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未来力養成教室 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2024/08/01

新井素子、荒俣宏、上田早夕里、神坂一、神林長平、新城カズマ、長谷敏司、三雲岳斗、夢枕獏、SF作家が「想像力」を使いこなし未来を開く秘訣を、10代を振り返りながら10代に語る。 何と面白いテーマと語り手。想像力は未来力。それはSFを楽しむ力でもあるかも。さあSFを読もう!

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2018/10/28

【由来】 ・図書館の岩波アラート 【期待したもの】 ・SF作家クラブに神林長平とくれば、もう。 【要約】 ・ 【ノート】 ・

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2017/07/04

「想像力」を使いこなし、自分の未来を切り開く秘訣とは?9人の人気SF作家が、それぞれの10代を振り返りながら語る。     特に新城カズマさんの一文がメタな仕掛けがあって面白かった。  しかし編者も含め10人の作家のうち、新井素子・荒俣宏・夢枕獏のベテラン勢しか名前を知らなかった...

「想像力」を使いこなし、自分の未来を切り開く秘訣とは?9人の人気SF作家が、それぞれの10代を振り返りながら語る。     特に新城カズマさんの一文がメタな仕掛けがあって面白かった。  しかし編者も含め10人の作家のうち、新井素子・荒俣宏・夢枕獏のベテラン勢しか名前を知らなかった。しかも作品を読んだことあるのはたまたま購読していた新聞に連載された夢枕獏さんの「陰陽師」だけだった。  10代の少年少女には無限の未来が開けています。あの頃に戻ってやり直したい。  私も小学生時代に鶴書房SFベストセラーズやあかね書房少年少女世界SF文学全集に夢中になり、中学生になってからは創元推理文庫の目録を眺めて 「ジュール・ベルヌの翻訳がこれだけ出ているのか!」 「あの作品の原作が入っている!」 とSFの世界を夢見ていたのでした。  しかし順調に成長して未来があったのはその頃まで。  私の未来は少しづつ侵食され、崩壊していったのでした。  第一の不運は、カルト思想“短時間睡眠教”の信者となったこと。  私もそれなりに有能でそれなりに欲望もあり、色々な本を読んで色々な知識を詰め込んで色々な研究をして色々な文章を書きたかったのです。  このままでは時間が足りない!睡眠時間を削って活動時間を増やそう!と短時間睡眠の無茶をして心身ともにおかしくなっていきました。  第二の不運は、人類滅亡予言を信じてしまったこと。  中学2年の夏のある夜、「歴史読本 臨時増刊 1984年 9月号 特集=世界謎の奇跡と大予言」 歴史読本 臨時増刊 1984年 9月号 特集=世界謎の奇跡と大予言 - を読んでいたのです。 「世界滅亡時の核戦争を念写した写真」 を見て、頭の中で何かがはじけました!  ドラマや映画では叫び出すところですが、自制心の強い私は行動にまで出しません。しかし頭の中で何かが変わったのは確かです。  それ以降、人類滅亡を信じる異常な精神状態に蝕まれることになったのです。  そして決定的な打撃は波状的に発生した対人関係のトラブルに原因する気分障害。  私はもともと対人関係がよく分からず、他人との距離のとり方がうまくなかったのです。  無菌状態で育ったのも災いし、菌がうようよいる地元の公立中学や高校生活に対応することができなかった。  トラブルは更なるトラブルを産み、精神障害は悪化を続け、とうとう取り返しがつかない状態となって人生に落伍していきました。  お家も断絶することになるし、私からも私の家系からも未来は失われたのです。     教訓としては 1)心身の健康が大事。特に睡眠時間は十分に取る 2)悲観思考にとらわれない。プラス思考が大事 3)コミュニケーション能力は大事。    というところでしょうか。  ストレス解消には趣味を持つことも大事です。  私も読書が好きだったのですが、うつ状態の時はとても本など読む気力がなくなるものです。  分厚い本を前にして 「こんなのとても読めない」 という思考が先に立ちます。  こういう風にしてSFが好きな私は「想像力」の使い方を間違えSFを読むこともできなくなり人生から転落してしまいました。    http://sfkid.seesaa.net/article/451477090.html

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2016/05/20

「想像力を育てよう」とSF作家たちが十代の子どもたちに呼びかけている本。 「未来という言葉が前は明るかったのに、今は不安な空気がつきまとっている。そんな想像力にふりまわされないで、うまくつきあうといい。本を読みなさい」という言葉は司書としてはありがたい言葉だ。

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2014/12/02

for kids, for their fans. now i'm her, Motoko Arai when in a girl. now i have been reading about 300 books in a year. Baku Yumemakura, ...

for kids, for their fans. now i'm her, Motoko Arai when in a girl. now i have been reading about 300 books in a year. Baku Yumemakura, a author read 1000 books when in a boy. oh God, books bless you!

