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隣人 新装版 の商品レビュー

3.3

30件のお客様レビュー

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2024/07/07

おぉ!!そうきたかぁっ!! と、ジワリと忍び寄る怖さに、しっかりと捕まるようなラストたち。 短編集で読みやすいうえに、グッと引き込まれる展開でとても面白かったです。

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2024/05/08

6本の短編の内5本が不倫話。 どれも変わった角度からの話で斬新やった。 特に『伴走者』『洗足の家』『至福の時』がお気に入り。

Posted byブクログ

2023/06/20

一話一話は引っかかりなく読めるんだけれども、続けて読むとパターンがわかりやすくて面白味半減でした。 どの作品も人間性があまり褒められるタイプではない人が主人公のため、そのクズさが目立つだけで、帯に書いてあった「恐怖」は感じられなくて期待と違いました。

Posted byブクログ

2022/07/31

とっても読みやすくて、意外な結末がおもしろかった。ただ不倫はいかん。不倫してる人ってやっぱり自分を正当化しがち、、。それにひく。 でも一番受け入れがたかったのは、洗足の伯父。普通に性的虐待。最低。

Posted byブクログ

2018/12/26

どの話も予想外の展開で良かった。 ただ大体どれも男女のもつれ的なアレなので合う合わないはあるかも。

Posted byブクログ

2018/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サスペンス短編集。とっても読みやすいし面白い。 ネコ好きな妻が子供を欲しがる猫嫌いの旦那を事故に見立てて殺すけど隣人のおばちゃんに気づかれてしまう話と、 不倫相手を信じていたら裏切られて不倫相手の妻に殺されてしまうどうしようもない男の話と、 妻を殺して不倫相手と駆け落ち的なことをしようとしていた男が不倫相手に殺されてしまう話と、 仲良しな伯母と孫娘が、計画して近親相姦伯父を殺す話と、 自殺した母の不倫相手が実は当時15歳の中学生と知って絶望するマザコンのイケメンの話と、 妹に男を寝取られた姉が妹の子供を無理やり旅行につれて行って、どうするかと思いきや自分も別の男の子供を妊娠していて産む決意をするって話。 ひとつひとつの話がよく作り込まれていて、その後はどうなったんだろう…とあれこれ考えてしまう。 3話目の、不倫相手の芸術家の殺害理由がいまいちピンとコないのだけれど。人生の邪魔になったからって理由で簡単に人の頭石で叩いて殺すか?って感じ でもほんと面白いです。何回読んでも面白い。

Posted byブクログ

2018/07/28

いかにも女性が書きそうな感じ…というか、女性作家が書いた感じ!がよく分かる小説でしたねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者はすでに亡くなられているんだとか…死因が判明しないようですけれどもまあ、いいでしょう…そこは突きこまない…。 ミステリなんですけれども、やはり...

いかにも女性が書きそうな感じ…というか、女性作家が書いた感じ!がよく分かる小説でしたねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者はすでに亡くなられているんだとか…死因が判明しないようですけれどもまあ、いいでしょう…そこは突きこまない…。 ミステリなんですけれども、やはり男性作家とは違い、登場人物たちの気持ちに寄り添ったお話が多かったような気がしますねぇ…だからこそ、こう…登場人物たちの心情が…紙面を通して伝わってくるやうで…読むのが辛かった作品がいくつかありますね! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、けれども、夢中になって読めたのはやはり著者の実力があるからでせう…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー

