毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方 の商品レビュー
仕事の工夫の仕方、という面で参考になる内容はまぁまぁあった。 ただ、一部にサービス残業を肯定しているように見受けられる内容があるのが残念。 働き方改革が世間的に叫ばれている中で、この部分だけ個人的には賛同できなかった。
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売上目標さえ立てれば、会社は本当に儲かるのか? それなら経常利益がわずか年間4000万円をコンスタントに超える会社が、どうして日本にはこれほど少ないのだろうか ? 未来工業には、「お客さんの前に立ってこそ営業職」という考え方がある、あなたがお客さんなら、電話一本で注文をとろうとする人と、自分の会社や現場まで毎回きちんと足を運んでくれる人と、どちらを取引相手としてより信頼するだろうか、そこに営業という仕事の本質がある。もし、やってみて自分には合わないと思えば、捨てる前の状態にいったん戻し、あらためて考え直せばいい、その試行錯誤も未来イズムのひとつだ。小さな達成感と、新たに手にする楽しみの積み重ねの先にしか、残業ゼロはない、毎日の業務の細かな見直しは、「面倒くさい」という気持ちのコントロールこそ最大の壁だから。長年の慣習を変えるのは面倒くさい、しかし、「ダメなら元に戻せばいい」と考えれば、気持ちのハードルは簡単に下げられる。リーダーの仕事には、部下の成長を待つ、という部分もある、未来工業は、部下への命令は禁止、その代わりに、上司は部下を説得して納得させなくてはいけない、そのため、「待つ仕事」の重要性はいっそう高くなる。「会社が自分にこれだけよくしてくれるなら、その分がんばって働こう」、日本人は根が真面目なので、多くの人がきっとそう考えるはずだ、それも山田式「モチ」のひとつ。「改悪」を恐れず、より業務効率のいい方法を「常に考える」、試行錯誤をやめない、モノづくりも組織づくりも、その永遠の反復だ。「人を育てるには、手をかけず目をかけてやる」というのは前社長の名文句、細かい口出しや手出しをせず、我慢して見守りつつ、必要に応じて短いヒントやアドバイスを与える、まずは本人に考えさえ、どうしてもというときにだけ手を貸す。命令で人を動かす会社では、人間を「人材」と材料扱いして表記する、それは人をコストと見て「人件費」と書き、まるで必要悪か、圧縮の対象として表記する考え方とぴったり同じ。「人材」を「人財」と書き換えることからすべてが始まる、一字違いで大違い。
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社長山田は自分流で人生を作り上げました。 人生には哲学が必要です。社長山田のまねをそっくりそのまますればいいってもんじゃありません。 大事なのは、社長山田が何を思って一般人のやらないことをやってきたのか。その真義を自分の頭で考えることが大事なのです。 成功する人は決...
社長山田は自分流で人生を作り上げました。 人生には哲学が必要です。社長山田のまねをそっくりそのまますればいいってもんじゃありません。 大事なのは、社長山田が何を思って一般人のやらないことをやってきたのか。その真義を自分の頭で考えることが大事なのです。 成功する人は決まって成功する人の考え方があります。行動を真似るのではなく、施策を真似るわけでもなく。仕事を真似るわけでもない。 どんな信念を持って、どんな視点で人を見て、何を考えて生きているのか。そこを考え、自分の頭で大事だと思ったことをやっていくことがオリジナルであり、一番大切な事だと思うのです。
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未来工業・山田社長のすごさを改めて実感。 <備忘録メモ> ・事前の電話1本で無用なクレーム等を減らす ・問題提議能力 →社内提案制度(1件につき500円) →最初は質より量! ・PC・携帯禁止→面談と部内雑談を重視 ・「管理職が頑張れない仕組み」をあえて作る ・「管理職」よ...
未来工業・山田社長のすごさを改めて実感。 <備忘録メモ> ・事前の電話1本で無用なクレーム等を減らす ・問題提議能力 →社内提案制度(1件につき500円) →最初は質より量! ・PC・携帯禁止→面談と部内雑談を重視 ・「管理職が頑張れない仕組み」をあえて作る ・「管理職」より「奉仕職」 ・70歳定年制・自分で退職日を決める ・出戻り社員は歓迎 ・桑田投手の考える野球~問題意識を持って短時間練習
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ワンマン社長が、これまでに身代を築き上げてきたノウハウが書かれている。 「常に考えること」当たり前だがなかなかできないことをしてきた人だ。 常識にとらわれず、やってみて上手くいかなかったらもとに戻せばいいと、常にチャレンジを推奨している。 管理せずに部下に自由にやわせることがコツ...
