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週末は彼女たちのもの の商品レビュー

3.6

127件のお客様レビュー

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2024/03/16

短編集かと思ったら、全部繋がっている。 物語の主役がころころ変わるので、頭の中で整理できない私にはいまいち入り込めなかった。 相関図書くといいかも。

Posted byブクログ

2024/03/16

言葉ひとつひとつが好み! 登場人物が多くて、相関図書いたのも楽しかった◯ 間違ってない方が大事なものを失うこと、 「自分らしくない気まぐれは、たいてい予想外の幸運よりも、予定ないの不快をもたらす。」、 「向かい合ったときだけじゃなく後ろ姿もぜんぶ、私は君のことが好き」、クッキー...

言葉ひとつひとつが好み! 登場人物が多くて、相関図書いたのも楽しかった◯ 間違ってない方が大事なものを失うこと、 「自分らしくない気まぐれは、たいてい予想外の幸運よりも、予定ないの不快をもたらす。」、 「向かい合ったときだけじゃなく後ろ姿もぜんぶ、私は君のことが好き」、クッキー缶のようにショートストーリーがたくさん詰まった文庫本、 「今宵、できるだけ多くの人が美しい夜に巡り会えますように。」

Posted byブクログ

2024/02/06

かなり短い短編集であっという間に読了。 繋がっていないかと思ったら、しっかり繋がっているショートストーリーで登場人物を把握するまでなんとなく入り込めませんでした。把握できてからは微妙な大人の掛け合いにドキドキしたり楽しめました。

Posted byブクログ

2023/12/17

「間違っていないほうが大事なものを失うことは、世界にままある。」 「親に好かれていることと、理解されることは、きっと全く別の話なのだ。」 「結婚は一生そばにいることなのだから、その入口でほかの女に取られるなら、むしろきっぱり諦められていい。」 「明日は弱音をいっぱい吐こう、と思っ...

「間違っていないほうが大事なものを失うことは、世界にままある。」 「親に好かれていることと、理解されることは、きっと全く別の話なのだ。」 「結婚は一生そばにいることなのだから、その入口でほかの女に取られるなら、むしろきっぱり諦められていい。」 「明日は弱音をいっぱい吐こう、と思った。昔話はできなくても、今この瞬間、目の前にある好き嫌いを分かち合える友達と。」 「なにかが終わることは、悲しいだけじゃなくて、きっと新しく生まれる瞬間でもあるから。」 「もしかしたら、形の出来上がった大人の女には、似合わないものこそ必要なのかもしれない。」 「写真を撮ることに集中すると、それ以外の記憶がぼやけるから。記録しなくていいから、好きなように記憶したい。」 「すべてが、いっぺんに終わることもあるなんて。でも思っていたよりもずっと淋しくて不安じゃなかった。自由だ、と思った。どこへも行ける。」 「あんなに、好きだったのに。こんなふうに気持ちが終わるなんて想像もしてなかったくらいに。」 「誰かに安心して寄りかかりたい気持ちを、私はずっと強がって押し殺してみないふりをしていたのだと気付いた。」「さっきタクシーを拾ってくれた背中を見て、分かったから。向かい合った時だけじゃなく後ろ姿もぜんぶ、私は君のことが好き。」「でも来年のことは分からない。かつて結婚した時は、この幸せが一生続くと思ってたように。」 LUMINEの広告として連載されたショートストーリーということで、華やかな雰囲気の中で、細かい心情に共感できる話だった。 将来を約束しても、うまくいかないと人とはどこかで崩れてしまうもの。 深く何度でも傷つきながら、またどこかで新しい恋をして、また違った自分が出てくる。 出てくるような幸福な偶然は現実ではなかなかないけど、気付いてないだけなのかなとも思った。

Posted byブクログ

2023/12/04

自分や隣にいる人の「ありきたり」に潜むドラマが 短いお話の一つ一つに散りばめられている 登場人物のことばの中に気付きのフレーズもある 登場する誰しもに共感できる一面があるかも

Posted byブクログ

2023/12/01

短編集だと思っていたら、連作短編集でした。 本当に短いお話が散りばめられた一冊。 この作品の雰囲気や出てくる女性たちが読んでいて心地よく好きでした。

Posted byブクログ

2023/10/24

【写真を撮ることに集中すると、それ以外の記憶がぼやけるから。記録しなかていいから、好きなように記録したい。男の僕にはその発想はなかった。それを聞いて、だから女性は、君は強いんだと思った】

Posted byブクログ

2023/10/22

短いけど心ときめく本 何か大きな出来事があるわけじゃないけど日常はほんの一つの偶然でガラッと変わることもあるんだね。 これから自分の身に起こる偶然も取りこぼさないように、色んなことに気づける女性になりたいな

Posted byブクログ

2023/08/12

短くて読みやすかったが、その分感情描写や登場人物の人間性が全体的にあっさりしていた。 癒されるというよりは恋愛って面倒なんだな、という逆にマイナスな気持ちになった心地がし、口に合わなかったのかなと思う。

Posted byブクログ

2023/08/04

悲しいようで、悲しくない、 綴られた言葉の一つ一つが美しくて、 心が綺麗になれたなぁ。 島本理生先生の言葉選びが好きだと思えた作品でした。

Posted byブクログ