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マルクスが日本に生まれていたら の商品レビュー

3.3

18件のお客様レビュー

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2023/07/30

労使対立の激しかった時代、何を重んじるべきか。出光佐三氏の考えが、社長室メンバーとの問答の形式で語られる書。2013年出光佐三氏をモデルとした小説「海賊とよばれた男」の大ヒットにより、新版刊行となったもの。 社会主義資本主義という二項対立でない、日本人ならではの価値観・視点で語ら...

労使対立の激しかった時代、何を重んじるべきか。出光佐三氏の考えが、社長室メンバーとの問答の形式で語られる書。2013年出光佐三氏をモデルとした小説「海賊とよばれた男」の大ヒットにより、新版刊行となったもの。 社会主義資本主義という二項対立でない、日本人ならではの価値観・視点で語られる。

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2019/01/12

読み始めてすぐから、惹きつけられる内容です。 これまでなんとなく考えていたことが、言葉(文章)になっていて、 納得したり、共感して読んでいます。 最初は、すごいことが書かれていると思って読んでいたが、 同じことの繰り返しが多いので、途中までで読むのをやめました。 (本が、インタビ...

読み始めてすぐから、惹きつけられる内容です。 これまでなんとなく考えていたことが、言葉(文章)になっていて、 納得したり、共感して読んでいます。 最初は、すごいことが書かれていると思って読んでいたが、 同じことの繰り返しが多いので、途中までで読むのをやめました。 (本が、インタビュー形式なのでしかたがないのだろう) 2014/11/25  予約 2015/03/22 借りる。3/25 読み始める。4/4 途中までで終わる。 内容と目次は 内容 : 理想の実現のためには階級的対立闘争が不可避であると考えたマルクス、人類愛の上に立った互譲互助、和の道を提唱した出光佐三。 出光興産創業者の思想・哲学やマルクスとの違いの真意を、様々な角度の問答により探究した記録。 著者 : 1885〜1981年。福岡県生まれ。神戸高等商業学校卒業。1911年出光商会を創業。 出光興産株式会社に改組、社長に就任。72年出光興産の会長を退き、店主に就任。

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2017/06/20

「海賊とよばれた男」私の最も好きな本の一つです。数年ぶりに、中学生時代の塾の恩師と飲んでいて、本の話になった。その恩師からのおすすめということで読んでみる。 マルクスを理解していないので、難しい箇所も少なくなかったが、多くの共感すべき部分を見つける。書かれた年1966年。それか...

「海賊とよばれた男」私の最も好きな本の一つです。数年ぶりに、中学生時代の塾の恩師と飲んでいて、本の話になった。その恩師からのおすすめということで読んでみる。 マルクスを理解していないので、難しい箇所も少なくなかったが、多くの共感すべき部分を見つける。書かれた年1966年。それから50年以上経つが、なかなかこの精神でやっていくのは難しいですね。経済がグローバルになり世界の人をまとめ、世界で利益を出していくには、他の国の人に理解してもらうのが時間がかかる考えだからか、イヤ日本でも今は利己的考えの人が多くいるものね。 【学・大切にしたい考え】 贅沢は人を殺す 清貧を誇る イージーゴーイングではなく、難関をいけさすれば己を強くする。 出勤簿に対して、人間を侮辱するなと言って、抗議くらい申し込むのが本当じゃないか

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2016/03/04

マルクスは「物の国」に生まれたから、物の分配をめぐって対立抗争する道を歩かせられたということであるし、僕は「人の国」に生まれらから、物に関して贅沢を戒めて、お互いに手を握り合って仲良くするという互助会の道を歩かせられたと、このように僕は考えた 対立抗争は相手を滅ぼし亡き者にすると...

