戦士の休息 の商品レビュー
とても感銘を受け、読んだ この本の影響で「ローマの休日」を見直した 初見の時はあまりわからなかったが感動 観た後にじーんと泣きそうになる そして中居版しか観た事が無かった、「私は貝になりたい(白黒版)」を初めて観たが、これまたリメイク版の初見時と印象が違い、感慨深い あとは...
とても感銘を受け、読んだ この本の影響で「ローマの休日」を見直した 初見の時はあまりわからなかったが感動 観た後にじーんと泣きそうになる そして中居版しか観た事が無かった、「私は貝になりたい(白黒版)」を初めて観たが、これまたリメイク版の初見時と印象が違い、感慨深い あとは山田洋次監督が涙したとされる「男ありて」を観てみたい でも配信が無いんだよなあ・・・どっかでレンタルするしかないのか・・・ 救いのない、残虐性のみを表現した映画についての受け取り方に成る程と たしかに映画は希望を観たい
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稀代の名打者&名監督であった落合博満氏が、映画について語る本。 図書館で見かけ、ぱらっと目次を開くと、自分が愛してやまないチャーリー・チャップリンの項があった。 「野球選手がチャップリン?」 借りてみることにした。 読んでみると、非常に興味深い。 チャーリー・チャップリンの項...
稀代の名打者&名監督であった落合博満氏が、映画について語る本。 図書館で見かけ、ぱらっと目次を開くと、自分が愛してやまないチャーリー・チャップリンの項があった。 「野球選手がチャップリン?」 借りてみることにした。 読んでみると、非常に興味深い。 チャーリー・チャップリンの項は 「ナンバーワンであり、オンリーワン」 と銘打っていた。 世に、「ナンバーワン」は数あれど、ナンバーワンであり、オンリーワンである存在はそうそうない。 野球や作品に向けられたチャップリンの視点と絡めながら、その素晴らしさを余すところなく語っている。 自分は、この本を読み、「『黒部の太陽』ってどんな映画だろう?」と思い、アマゾンプライムで冒頭鑑賞を行なった。少なくとも、この本には、それだけの力がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
稀代のプロ野球人である落合博満さんが、大好きな大好きな、映画、という存在を語ったらどうなるか?という、なかなかに面白い着眼点の映画レビュー本?です。 スタジオジブリが刊行している「熱風」という小冊子で連載されていたようなのですが、なにしろ。 「落合さんに、映画を語ってもらったら面白そうだ」という妄想?を、実際に現実のものにしてしまった、スタジオジブリの関係者のかたがたに、まずは厚い御礼を、という感じですよね。 あの落合さんの、野球以外のことに向けた言葉を聞くことが、読むことができる、というのは、相当に貴重ですものね。なんせ私、生粋の落合さんファンですもの。そんな人物にとっては、最高の本なのですよね、こういうのは。 落合さんの文章は、極めて理路整然、真っ当です。特に奇をてらった文体や表現があるわけでもなく、ある意味大変読みやすく、どストレートです。 そして、ホンマに映画が好きなんやろうな、ってことがしみじみわかる感じと、所々にでてくる、野球話。人生に対するスタンス。そういうところが、やっぱ、おもろいんですよね。あと、なんだかんだで王道大好きな所、大定番大好きな所、自分の好みに合わない映画も、その映画としての存在は、ちゃんと評価するところ。優しいんですよね、ホンマ。そういうところ。 個人的には邦画で大好きな映画「悪人」を、落合さん、サクッと流してるよ!とか、 「野球の映画は興味ない」って、稀代のプロ野球人である落合さんが、なんでそんな事をいうのか!?とか、 いやあ、おもろい面は満載です。大満足。 巻末で、山田洋次監督と落合さんの対談が載っているのですが、これもすっごい面白いんですが、 叶うならば。叶うならば、北野武監督と、落合さんの対談、っていうものを。メチャンコ読んでみたい。 野球に関しての対談と、映画に対しての対談と、人生に対しての対談と、三段構えで。ホンマ、めちゃんこ、そんなん実現せえへんかなあ~、、、
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落合博満が映画を紹介する一冊。 高校時代から野球サボって映画館に入り浸っていただけあり、映画に対する知識の深さに驚かされた。 古今東西洋邦問わず、様々な映画を網羅してるので、野球ファンよりむしろ映画ファンにお勧めの一冊。
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野球人の映画評。興味深いが、落ちを公開してしまうのはルール違反だと思います。山田洋次監督との対談がかみ合っていないようなそうでないような不思議な雰囲気。
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いきなりジブリでビックリしたが、もともとジブリの「熱風」での連載をまとめたものなのか。◆落合おすすめの「黒部の太陽」「チキチキバンバン」とチャップリンの「モダンタイムス」「独裁者」はじっくり見ておきたい。◆◆黒沢が自分は天才じゃないが、記憶力がいいゆ挿話。◆過去を総括して評価し、...
