小福歳時記 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
群さんのくすっと笑わせてくれるエッセイ。 裏表紙の 「身だしなみの手を抜くと、おばさんではなく、おじさんに近づいてしまう50代」 ここでもう笑ってしまう。 他にも「あるある」とか「群さん面白いなあ」とか。 母親と弟の話は結構真剣に書かれていて、他のエッセイでも読んだけど機能不全家族だった。 そういうところも親近感がわいて好きだ。
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「女王タイプ猫“しいちゃん”との日常」「正月と土用」「重点的体調管理月間」「体型崩壊よ、さようなら」「「無駄」の楽しみ、」「謎の五月病」「人生最大の一歩、」「物欲とのつきあい」「猛暑を乗り切る」「危うし長屋計画」「質素な食事」etc どのエッセイも面白く読ませて頂きました。 ...
「女王タイプ猫“しいちゃん”との日常」「正月と土用」「重点的体調管理月間」「体型崩壊よ、さようなら」「「無駄」の楽しみ、」「謎の五月病」「人生最大の一歩、」「物欲とのつきあい」「猛暑を乗り切る」「危うし長屋計画」「質素な食事」etc どのエッセイも面白く読ませて頂きました。 結婚も出産も経験されていないと書かれる著者ですが、女の幸せも色々あって、それぞれの感じ方、楽しみ方、違いがあって良いんだな…とどこか安心させてくれ、そして気持ちが穏やかになれる1冊です。
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最近、内田樹さんの影響で、五感や日本の伝統文化に惹かれてるんだけど、ようこさんのこの本も共通の感覚があった。 ここらで私も始めてみようかな。お茶でも
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2015*10*04 母親に面白いからと薦められて借りた本。群さんの日常を赤裸々に面白く、軽く書かれた本。母親と重ね合わせながら読んで、あの人はこぉゆう所に影響されたな!ここで共感したな!って凄く分かりやすかった。笑 私も今の母親くらいの歳になった時、また読み返してみたいな。
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+++ 身だしなみの手を抜くと、おばさんではなく、なぜかおじさんに近づいてしまう50代。節分の豆を年の数だけ食べるのがきつくなり、体型崩壊により似合う服を探すのに四苦八苦、老後のための貯金はままならず…。思う通りにはならない人生、でもできないことはしょうがない。がんばらない、しが...
+++ 身だしなみの手を抜くと、おばさんではなく、なぜかおじさんに近づいてしまう50代。節分の豆を年の数だけ食べるのがきつくなり、体型崩壊により似合う服を探すのに四苦八苦、老後のための貯金はままならず…。思う通りにはならない人生、でもできないことはしょうがない。がんばらない、しがみつかない、無理しない。まずは身辺の小さなことからひとつずつ。さりげない日常を綴る極上エッセイ。 +++ 背伸びせず、ありのままのこのごろのことが綴られているようなエッセイである。思い当たること、身につまされることも多々あり、思わず「そうそう」と膝を打つことも度々である。物を減らす努力をしなくては、甘いものを食べすぎないようにしなければ、と自分に言い聞かせた一冊である。
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久しぶりに群さんのエッセイなどを読んでみましたが、まあ、相変わらずのマイペースで日々を過ごされている模様ですね… ヽ(・ω・)/ズコー 日々、老いて行く中で感じたことなどが綴られていて、群さんと同じく、すでに若い時期から老人モードの自分といたしましては結構共感できたような…...
久しぶりに群さんのエッセイなどを読んでみましたが、まあ、相変わらずのマイペースで日々を過ごされている模様ですね… ヽ(・ω・)/ズコー 日々、老いて行く中で感じたことなどが綴られていて、群さんと同じく、すでに若い時期から老人モードの自分といたしましては結構共感できたような…いや、共感ではなくまあ、歳を取ればこういう物の感じ方になるんだろうなぁ…といった妄想が脳裏を駆け巡りました。 ←は?? 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、そんなわけで暇潰しには持って来いの一冊でしたね! あまり起伏のある小説・エッセイなどについていけない気分の時にはもってこいな一冊かと思います…さよなら。 ヽ(・ω・)/ズコー
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さりげない日常を綴った群ようこさんのエッセイ。 めずらしく解説を先に読んでしまったのですが、なんとも的を得ていて、心のこもった文章。 もとしたいづみさんという絵本作家の方で、”30年前(どひゃー!)”とあるように、「本の雑誌社」で助っ人をやっていらした方だそうです。 その頃の群さ...
