吹部！ の商品レビュー

赤澤竜也(著者)

2014/06/26

廃部寸前の吹奏楽部がゴーイングマイウェイな先生・ミタセンの指導で生まれ変わる？！目標は全国大会出場！
良かった。個性的な生徒たち一人一人の心情の変化が手に取るようにわかる。
音の表現もとても素敵。読みながらミタセンと一緒にジャンプしたくなる。ミタセンが「空中ブランコ」の伊良部先生とかぶって思わず笑ってしまう。
挿画もとても可愛いらしい。

2014/06/21

高校の吹奏楽部を舞台としたお話。なので登場人物が多い…。ちと苦手だな、と読み始めたらまんまとストーリーに引き込まれた。こういう主人公たチームが成長していく物語嫌いじゃない（笑）。

ドラマ化したら…、主人公は百田夏菜子がいいかな。ミタセンは石塚英彦がマスト！

2014/06/09

吹奏楽部のこと、
いまどきは「吹部」って言うんですね。

学生時代のほぼ全部を吹奏楽部とともに過ごしたので、
とてもよくわかる小説でした。
一生懸命、仲間とともに目標に向かってひた走る、
今ではなかなかできないこと。
大切な時間だったなぁ、と。
そう思います。

2014/06/06

高校の部活動が感動的なのは、
出場する時期に限りがあるからだよね。
技術だけならプロが上に決まってるけど、
バカの一つ覚えのように、
ひたすら同じことを繰り返していられるのも高校生だから。

当事者の時はつゆほどもそのありがたみが分かってなかったけどね。

2014/05/11

微妙にファンタジーっぽい展開もあるが、なかなか面白かった。顧問が若干トリッキーではあるがモデルになった先生もとても頼もしい先生なので違和感なく読めてしまった。廃れた弱小吹奏楽部って、確かにこの小説にあるような感じなんだよね～。練習なんて全然しないもん。毎日部活には顔を出すけど、ＬＩＮＥしたり宿題したり談笑したり…ね。まあ、楽器をピン代わりにってのはさすがにないけど、メンテもしてないから、本当サビだらけで…悲しくなるよね。

2014/03/17

高校2年生の沙耶は吹奏楽部でフルートを吹いている。でも部員は減少、部の存続も危うい。そんなとき、突然新しい顧問がやってきて、「全日本を目指す」と宣言、沙耶はなぜ部長をおしつけられ、楽器もチューバに変更させられ、部員勧誘に走り回ることに。寄せ集めの吹部が本当に全日本にいけるのか？自信満々の顧問とは裏腹に、部員たちは半信半疑だったが、猛練習を積むうちに、少しずつ変化が…。「高校生が奇跡を起こす瞬間」が感動的。ドタバタしながらいつのまにか目標に向かって突き進む、明るい物語。

2014/03/02

AKBぱるる推薦本！
という言葉にふと借りてみたこの本。高校の頃は、帰宅部だったけど、中学の時は、少しだけ、ブラスバンドだったな~なんてちょっと思い出しつつ、でも、コンクールにはでてなかったので、こういう頑張りが大切な時ってやはり若かりし頃なんじゃないかしらなんて思うお話でした。

思わぬ展開も少しあり、なかなか面白かったです。

2014/01/18

最初はかったるい話やなあと思ってたんだけど、途中から完全に掴まれてしまいました ^_^
会社の後輩が面白いと書いてたので読んでみたのですが、単純明快な話でとても面白かったです。

で、思い出したのが自分のこと。
中1の1年だけ私もブラバンやってました。主人公と同じようにペットやりたかったけどチューバ担当にさせられました。でも、秋の大会に向けて頑張って練習したし、嫌いじゃなかったですね。未だにこの大会でやった曲のスコア、ある程度覚えてます。2年になって辞めたんだけど、はっきりした理由は自分でも覚えてない。仲の良かったクラの友人が転校しちゃったの、大きかったんだろうか?

なんてことも思い出して、楽しめました!

2013/12/18

崩壊寸前の吹奏楽部で、突然部長に任命されて、コンクール目指すも空中分解して、奇跡的に復活して、復活後は一気にレベルアップしてコンクール目指すという、あまりにも定番通りの展開で逃げも隠れもせずって感じ。

登場人物のキャラクターと担当楽器のキャラクターに違和感が無く、音作りの話もリアルで著者は吹奏楽経験者なんだろうなぁと思える作り。経験者じゃないとしたら取材した内容を取りこぼさず小説に盛り込む力はある。

奥付には企画協力としてさもありなんな人々のお名前がありますが(^^)

こういう話を真っ正直にワンクール13話のドラマにしてくれたらいいのになぁ

2013/12/09

2013/12/9

913.6||アカ　(3階日本の小説類)

東京都立浅川高校の崩壊寸前、お気楽弱小吹奏楽部に新しくやってきた変人顧問の三田村昭典(みたむらあきのり)こと通称“ミタセン”。
超個性的なメンバー揃いのダメダメ吹奏楽部を立て直し、１年で全国大会出場、なんて豪語してるけど・・・
そんなの無理に決まってるってば！
全国大会で金賞！という大それた目標に向けて、なぜだかメキメキ腕を上げはじめる部員たち。
全国５００万人の吹奏楽ファンに贈る、心が元気になる青春小説です。