ライオンの棲む街 の商品レビュー

東川篤哉(著者)

2013/09/05

５話からなる連作短編小説
ライオンの正体は威勢のいい女性、しかも探偵
そこに女性の友達なる地味？なオンナが助手とし登場

但し表紙に偽りあり、この短パン女性はどうみても１０代
読み出しは話の筋よりも、こてこての台詞やギャグに閉口
でも読むに従ってだんだん慣れてくるからふしぎ
それぞれの話も芯は本格ミステリー、それに救われるところが多い

ちょっと気になるのは探偵事務所の経営状態
依頼人が犯人だったり、死亡してしまったり調査費の回収状態が心配
調査着手金などの導入も必要だろう
とまぁこれは余計なお世話だが…

2013/09/04

新コンビ誕生。相変わらずの「東川さんのテイストだなー」というノリツッコミのかけ合いは快調で、読んでて安心。
（ただちょいと、烏賊川市でもこの作品成立しそうで、棲み分けが難しそうねー…と思ったり思わなかったり…）

2013/08/24

東川のお得意のユーモア探偵小説。謎解きよりもステーサスが面白い。掛け合い漫才的な趣向が、イカガワ市の探偵小説よりも拍車が懸かっている。
相変わらず読みやすさは抜群だが、猫探偵のような安直に為らないなように懸念する。

2013/08/21

近年流行の、ドＳ＆ドＭカップルによる、
ライトミステリーに慣れてしまったので、
本作の新しぃタイプのペアはどぅかな～、
って思いましたが…、

そこは、キャラ作りの上手ぃ、東川さん、
魅力的なペアに、仕上がっていました…。

ただ…、キャラも、お話（トリック）も、
これまでの、東川さんの作品群の中では、
緩め…、といぅか、
尖がり具合は、ちと控えめだったかな～。

っていぅか…、ふつぅ、なんでそぅ…。
それが…、逆に、新鮮な感じでしたが…。

ドＳキャラの作品も多くなってきたし…、
よほどの、キャラやお話じゃないと、
マンネリ感も出始めてくるでそぅから…、
そぅいう意味でも、よぃ作品でしたね…。