さりげない日常を綴った群ようこさんのエッセイ。 めずらしく解説を先に読んでしまったのですが、なんとも的を得ていて、心のこもった文章。 もとしたいづみさんという絵本作家の方で、”30年前(どひゃー!)”とあるように、「本の雑誌社」で助っ人をやっていらした方だそうです。 その頃の群さんのエピソードを交えて、この本の良さと感想が記されています。 そして私も、まさにこの解説に書かれた感想には同感するばかりなのでありました。 自分の感想というより、もとしたさんの解説が素晴らしいので、後半をそのまま引用させていただきます(*^_^*); 「小福歳時記」は、群ようこの日常のあれこれをつづったエッセイ集である。四半世紀、エッセイを書き続けている著者だが、年を経て、健康、食事、老後、そして猫との生活に話題の比重が傾いているのは自然と言えよう。読んでいると「そうそう、冷えは良くないよねえ」「そうなの!私もここんとこ猛暑は身に堪えるんだわ」「朝の梅醤番茶か、やってみよう」「猫のしいちゃんは、甘えんぼさんなんでちゅねえ」と、脳内で喋っている自分に気づく。 ダイエットやお金、身内の話に至るまで、もったいぶらずに何でも書く。「さすが売れっ子作家は違うわね」と思わせる所は皆無だし、「私ってこんな女なの!」という自己顕示欲も感じない。だから読者は気持ちよく読めて、著者に親近感を持ち、おそらく大半の人が脳内対話をしているのではないかと思う。 群ようこのエッセイは、近所の知人との立ち話のようだ。「あら、久しぶり」で始まる気軽な会話。お互い近況をさくっと話して、帰り道はちょっと気分が明るくなっている。「なんだ、みんなそうなんだ」と安心したり、新しくできた整体院がなかなかいい、なんて耳寄りな情報も聞けたりする。 しかしここで誤解のないように言っておきたいのだが、その「立ち話」を「読ませる」エッセイにするのは、感動的な話を書くより、ずっと難しい。しかも群ようこのすごいところは、どの時代にも影響を受けず、感覚にブレがないということだ。二十代の頃も、バブル期も、はじけた後も、震災前も震災後も、いつ読んでも価値観、テンションが安定している。それは常に冷静で、誰にも甘えたりせず、どこかにいつも「なるようにしかならない」という潔さと強さがあるからだろう。そしてそこが。誰もが憧れるお姉さんたるゆえんなのだろう。 さしあたって私は、この本から「がんばらない、しがみつかない、無理しない」というお守りみたいな言葉をもらった。手帳に大きく書いておこうと思う。 群さんが、ほんの少し先を歩んでくださっていること。 日々のことや体調、その時その時思うことなどを書いてくださることが私にとって心強いです。 いちばん可笑しかった箇所。 ある日一通のメールが届いた。 「あなたの家のビリー、眠ってませんか」 DVDを購入した会社からだった。 「はいはい、眠ってますとも。ずっと前からビリーは高いびきで爆睡中で、もう起きることはありません」そうつぶやきながらメールを削除した。私の頭の中で、運動という文字も削除しそうになったとき、体調が悪くなった。もしかしたら、ビリーの祟りだったのかもしれない。
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仕事をし、子どもはなく、体力が落ちる一方で体重は増え、親兄弟との関係も何かと面倒くさいという、今の私をどこかで見ていて書いているんではないかと思うような内容。 このような先輩は身近にいないので、これからもきっと群さんの本を読み励まされることでしょう。
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“小福”といいながら、あんまハッピーな内容ではないような(しゃれぢゃない)……。 というのも、群さんもお歳なのかなぁ、さかんに体調が悪いだの、体型が崩れるだのと、なんかそっち系のネタが続くので、これまでの小気味のいい切れ味が感じられないのである。 それがちょっともの足りない。 ...
“小福”といいながら、あんまハッピーな内容ではないような(しゃれぢゃない)……。 というのも、群さんもお歳なのかなぁ、さかんに体調が悪いだの、体型が崩れるだのと、なんかそっち系のネタが続くので、これまでの小気味のいい切れ味が感じられないのである。 それがちょっともの足りない。 昔の群さん、かむばーーーっく!!
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201308/文章の語気が荒く感じて一時期遠ざかっていたけど、久々に群ようこのエッセイを読んだ。猫との暮らしや老後・健康・習い事など。気がいいけど決して甘やかさない、年長の友人とお話するようなカンジでするすると読了。
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