往生しなはれ の商品レビュー
このシリーズは、主人公たちが企んでいる事柄の重大さに比べて、話の中身に不思議なくらい緊張感がない、という、他の作品に見られないところが面白い。普通、この手の話は、スリルがあってヒヤヒヤするものだけど、全然そんなことがない。でも、何故か面白い。不思議な作品だ。
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沖田正午さんの「往生しなはれ」(2013.8)、大阪弁のタイトルが示す通り、この陰聞き屋十兵衛シリーズ(本作品は№3)、主君の仇討がテーマですが、喜劇の様相を呈しています。なかなか面白いです!
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菅生十兵衛は藩主お抱えの忍びだったが、藩主自裁を受けて藩は改易、浪人になった。藩主を切腹に追い込んだ敵を討つべく江戸に出て、 悩み相談を請け負う「陰聞き屋」なる隠れ蓑のもと、手下とともにその機会を狙っていたが、討ち損じてしまう。 この次はと手ぐすね引くうちに、またとない機会が訪れ...
菅生十兵衛は藩主お抱えの忍びだったが、藩主自裁を受けて藩は改易、浪人になった。藩主を切腹に追い込んだ敵を討つべく江戸に出て、 悩み相談を請け負う「陰聞き屋」なる隠れ蓑のもと、手下とともにその機会を狙っていたが、討ち損じてしまう。 この次はと手ぐすね引くうちに、またとない機会が訪れ、十兵衛渾身の仕掛けと根回しに、ついに悲願の仇討ちの日がきたのだが……。
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