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2014/01/13

想像する力=人間らしい その想像力は個人や全体の未来(今後の生き方)に影響を及ぼす。想像力は豊かにすることができる。豊かな想像力によって目標を見いだすこともできれば,不安に駆られるかも知れない。乏しい想像力は起こりうることに気づかず不幸になったり,あるいは考えないことで大胆に行動...

想像する力=人間らしい その想像力は個人や全体の未来(今後の生き方)に影響を及ぼす。想像力は豊かにすることができる。豊かな想像力によって目標を見いだすこともできれば,不安に駆られるかも知れない。乏しい想像力は起こりうることに気づかず不幸になったり,あるいは考えないことで大胆に行動できるかも知れない。 想像力とうまくつきあっていこう。

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2014/03/23

・わたしはとくに、時刻の数え方がいまとまったく違う旧暦(和暦)から、いまと同じ新暦(西洋歴)にかわった明治五年にあこがれている。新政府から突然のお達しで、旧暦明治五年十二月二日の翌日が、新暦で明治六年の元旦と勝手に決められた。おかげで、その年は十二月三日から大晦日までの二九日間が...

・わたしはとくに、時刻の数え方がいまとまったく違う旧暦(和暦)から、いまと同じ新暦(西洋歴)にかわった明治五年にあこがれている。新政府から突然のお達しで、旧暦明治五年十二月二日の翌日が、新暦で明治六年の元旦と勝手に決められた。おかげで、その年は十二月三日から大晦日までの二九日間が消えてなくなったのだ。 ・SFやファンタジーは「やってみなければわからない未来と、やってみればなんとかなる現実」という二つの原理がよく働いた時代のシンボルだった。

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2013/11/16

題名の主旨から察するに数名の著者の方達の中では、三雲岳斗さんのが一番子供たちが読んでしかるべき内容が書かれていると思います。 (もちろん他の方も良かったのですが、私としてはエッセイだけに終わっている気がしましたので) 三雲さんは突然小説家になりたいと思ったという体験談が語られて...

題名の主旨から察するに数名の著者の方達の中では、三雲岳斗さんのが一番子供たちが読んでしかるべき内容が書かれていると思います。 (もちろん他の方も良かったのですが、私としてはエッセイだけに終わっている気がしましたので) 三雲さんは突然小説家になりたいと思ったという体験談が語られていました。そのふと最初は思い浮かんだだけの自分の願いを叶えるために、どんな風に考え、実行したのか、 夢も希望ももちろん大切ではあるけれど、思い描いて妄想するだけではそれで終わってしまう。どうせなら、それを叶えたい。そのために「想像力」が必要なのだと仰っています。どんな風に「想像力」を働かせるのかは読んでいただくとして、私個人の感想としてはとても参考になりました。 当たり前と言ってしまえばそれまでですが、一応子供が読む新書ということですし、この方だけの部分を読むだけもとても勉強になりますよ。

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2013/11/13

 物語には終りがある――その悲しい事実に、ぼくは子供の頃から気がついてました。  とてつもなくおもしろい物語を読んでいる。  でも、読んでいくうちに、残りのページがだんだん少なくなってゆく。なんと悲しいことでしょう。どんなにすぐれた作品であろうと、どれほど盛りあがっていようと、残...

 物語には終りがある――その悲しい事実に、ぼくは子供の頃から気がついてました。  とてつもなくおもしろい物語を読んでいる。  でも、読んでいくうちに、残りのページがだんだん少なくなってゆく。なんと悲しいことでしょう。どんなにすぐれた作品であろうと、どれほど盛りあがっていようと、残りのページを見れば、あとどれくらいでこの物語が終るかわかってしまう。  こんなに悲しいことがあるでしょうか。 永遠に終らない物語――そんな物語があればいいのに。 (P.121/物語の彼方へ―SFのことなど―/夢枕獏)

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2013/09/27

SF作家が”想像力”について語る。 神林長平の文章が異質で、分けが分からなく大好きだ。一番SFっぽい。 未来を信じられない時代に、想像力をどう使うか、ということなのだろうけど。なんだかそれができなくなっている今の自分。駄目ですね。 それにしても、出てきている作家のなかで2人しか知...

SF作家が”想像力”について語る。 神林長平の文章が異質で、分けが分からなく大好きだ。一番SFっぽい。 未来を信じられない時代に、想像力をどう使うか、ということなのだろうけど。なんだかそれができなくなっている今の自分。駄目ですね。 それにしても、出てきている作家のなかで2人しか知らないというのはSFファンとして失格ではないか。

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