ワンマン社長が、これまでに身代を築き上げてきたノウハウが書かれている。 「常に考えること」当たり前だがなかなかできないことをしてきた人だ。 常識にとらわれず、やってみて上手くいかなかったらもとに戻せばいいと、常にチャレンジを推奨している。 管理せずに部下に自由にやわせることがコツのようだ。 また「成功」の反対は、「失敗」でなく「チャレンジしないこと」というのは名言だと思う。
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http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=346 ■5分単位で業務のムダを削り、生まれる時間の楽しみ方を想像する えっ、そんなことまでやるの?―それぐらいのレベルで、日々当たり前のようにやっている細かな業務の一つひとつを見直して...
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=346 ■5分単位で業務のムダを削り、生まれる時間の楽しみ方を想像する えっ、そんなことまでやるの?―それぐらいのレベルで、日々当たり前のようにやっている細かな業務の一つひとつを見直してみる。目安は5分単位で業務のムダが削れるかどうか、それがスタートだ。 5分単位でムダを削る。それを6つ積み重ねれば、30分も早く帰ることができる。毎日30分の時間を手にすれば何ができるか、何をしたいだろうかと想像してみる。 小さな達成感と、新たに手にする楽しみの積み重ねの先にしか、残業ゼロはない。毎日の業務の細かな見直しは、「面倒くさい」という気持ちのコントロールこそ最大の壁だからだ。 早く帰ることによって生まれる時間での楽しみ方を想像しよう。そうすれば業務を効率化する気持ちが生まれる。 ■「ダメなら元に戻せばいい」と考えて、伝票や注文書の整理にメリハリをつけてみる 長年の慣習を変えるのは面倒くさい。しかし、「ダメなら元に戻せばいい」と考えれば、気持ちのハードルは簡単に下げられる。 何でもまずはやってみよう。もし、やってみてダメだったら元に戻せばいい。そんな気持ちをもてば何にだってチャレンジできる。もし失敗しても成長できる。毎日変化して毎日成長していくのだ。 ■自分の最大の敵は自分。言い訳防止のため、出社時に今日の退社時間を決める 処理しなければいけない仕事が山積みになると、人はついつい意欲を失い、いろいろな言い訳を考えて、大事なことを先延ばしするようになる。 出社時に、その日の帰る時間を決める。すると、人は時間内になんとか終わらせようという気持ちになる。その分だけ集中力は高まるし、業務効率は上がる。 退社時間を決めないと、飛び込みの仕事をどんどん受け、その分残業で何とかしようと考えてしまう。まず退社時間を決めれば、効率を上げることを考える。今日やるべきことを考えるようになる。毎日退社時間を決め、その時間に退社するようにしよう。 ■どの仕事でも「お客さんにどんな感動を与えられるのか」を常に考える 経営者目線とコスト感覚とお客さんの感動。それら3つを考えながら、いくつになっても健康で仕事ができることの幸せ。 経営者目線で物事を考えよう。1つ上の目線を持つことは重要だ。そしてコスト感覚。時間が一番考えやすい。その仕事にかけた時間はそのままコストになる。時間度外視の仕事はありえない。本当にその仕事にそれだけの時間をかけていいのかを考えよう。 時間をかけるべき仕事と時間をかけてはいけない仕事がある。経営者目線を持ってコストの感覚を磨こう。 また、お客様あっての仕事である。お客様を感動させる仕事とはどういうことなのかをよく考えよう。 ■喉まで出かかった言葉を一日我慢すれば、たいてい口にする必要がなくなる 1回口にした言葉を取り消すことが出来ない。本当に必要なことだけを口にしよう。特に感情的になっているときは喉まででかかった言葉を1回我慢してみよう。本当に言う必要があるのかをもう1度考えてみよう。 【1読書1アウトプット】 ダメなら元に戻せばいいという気持ちをもって、いろいろなことにチャレンジする
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■つまらない常識 A.出社時に、その日の帰る時間を決める。すると、人は時間内に何とか終わらせようという気持ちになる。その分だけ集中力は高まるし、業務効率は上がる。 B.現場に足を運ぼうとしなくなる人間が増えるのを防ぐため、営業はパソコン禁止にしている。自社製品に関わる問屋、工...
■つまらない常識 A.出社時に、その日の帰る時間を決める。すると、人は時間内に何とか終わらせようという気持ちになる。その分だけ集中力は高まるし、業務効率は上がる。 B.現場に足を運ぼうとしなくなる人間が増えるのを防ぐため、営業はパソコン禁止にしている。自社製品に関わる問屋、工事業者と会って話すことが、営業の基本である C.「常識」に縛られて、「常に考える」ことをサボってはいないだろうか。 D.その会社が成果主義なら、給料もその評価に応じたものになる。しかし、未来工業では、60~70点の成果しか残せない人でも、100 点満点を与える。給料に差はつけない。その理由は2 つある。1 つは、60~70 点の人にどうすれば80~90 点の仕事をしてもらえるかを考えるのは、私や経営陣の仕事だと考えているからだ。 E.「どうせ自分はこの程度…」と思うより、「会社のために頑張ろう!」と思う人が多い方が、ムダ な業務はより多く減らせるはずだ。
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未来工業の山田社長の本を読んだのは2回目になりますが、読むたびに山田社長が「型破り」と話されている事が今の日本に必要なのではないかと思います。 山田社長が徹底されているのは、社員を自分の頭で考える自立した人間にさせること。その為には管理もしない、失敗もさせる、部下のプライドを重...
