ことばのかたち の商品レビュー

おーなり由子【著】

2021/05/01

良い言葉はたくさん贈りたいし
悪い言葉は使っちゃいけない

当たり前のことだけど

もしもことばが目に見えたら、、と
この絵本といっしょに想像してみることで
言葉の使い方を見直すきっかけになります

何度でも読みたい

又、わが子に何度も読み聞かせてあげたい
一冊です

2021/03/21

とげのある言葉、とか、描かれているのはそのまんまだけど、おーなり由子の人柄のおかげで、説教臭くなくなっている。

2021/02/14

もしも、言葉に色や形があって、目に見えたら？
そんな思ってもみなかったことが詩となって、問いかけてきます。

目に見えた方がいい時もあるし、見えないときがいい時もある。
言えるのは、言葉に色や形があったら、発する言葉にもっと慎重になるのではないかと。

詩の最後に

　とどいたことばが
　こもれびのように
　わらいますように

と書かれているように、そんなことばを紡いでいきたいと思います。

2020/09/06

もし「ことば」が見えたなら…

言葉で暴力を振るう人やきつい言葉に傷ついていた時、この本に出会いました。

「ことば」が見えたら良いな

そうしたら、みんな言葉の使い方が変わるんじゃないかな
私の「ことば」が聞く人に伝わりやすくなるんじゃないかな

でも、見えたら困る事もありそうだな

見えないからこそ、相手の気持ちも考えて「ことば」を使えたらいいな、と思います

ゆうクラ

2020/07/18

●「元気が出る本」に「1票」！

「言葉は難しいものです。思わず出てしまった言葉が人を傷つける事もあるし 逆にホンのひと言 が人の心を温かくする事もあります。「おーなり由子」さんのこの優しい絵本は私を「大丈夫だよ！」と 元気付けてくれます。 」（2020年7月／ ヨッチャマ さん）

2020/07/02

突き放す言葉に愛があったと気付くには、
甘い言葉が苦かった事に気付くには、
どれほどの経験が必要だろうか。
言葉のむこうに気付くには、どれほどの……
絵本の力を感じる一冊。
私にはこの絵本が春の陽射しに思えた。

2020/06/20

優しい色彩と言葉の数々。ことばの大事さを教えてくれる、子どもの成長に寄り添って読み続けてほしいと思う本。

2020/02/22

すごくよかった。ことばの向こうにある気持ちを見透かしたいという気持ちがわかる、見えたらいいのに、でも見えないから救われることもある。

その場で消えてしまう言葉たちが、どうか美しく心に残りますように、イラストも色がおだやかで気持ちが休まる、著者の想いがこもった素敵な絵本でした。

2019/07/09

｢かなしみが　ぬれたみどりの葉っぱのように　守られますように｣というこのフレーズが心の中に染み渡った。こんな優しく美しい文章に出会ったのは久ぶりのような気がする。それだけでこの本を買ってよかったなとそう僕は思えた。

2018/11/28

「もしも　ことばが　目に見えたら」
嬉しい、悲しい、痛い、楽しい、幸せ……ことばの一つ一つは、どんなかたちをして、どんな色をしているのだろう。おーなりさんの柔らかな問いと色彩に、じっくり「ことば」と向き合える絵本。

ことば自体は色も形も温度も匂いも持ちません。しかし不思議なことに、ポジティブなことばは目にするだけで前向きになったり、その逆でネガティブなことばで気が滅入ったり…人は「言葉」で心動くほど単純だと思うし、人は「言葉」で心揺さぶられるほど複雑だとも思います。
ことばを発したり書き留めることは自分自身を表現することであり、他者にもそれが伝わること。プライベートで、ビジネスで、SNSでも、自分のことばの先に相手がいると理解して、ことばに責任を持って、ことばと上手に付き合っていきたいと改めて思います。
日頃の言葉遣いを見直す良いきっかけとなる一冊でした。