マルクスは「物の国」に生まれたから、物の分配をめぐって対立抗争する道を歩かせられたということであるし、僕は「人の国」に生まれらから、物に関して贅沢を戒めて、お互いに手を握り合って仲良くするという互助会の道を歩かせられたと、このように僕は考えた 対立抗争は相手を滅ぼし亡き者にするということであるが、自由競争はそんなことをしていては落語しますよと言って、相手を鞭撻して、お互いに進歩発展をはかる 人間は公平に扱われはじめて満足するもので、平等では満足しない

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2015/08/16

出光佐三のマルクスとの対比のおはなし。 メモ ◾️心のあり方を理論や物差しで決めようとするから、理論や理屈の奴隷になる。人間のあり方は人間が自問自答すべし。 ◾️心なくして知恵だけ発達した人は何をするかわからない。心を作るために宗教哲学教育修養がある。

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2015/06/14

本のタイトルから想像した内容と違った。 マルクスも出光の創始者である著者とは出発点と目標は同じでありながら、物の世界に育ったマルクスと人の世界に育った著者では方法が違ったという話。 著者の考えは極端だなと感じる部分もあるが、出光がどんな逆境においてもブレなかったのは、柱となる思想...

本のタイトルから想像した内容と違った。 マルクスも出光の創始者である著者とは出発点と目標は同じでありながら、物の世界に育ったマルクスと人の世界に育った著者では方法が違ったという話。 著者の考えは極端だなと感じる部分もあるが、出光がどんな逆境においてもブレなかったのは、柱となる思想があったからなんだなぁと思った。

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2015/03/19

 「海賊と呼ばれた男」で出てきた本が実在すると知り、図書館で膨大な予約待ちに並んで、ようやく手元へ。 どうやら、一般にはあまり出回ってなかった本書が、「海賊と・・・」の人気から問い合わせが多く、改めて新版として出版されたもののようです。  やっぱり、と言うか小説読む気分で手を...

 「海賊と呼ばれた男」で出てきた本が実在すると知り、図書館で膨大な予約待ちに並んで、ようやく手元へ。 どうやら、一般にはあまり出回ってなかった本書が、「海賊と・・・」の人気から問い合わせが多く、改めて新版として出版されたもののようです。  やっぱり、と言うか小説読む気分で手を出した私が悪いのですが、退屈で途中断念。 しかし、「事を成す人」と言うのは、こうまで思慮深く、信念を貫くんですね。すごい。。 出光さんは、そのうち伝記になりますね。

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2015/02/21

海賊と呼ばれた男、を読んで興味が湧いて読んだ本。 内容はインタビューアーが色々な質問に対し、出光佐三が答える形式。 小説さながらの経営哲学はさすが。ただ内容は少し偏りガチ。しかし 今後の資本主義の限界を見据えた、日本かくあるべき、という考え方は是非一読すべきだと思う。 以下抜粋。...

海賊と呼ばれた男、を読んで興味が湧いて読んだ本。 内容はインタビューアーが色々な質問に対し、出光佐三が答える形式。 小説さながらの経営哲学はさすが。ただ内容は少し偏りガチ。しかし 今後の資本主義の限界を見据えた、日本かくあるべき、という考え方は是非一読すべきだと思う。 以下抜粋。 ------------------------------ ・対立闘争は相手を滅ぼす破壊であり、自由競争のみがお互いに助けあって反映する進歩の母なのだ。 ・心のあり方を理論や理屈やものさしで決めようとするから、理論や理屈の奴隷になるのだ。 ・人間を放っておけば獣だよ。みんな勝手なことをして人のことは考えない。そういう獣性を持っているのが人間だよ。 だから二人以上で暮らすからには、お互いに謹んで相手の立場を考えてお互いに助け合うようにシなければならない。 ・給与は生活の保障であり、労働の対価ではない。贅沢は人を殺す、とまで言って、贅沢は戒めているが、生活は保障しなければならない。 ◎今後我々は先進国、後進国の考え方を変えなければならないね。「物の国」の時代は過ぎた。 今や「人の国」に転換しようとするときには、日本は先進国である、という頭を持たなければならない。

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2015/02/10

出光興産の創業者、出光佐三の哲学書! 日本は「物の国」ではなく「人の国」利益を社員に配分する考えはマルクスと同じでも、日本は人の国なので、階級闘争にならなかった! 深い考えが多く含まれている。

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2014/10/18

「人の国」、「物の国」という言葉で出光佐三とマルクスの考えが対比されている。非常に興味深い考え方だなと思った。日本人に生まれてよかったと思えた。

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