縫合 の商品レビュー
2024.6.12 読了 表御番医師の矢切良衛が 殿中での刃傷事件の解明に しぶしぶながら 乗り出す。 前巻からの続きでした。 今回のは 一応の決着的なものは見えましたが シリーズは続いているので、 終わってないのか? それとも 違う話で続いてるのか。 続きを読んでみようと...
2024.6.12 読了 表御番医師の矢切良衛が 殿中での刃傷事件の解明に しぶしぶながら 乗り出す。 前巻からの続きでした。 今回のは 一応の決着的なものは見えましたが シリーズは続いているので、 終わってないのか? それとも 違う話で続いてるのか。 続きを読んでみようと思います。
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シリーズ第二弾。 殿中で大老が斬殺された事件を、探るというか、“探らされて”いる良衛。 その動きを封じる為に圧力をかけられたり、刺客から襲われたりと、完全に貧乏くじ引いちゃった状態です。 良衛に探索をさせる大目付・松平対馬守も、良衛を便利に使って、いざとなれば切り捨てる気満々な...
シリーズ第二弾。 殿中で大老が斬殺された事件を、探るというか、“探らされて”いる良衛。 その動きを封じる為に圧力をかけられたり、刺客から襲われたりと、完全に貧乏くじ引いちゃった状態です。 良衛に探索をさせる大目付・松平対馬守も、良衛を便利に使って、いざとなれば切り捨てる気満々なのも何とも非情ですよね。 ところで、この大老・堀田正俊が殿中で若年寄・稲葉正休に刺殺された事件は、未だに謎の多い歴史ミステリーなのですが、著者の上田さんはこの事件にかなりのご興味をお持ちのようですね。別著書の「軍師の挑戦 上田秀人初期作品集」でもこの事件を取り上げていますし。 この巻での“解釈”もなかなか興味深かったです。それにしても、皆、腹黒過ぎますね・・。
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第二弾 本当に厄介な設定、老中暗殺の背景にある、五代将軍擁立に宮将軍で動いた酒井、それを阻止した堀田、小田原の失地回復を召さす大久保、自分の立場の悪さに焦る因幡、家康の次男結城家の策謀、そして京では? 厄介な設定
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内容(「BOOK」データベースより) 若くして表御番医師となった矢切良衛は、大老堀田筑前守正俊が殿中で斬殺された事件に不審を抱き、解明に乗り出していた。しかし義父の突然の訪問を受け、自身の言動を咎められてしまう。葛藤する良衛だったが、やがて一連の騒動の裏には、将軍綱吉を巡る男た...
内容(「BOOK」データベースより) 若くして表御番医師となった矢切良衛は、大老堀田筑前守正俊が殿中で斬殺された事件に不審を抱き、解明に乗り出していた。しかし義父の突然の訪問を受け、自身の言動を咎められてしまう。葛藤する良衛だったが、やがて一連の騒動の裏には、将軍綱吉を巡る男たちの様々な思惑が交錯していることが明らかになる。そして事件は意外な展開を迎えて―。時代小説の名手が剣豪医師を鮮やかに描いた、渾身の書き下ろしシリーズ、第2弾! 平成29年8月17日~21日
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物の漢字の読みに苦労しています。 説明部分が長く続くところも、少し苦手。 でも、主人公の表御番医師 矢切良衛は、医師の知識も技術も高い上に、外科の知識に基づいた剣の腕も立つ所が良いです。やはり、主人公は強くないと! 奥方の親戚筋が酷い人たちばかりの中、義兄の奈須玄竹が良い人で良かった。 大目付からの扱いは酷い。。。もっと見方が欲しいところ。
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外科医、矢切良衛の活躍を描く第二弾! 切開したら縫合しなきゃ、ということで(笑)、一巻で提示された謎が解明されるのですが、時代小説を読み慣れない私には、たくさん出てくる役職や、将軍家の系図などがいまひとつ理解できず…やや消化不良の感が拭えません。それでも、良衛が戦場剣術で刺客を退...
外科医、矢切良衛の活躍を描く第二弾! 切開したら縫合しなきゃ、ということで(笑)、一巻で提示された謎が解明されるのですが、時代小説を読み慣れない私には、たくさん出てくる役職や、将軍家の系図などがいまひとつ理解できず…やや消化不良の感が拭えません。それでも、良衛が戦場剣術で刺客を退けるさまは、読んでいて痛快でした。次の巻も読もうと思います。
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