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私のディスレクシア の商品レビュー

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2014/01/17

息子がディスレクシアであると診断され、それを気に自分もそうだったと知り、その自分を振り返ってみる、という話。しかしその自分は、ピュリツァー賞を受賞している詩人でもある。2001年宇宙の旅のHALを見て、自分の脳は信用出来ない、敵かもしれない、ということに気づいたときの話。ディスレ...

息子がディスレクシアであると診断され、それを気に自分もそうだったと知り、その自分を振り返ってみる、という話。しかしその自分は、ピュリツァー賞を受賞している詩人でもある。2001年宇宙の旅のHALを見て、自分の脳は信用出来ない、敵かもしれない、ということに気づいたときの話。ディスレクシアを語るということは、不安を語る、ということでもある。不安とどう付き合い、どう乗り越えていくか。不安への対処策から別の能力が高まったりもする。読むこと、書くことをあまり意識せずに行っている我が身は恵まれているのか、チャンスを失っているのか。

Posted byブクログ

2013/11/19

障害を持っている人の中に特異な才能に恵まれた人がたくさんいると よく聞きます。この方の感性もその一つなのかもしれません。 障害を早い時期に発見されていたなら大きく人生は変わったのでしょうね。そしてそういう人は世界中にたくさんいると思います。 しなくて済んだかもしれない苦しみと孤...

障害を持っている人の中に特異な才能に恵まれた人がたくさんいると よく聞きます。この方の感性もその一つなのかもしれません。 障害を早い時期に発見されていたなら大きく人生は変わったのでしょうね。そしてそういう人は世界中にたくさんいると思います。 しなくて済んだかもしれない苦しみと孤独を随分たくさん味わったのだと思います。 そういう人を私も知っています。 訳文のせいなのか、それともこの方本来の文体がこうなのか、 ちょっと読みにくいのですが、それでもこの障害を知らない人、 あるいは障害というものを理解してもらえない人の苦しみを知る一つの 手がかりにはなるように思います。

Posted byブクログ