もう一度読みたい教科書の泣ける名作 の商品レビュー
意外と読んだことがないものが多かったが、流石に教科書に採用されるだけあって、どの話も考えさせられるものばかり。泣ける名作なら、個人的には、芥川龍之介のトロッコを入れて欲しかった。芥川龍之介は児童文学に本当にピッタリの作品が多い。続編があっても面白い。
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椋鳩十「アジサイ」を読むために手に取った本。 教科書に載っていた・・ということだったが、私自身が使っていた教科書には残念ながら載っていなかった。この随筆は、野生のアジサイを両手いっぱい取りたいという思いを抱きながら、マムシが出るのが怖くてなかなか実行に移せなかった著者の子どもの頃の出来事をつづったもの。 他の作品のうち、半分くらいは読んだ記憶があったが、半分くらいは読んだことがなかった。 そして読んだものも、結構な確率で詳細を忘れていた。 「杜子春」も「ちいちゃんのかげおくり」も「モチモチの木」も。 最近あまり本を読んでいないけど、ちょっとしたものを読んでみたいと思う向きには向いている本だと思う。
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子どもの頃に読んだ本を大人になってもう一回読んでみたいなと思って購入。「ごん狐」、「手袋を買いに」あたりは読んだ記憶があるけど、記憶がない作品もあった。一番好きな作品は、やっぱり「手袋を買いに」かな。狐の親子が可愛いのと、難しい表現を使っていないのに冬の空気の冷たさとか澄んだ感じ...
子どもの頃に読んだ本を大人になってもう一回読んでみたいなと思って購入。「ごん狐」、「手袋を買いに」あたりは読んだ記憶があるけど、記憶がない作品もあった。一番好きな作品は、やっぱり「手袋を買いに」かな。狐の親子が可愛いのと、難しい表現を使っていないのに冬の空気の冷たさとか澄んだ感じが伝わってくるのがよい。大人になったからわかるものと、大人になったからわからなくなったものがあるのかもしれない。子供の頃に何を考えていたっけな。そう考えると、読んだ本の感想をちょっとでも書いておくことって大事かとしれない。 文科省の指導要領に沿って教科書に掲載する作品を決めるんだろうなと思うけど、決定するのってけっこう難しそう。ある程度発達段階?に合っていないと学習の目標を達成できないだろうし。 2022.05.30読了。
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疲れてるのかしら。 初っ端の「ごんぎつね」から号泣。 ごん、おまいだったのか…いつも栗をくれたのは…
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ごんぎつねや杜子春など、昔読んだはずの教科書に載っていたものがたりが沢山掲載されている本である。ごんぎつねや残雪の話は今読んでも本当に面白い。選び抜かれているだけあり、どの話も文句なしに面白い。川や緑などの描写がとても美しく、まさに国語の教科書らしい、と感じた。改めてではない物語...
ごんぎつねや杜子春など、昔読んだはずの教科書に載っていたものがたりが沢山掲載されている本である。ごんぎつねや残雪の話は今読んでも本当に面白い。選び抜かれているだけあり、どの話も文句なしに面白い。川や緑などの描写がとても美しく、まさに国語の教科書らしい、と感じた。改めてではない物語もとても楽しく読むことが出来た。
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「ごん狐」などはよく知っているはずなのに、大雑把な話しか知らないので、ずいぶん前から気になっていた。ふと思いついて図書館の本を検索してみると、この本が出て来た。 選考はさまざまな世代にアンケートを行い、有名な作品から、隠れた名作まで16編が選ばれているそうで。 採用された教...
「ごん狐」などはよく知っているはずなのに、大雑把な話しか知らないので、ずいぶん前から気になっていた。ふと思いついて図書館の本を検索してみると、この本が出て来た。 選考はさまざまな世代にアンケートを行い、有名な作品から、隠れた名作まで16編が選ばれているそうで。 採用された教科書の学年の紹介があると書かれているのですが、記憶にあるのは「かわいそうなぞう」「杜子春」だけだった。 後年、作者の全集などで読んだものが多いが、初めて読むのもあって、教科書には、こんな作品が載っていたのかと、読んでみると又特別な感動や感激があった。 教科書の作り手が検討に検討を重ね、学習に適した面白い作品を選び抜いた結果が「教科書の物語」です。名作ぞろいなのも当然といえましょう。まえがき 厳選16編の目次は ☆「ごん狐」 新実南吉 ☆「注文の多い料理店」 宮沢賢治 ☆「大造じいさんとガン」 椋鳩十 がんのわたりのリーダーに「残雪」という名前を付けた。利口なので爺さんが狙っても一羽も撃てなかった。「残雪」と爺さんの知恵比べ。 ☆「かわいそうなぞう」 土屋由岐雄 小学校二年生の教科書 ☆「やまなし」 宮沢賢治 小学校六年生 蟹の子供たちが話している。「クラムボンはわらったよ」「クラムボンはかぷかぷわらったよ」独特の擬音が印象的。川の中から見た風景も幻想的。 ☆「モチモチの木」 斎藤隆介 小学校三年生 一人で外のセッチンに行けない小さな豆太が、ある夜モチモチの木に灯がともったのを見た。 ☆「手袋を買いに」 新実南吉 小学校四年生 ☆「百羽のツル」 花岡大学 小学校三年生 百羽の鶴が飛んできた。長い旅にやっとついてきた小さな鶴が落ち始めた、99羽のツルが網のように重なって広がりおさない鶴を受け止めた。 ☆「野ばら」 小川未明 小学校六年生 一株の野ばらが咲く国境で、二つの国から来た兵士が一人ずつ隣り合った小屋で警備していた。二人は仲よく日を過ごしていたが、若い兵士が戦場に出て行った。残ったおじいさんは若者が死んだのだろうと思ったが、前を通り過ぎる軍隊に彼が見えた。でもそれは夢だった。戦いが終わりじいさんは暇を取って故郷に帰りバラは枯れた。 ☆「ちいちゃんのかげおくり」 あまんきみこ 小学校三年生 影法師をじっと見て青空を見上げると、空に影が映って見える。と出征前のお父さんが教えてくれた。戦争が激しくなり、空襲を受けた。光が顔に当たってまぶしくて目が覚めると。一面の花畑の中にいた。 ☆「アジサイ」 椋鳩十 小学校六年生 小さな谷に小さな沢があり一面にアジサイが咲いていた。そこは危険なのでと取りにいってはいけないと言われていたが妹が恐れ気もなくアジサイの群れに入り腕いっぱいのアジサイを抱えてきた。 ☆「きみならどうする」 フランク・R・ストックタン 小学校五年生 ハルは銃と写真機をもって森に入った。見事な鹿の親子がいた。写真を撮るか、撃つか。 ☆「とびこみ」 トルストイ 小学校四年生 世界一周の帰路に就いた船のマストに猿が上った。少年も負けるまいと登った。下を見て恐ろしくなった。船長はマストでふるえている息子に銃を向けた。「飛び込まないと撃つぞ」 ☆「空に浮かぶ騎士」 アンブローズ・ビアス 小学校五年生 カータという歩哨は前線で眠りこけていた。目を覚ますと眼前の崖にある平らな石の上に馬が見えた。その姿は晴れた空に浮かんでいるようだった。彼は銃の引き金を引いた。空から降りていくように見えて騎士は崖から落ちた。「誰が乗っていたのだ」「私の父です」「なんていうことだ!」と軍曹がつぶやいた。 ☆「形」 菊池寛 戦場で勇名をとどろかした武将、新兵衛は兜と猩々緋の服折りを初陣の士に貸した。彼は敵陣に討ち入り、悠々と引き返した。一方代わりの武具を付けた新兵衛は勝手が違った。彼は押し寄せる敵の槍が、彼に向かい、突き出されるのを見た。 ☆「杜子春」 芥川龍之介 小学校六年生 時代を写すものもあれば多少道徳的な話もある。「かげおくり」は子供の頃遊んだことを思い出して懐かしかった。初めて読んだときはじんと来ただろうか。泣かない程度に大人になったなぁ。としみじみ。 学年が書かれていないものもあった。
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大阪の雑貨店?本屋と雑貨屋が一緒になったようなところで買った記憶がありますが、途中まで読んでそのままでした。 昔聞いたことがある本は少しだった気がします。 そして、意外と難しい題材を載せていたのだなぁと思いました。 国語の物語や道徳の時間にもらった本などを読むのは好きだったので、...
大阪の雑貨店?本屋と雑貨屋が一緒になったようなところで買った記憶がありますが、途中まで読んでそのままでした。 昔聞いたことがある本は少しだった気がします。 そして、意外と難しい題材を載せていたのだなぁと思いました。 国語の物語や道徳の時間にもらった本などを読むのは好きだったので、知らない作品を読んでいても、どこか懐かしい気持ちになりました。
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かつて小学中学の国語教科書に掲載された作品たち。ごん狐・注文の多い料理店・大造じいさんとガン・とびこみ(トルストイ)・杜子春・かわいそうなぞう・やまなし・モチモチの木・手袋を買いに・百羽のツル・野ばら・ちいちゃんのかげおくり・アジサイ・きみならどうする・空に浮かぶ騎士・形
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懐かしい話が多く載っていたが、始めてみる物語もちらっとあった。覚えてないだけだろうか。「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」なぞは最後をほとんど覚えていなかった。「 注文の多い料理店」「やまなし」「手袋を買いに」は記憶とほとんど変わらなかった。 あと 教科書で読んでたときは意識しな...
懐かしい話が多く載っていたが、始めてみる物語もちらっとあった。覚えてないだけだろうか。「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」なぞは最後をほとんど覚えていなかった。「 注文の多い料理店」「やまなし」「手袋を買いに」は記憶とほとんど変わらなかった。 あと 教科書で読んでたときは意識しなかったのが「作者この人だったのか」。 物語の内容はともかく、作者の名前とか生い立ちにはまったく興味が向かなかった模様。
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時代が違うのか、あるいは覚えていないのか、読んだことのない作品が多かったが、大人になった今、心に問いかける作品が多かった。 自分が子供の時読んだとして、どんな感性を持って受け止めたか興味あるところだが、今となっては知る術もない。 現代の文章と違い、技巧的過ぎず、素直な展開と語り口に好感が持てる。
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