こちら、幸福安心委員会です。女王様と永遠に幸せな死刑囚 特装版 の商品レビュー

鳥居羊(著者),うたたP

2017/02/23

前作よりも世界観が複雑に…！
こんな国家社会に住みたくないですね、絶対。

仕事はきちんとしてるけど、ちょっと女王様が別の事に夢中になっちゃいましたね。
キューレボルンがますます謎を深めて…いや、カッコイイから許されるのかな？

爆弾を抱えた人物の登場で、さらにカオスな仕上がりです(笑）

2013/10/19

前作では実は完全で、完璧な幸福とか安心とかお届けしていたのですが、
今作では、ちょっと毛色が違いましたo

職務に忠実な女神サマのお仕事ぶりは、そのままなのですがo
いやちょっとなんだかさぼり気味にもみえますがo

ただ、少し人間くささが垣間見えましたo
というか、女子の女子たる所以から、幸せを分析しようとo

そういった感じの物語ですねo

人って、ココロの中にさらにいろんな人格を誰でも飼っているとおもうんですよo
ココロの中の天使がこうつぶやいて、悪魔がこうつぶやいてみたいなo

基本的に人そのものが国家の主みたいなものなのですよo

人そのものが、みずべの王国のような気もしますしo

迷いを産むこと、惑うことo
それがどれほど、楽しくてすてきなことなのかo

そんなそんな昔の自分をも思い出させてくれるような、
すばらしい良書o

あと、絵、すごいかわいいですo
目、すごいこわいけどo

完全に、上からサイレンですけど何か？
みたいなこわいですけどo

人のココロには、絶対正義、冗長性、安全弁、こういうのがあるから楽しいんだなぁo

っておもうような一冊でした