」作品の数々が収録された文庫。  企業広告のPR文章やイベントのコピーなど、ショート・ショートの中でもごく短い作品が多い。そのため、尻切れトンボな話や万人受けしない話もあるが、それがむしろコアなフ...

 星さんの文庫未収録作品を集めた幻の作品集。逆にいえば、星さんが文庫に「載せなかった」作品の数々が収録された文庫。  企業広告のPR文章やイベントのコピーなど、ショート・ショートの中でもごく短い作品が多い。そのため、尻切れトンボな話や万人受けしない話もあるが、それがむしろコアなファンにとっては垂涎もので、星作品コレクター向けの作品集のように思う。そんな私も一コレクター。ひさびさに星さんの世界を楽しめた。  個人的には、ショート・ショートは広告にも使えるんだなと気づかされ感心した。

Posted byブクログ

2014/01/19

「文庫未収録作品を集めた幻の短編集」と銘打ってはいるものの、結局のところ、本書は星ファンにとってのコレクション的な位置付けなのだろう。 "星新一の作品"としてならばかろうじて読めるが、企業PR誌に書かれたものはあくまでもCM的な内容を出ないものだし、児童雑誌...

「文庫未収録作品を集めた幻の短編集」と銘打ってはいるものの、結局のところ、本書は星ファンにとってのコレクション的な位置付けなのだろう。 "星新一の作品"としてならばかろうじて読めるが、企業PR誌に書かれたものはあくまでもCM的な内容を出ないものだし、児童雑誌に向けて書かれたものは―著者の初期作品にあったような鋭い切れ味の風刺や毒が好きだった自分には―子供向けの内容でしかない。 とはいえ、ただ、50年前に作家が考えていた未来の生活様式で、既に現代において実現しているものがあるのは、なかなか興味深い。彼や、その時代の人々が理想と共に思い描いていた50年後の姿と現代とでは、相当に食い違っているのだろうが。 詳しくはこちらに。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2013-10-31

Posted byブクログ

2014/04/21

星新一の未収録作品、入手困難作品などが収められ、デパートの広告や、企業の広報誌に載った作品も含まれます。子ども向けのお話も多数ありますが、子ども向けと言っても、切れ味の良さは変わりません。個人的には、「知恵の実」と「魅力的な噴霧器」が面白かったです。収集にあたっての苦労話も解説に...

星新一の未収録作品、入手困難作品などが収められ、デパートの広告や、企業の広報誌に載った作品も含まれます。子ども向けのお話も多数ありますが、子ども向けと言っても、切れ味の良さは変わりません。個人的には、「知恵の実」と「魅力的な噴霧器」が面白かったです。収集にあたっての苦労話も解説に書かれており、読み応えのある作品集だと思います。

Posted byブクログ

2014/01/05

数十年前に書かれた話が現実になる、というのがSFの醍醐味だが、星新一の的確な未来の描写にはやはり唸らされる。 加えてソニーや九電などの企業PR誌に寄稿した話は時代背景も含めて彼のアンテナ感度の良さも感じられてなお興味深い。 未収録作品ばかりを集めた作品集であり、粗削りな話、オチの...

数十年前に書かれた話が現実になる、というのがSFの醍醐味だが、星新一の的確な未来の描写にはやはり唸らされる。 加えてソニーや九電などの企業PR誌に寄稿した話は時代背景も含めて彼のアンテナ感度の良さも感じられてなお興味深い。 未収録作品ばかりを集めた作品集であり、粗削りな話、オチの弱い話なども散見されるがファンなら楽しめる作品かと思う。

Posted byブクログ

2013/12/29

内容(「BOOK」データベースより) 同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート。日本人火星へ行けば火星人…「笑兎」の雅号で作られた、奇想天外でシニカルなSF川柳・都々逸。子供のために書かれた、理系出身ならではのセンスが光る短編...

内容(「BOOK」データベースより) 同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート。日本人火星へ行けば火星人…「笑兎」の雅号で作られた、奇想天外でシニカルなSF川柳・都々逸。子供のために書かれた、理系出身ならではのセンスが光る短編。入手困難な作品や書籍、文庫未収録の作品を集めた、ショートショートの神様のすべてが分かる、幻の作品集。

Posted byブクログ

2013/12/26

かつて、星新一の作品を読みあさっていた頃のことを思い出しながら読みました。 今でも一番好きな作家さんです。

Posted byブクログ

2013/12/23

 “ショートショートの神様”と呼ばれた星新一の、文庫に載せられなかった数々の名作がこの一冊にまとめられたようです。帯には「幻の作品集」と紹介されていて、思わず手に取ってしまいました。星新一は学生の頃を最後に、読むのは本当に久しぶりで、ずいぶん昔に読んだのにそれでも記憶に残っている...

 “ショートショートの神様”と呼ばれた星新一の、文庫に載せられなかった数々の名作がこの一冊にまとめられたようです。帯には「幻の作品集」と紹介されていて、思わず手に取ってしまいました。星新一は学生の頃を最後に、読むのは本当に久しぶりで、ずいぶん昔に読んだのにそれでも記憶に残っているお話が多い作家さんでしたので、わくわくして読みました。  結果的に言うと、一番面白かったのは最後の解説でした。  解説というタイトルではなく、本当の解説です。勿論、星新一さんのお話自体はその時代に書かれたお話だと考えると、その想像力・独創力は素晴らしいものがあるし、全て楽しく読ませていただきました。まあ、その中で面白かったお話は「魔法のランプ」というお話で、とっても短かったですが、簡潔で何ともシュールなブラックユーモアが効いていました。  で、解説が一番面白いと思ったのは、この本を作ろうとした人たちの想いが書かれていたからです。こんなに素敵な解説は初めて読みました。とにかく皆、星新一のファンで、未収録作品を集めるべく四苦八苦する様が懇々切々と書かれているわけです。上から目線ではなく、何だか微笑ましくて感動してしまったわけです。  みなさん、この本を含めた文庫本を全て読めば星新一の作品をコンプリートできるそうですので、ぜひご一読を! [ペンンーム・ringo]

Posted byブクログ

2013/12/16

子供向け雑誌,或いは特定企業のPR誌に書かれたものは秀逸.当時の子供達にとって,この世界はどのように琴線に触れたのだろう.羨ましい.

Posted byブクログ

2013/12/11

書籍未収録の短編集。 子供向け、企業PR小説など、 ほかの作品集とは毛色が違うSSが多い。 同様のものを期待するとアテが外れるかも。 星新一のすべてを読みたい!人には欠かせないが、 そうでもない人にはそうでもない一冊。

Posted byブクログ