いきなりジブリでビックリしたが、もともとジブリの「熱風」での連載をまとめたものなのか。◆落合おすすめの「黒部の太陽」「チキチキバンバン」とチャップリンの「モダンタイムス」「独裁者」はじっくり見ておきたい。◆◆黒沢が自分は天才じゃないが、記憶力がいいゆ挿話。◆過去を総括して評価し、今に実行してみること。
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どうして、落合博満氏が映画なのかわかりませんでしたが、読んでいくとマニアックな点は否めませんが、野球と関連した話などで意外と楽しく読めました!映画観たくなってきました。 ~共感したこと~ 映画は観る人の人生に何らかの標を刻むのと同時に、作られる時代背景にも大きく影響されるものだ...
どうして、落合博満氏が映画なのかわかりませんでしたが、読んでいくとマニアックな点は否めませんが、野球と関連した話などで意外と楽しく読めました!映画観たくなってきました。 ~共感したこと~ 映画は観る人の人生に何らかの標を刻むのと同時に、作られる時代背景にも大きく影響されるものだろう。敗戦から立ち上がり、高度経済成長を続けた時代には大らかで希望に満ちた作品が多かった。では、これから先はどんな時代になり、そこでどういう作品が生みだされるのか。ただひとつの願いは、映画とは、いつでも観た後に「面白かったな」、「観に来てよかったな」と思えるものであってほしいということだ。
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落合さんがこんなに映画が好きであったとは驚きであった。 洋・和を問わずに見ている。 人それぞれに好き嫌いの映画があるが、意外と同じ映画があった。
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元中日監督、落合さんの映画論。 ここまで深く突き詰めた本やとは思わなかった。もう、文体が普通の作家っぽい。 案の定、紹介されている映画もぜんぜんわからない。 映画好きなひとか、落合さんが好きなひとが読むべき本ですね。自分みたいに、野次馬的(?)に読む本じゃないと思いました。
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三船敏郎とジョン・ウエインのかっこよさが群を抜いているということが書いてあって、「そうだ。そうだ。」とうれしくなった。中学1年の文化祭で、講堂でみんなで大勢でみた「黄色いリボン」を思い出した。落合さんは映画のストーリーを追いながら、ここはこういう展開のほうがいいんじゃないか?と感...
三船敏郎とジョン・ウエインのかっこよさが群を抜いているということが書いてあって、「そうだ。そうだ。」とうれしくなった。中学1年の文化祭で、講堂でみんなで大勢でみた「黄色いリボン」を思い出した。落合さんは映画のストーリーを追いながら、ここはこういう展開のほうがいいんじゃないか?と感じることがあるらしい。そういうことが何カ所か書いてあって、落合さんの生き方、振る舞いのもとになる考え方を少し知ることができた。映画たくさん見て大人になれたと感じているらしい。いい本でした。
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