未来工業の山田社長の本を読んだのは2回目になりますが、読むたびに山田社長が「型破り」と話されている事が今の日本に必要なのではないかと思います。 山田社長が徹底されているのは、社員を自分の頭で考える自立した人間にさせること。その為には管理もしない、失敗もさせる、部下のプライドを重視するといった事を行動されています。 に対して今の日本の多くの企業が行っていることはどうでしょう。口では社員の自立性を求めていますが、管理主義・減点主義・パワハラといったやっている事は真逆のことです。 山田社長の本を読みますと口では変わりたいと言いながら、行動では変わりたくない。むしろ変化とは逆の方向に突き進みつつある日本のアンバランスさが浮き彫りになっているように思えます。 いきなり山田社長のようになる事は無理ですが、まずは出来る範囲から常識を捨て去ろうというそんな印象を持ちました。
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言っていることは良いことで正しい。興味も惹かれる。しかし、なぜか読みにくく、読んでいてあまり楽しく無い不思議な本。
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この本には、社会人として常識と思われている59の捨て方が書かれています。残業禁止や有給全消化という会社は、以前「トリンプ」という会社の社長さんが本で紹介していたことを記憶しています。 この本の著者(社長)の会社では、それに加えて私が業務の基本と認識していた「報告・連絡・相談」、...
この本には、社会人として常識と思われている59の捨て方が書かれています。残業禁止や有給全消化という会社は、以前「トリンプ」という会社の社長さんが本で紹介していたことを記憶しています。 この本の著者(社長)の会社では、それに加えて私が業務の基本と認識していた「報告・連絡・相談」、更には携帯やパソコンまで禁止して仕事が上手く回っているそうです。ホウレンソウの代りに「雑談」、命令の代りに、「説得」「納得させること」が義務付け(p107)られています。 私も社会人を25年経験していますが、会議やその資料作成は、極力最低限に抑えるべきだと思っていますが、「報告・連絡・相談」を禁止して、新入社員が失敗(違う失敗なら100回でもOK,同じ失敗は2回で降格、p124)を経験して成長するという教育方針は凄いと思いました。 中小企業だからできるのでしょうか、強みを活かして柔軟に対応して利益を上げ続ける素晴らしい会社ですね。 印象に残ったのは、成功の反対語は失敗ではない、「挑戦しないことだ」というフレーズ(p13)は心に留めておきたいものでした。 以下は気になったポイントです。 ・営業マンで、携帯とパソコンがないと仕事ができない、という人の大半は、仕事の本質と、流行・常識を混同していて、自分の頭で「常に考える」ことをサボっている(p6) ・ビジネスにおける「先憂娯楽」とは、まずは相手を喜ばせることを優先させた結果、自分も一定の成果を手にすること、高い報酬や役職名という「見返り」を求めて頑張る人も本当のイイ仕事はできない(p8、9) ・本書で紹介した59の常識から、まず自分が捨てられそうな3つの常識を選んで実行してほしい(p13) ・5分単位で業務のムダを削り、生まれる時間の楽しみ方を想像する、年間で16時間以上も自由な時間ができる(p25) ・出社時に「今日の仕事は何時まで」と決めてみる、自分の最大の敵は自分、言い訳はしない(p33) ・自分のプライドよりも、部下のプライドを優先して守る、これが本物のリーダーのプライド(p71) ・お客は、自分にわざわざ会いにやってくる営業マンの会社の商品を買う、それが人間心理(p85) ・業務上のちょっとしたトラブルは、ひとりで抱え込んで無駄な時間を費やすよりも、二人で解決した方がよい(p94) ・ホウレンソウが組織管理の手段とすれば、雑談は同じ会社で働く者同士の「共感」の手段(p98) ・人を育てるのが上手い人は、細かい指示は出さずに、必要最小限のポイントしか伝えない、そのほうが本人が自発的に考える余地が広がる(p142) ・社内提案は質より量を重視すべき、1000件考えて、いい提案が一つ出てくる。それぐらいの悠長さと謙虚さが会社側に求められる(p150) ・他人と同じ土俵で勝負するよりも、自分だけの土俵をつくって、そこで勝負した方がトップに近づきやすい(p173) 2013年11月4日作成
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