Posted byブクログ

2018/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とりあえず一言で言うなら、「隣人」と「洗足の家」の旦那さんと婚約者が可哀想。二人とも主人公思いの優しくて良い人なのに。「伴走者」と「風の墓」の主人公は、自業自得なので全く同情できないが、この二人は本当に……。 そもそも「隣人」に関しては、旦那さんが亡くなってからじわじわと隣人に侵食されていくような展開が待ち受けているのだろうなと思っていたのに(あらすじにも“新たなる絶望への幕開け”と書かれているし)、すんなりあっさり終わってしまって拍子抜け。え?だってこれからじゃないの?という不完全燃焼感。 中途半端に短編にしないで、このお話はもっと細かく作り込んで長編にしてくれたら読み応えがあったのだろうな、と思う。お隣の三瀦さんの旦那さんの死も、なんだか裏がありそうな気がするし。 で、“隣人”というタイトルだけで色々想像してしまうほどホラー感があるのに、実際はそれほど怖くない。というか、全体的にサスペンス色は弱めな小説だった。 一つだけ気になったのは、この「隣人」の主人公は、旦那さんが死ぬことを分かっていたから、その後のお葬式やなんかで忙しいことを見越してキャットフードの配達日を遅くしたのか、可愛い可愛いと言いつつ本当は猫のことも死なせようとしていたのか。 文章を読むだけでは前者のように感じるが、ではなぜキャットフードがなくなりかけているのにもっと早く頼まないのか、ということを考えると、後者のような気がしないでもない。だとしたらこの主人公、めちゃくちゃ怖い。本心が読めない。一瞬ゾッとした。 お気に入りは「風の墓」。文章の隙間にはめ込まれた、ガラスのプレートや湖の表現が美しかった。最後の展開は読めたけれど。うん、確かにこれは……重荷だろうな、彼女にとっては。 「至福の時」は、普通に気持ち悪い。不倫ってだけでも受け付けないのに、一回り離れているとか、一方は子供もいる母親で、一方は中学生とか。ないわ。無理だわ。本人たちが幸せだろうがなんだろうが、気持ち悪いものは気持ち悪い。 なんていうか、この小説に一貫して言えることだけど、さっさと離婚すればいいのに。離婚すれば問題ない話ばっかりなんだよなぁ。 「雪模様」の主人公も被害者ぶっているけれど、本当の被害者は奥さんだし、賢い女性を装っているけれど、同じことを繰り返して学ばない人だな、という印象。ただ、特別イラつく女性というわけでもなく、感情移入ができずにサラサラと目の前を流れていくような、人生においてインパクトの残らない、そういう愛され方をしようとしない人物だなぁと思った。

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2018/03/14

一貫して読みやすい。サラサラ読み進めちゃう。読書初心者向けの短編! ただ、帯とかあらすじでかなーりホラーっぽいの期待してしまったわたしには、とっても物足りない感じには?なったかな? パンチの薄いミステリーって感じ。水っぽいカルピスみたいな。笑笑、気の抜けたコーラか?そんな感じ...

一貫して読みやすい。サラサラ読み進めちゃう。読書初心者向けの短編! ただ、帯とかあらすじでかなーりホラーっぽいの期待してしまったわたしには、とっても物足りない感じには?なったかな? パンチの薄いミステリーって感じ。水っぽいカルピスみたいな。笑笑、気の抜けたコーラか?そんな感じです。 この作者。もしかしたら長編で少しづつ内容掘り下げていく方が合ってるかも。 人物描写や背景なんかはとっても上手で本にも入り込みやすかったです!

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2018/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『隣人』 なにも殺さなくても……と思った。 離婚すればいいだけなのに。 『伴走者』 不倫相手に自分の夢を叶えてもらおうなんて そりゃあ間違ってますよね。 最後はやりすぎな気もするけど、自業自得かな 『風の墓』 主人公が思うほど、相手の女性は好きじゃなかったんでしょうね、重荷になったと思われる。そこまで深くハマらなければよかったのに。 『洗足の家』 これも、ここまでするか……と思ってしまったけど、 時間がたった夫婦ほど、別れにくいものなのかな 『至福の時』 不気味さ漂う内容。 『雪模様』 関係性がややこしい。 主人公の妹が、主人公の不倫相手との間の子供を産んでしまった。 そして主人公は、その姪っ子を遠くに連れ出す……。 とここまではまあありそうだけど、その後の展開が意外だった。 不倫相手の男のやさしさに、腹が立つ

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