ぼくの最高の日 の商品レビュー
この物語を読み終わった日が、ぼくの最高の日になるほど秀逸な作品でした。バー・ピノッキオこんな素敵なバーがあったら毎日でも通いたいです。連作短編の形をとっていて、お話を続けて読めたのもいいですね。学生の頃の恋物語『ずっと忘れない』は特に好きなお話です。ラストの終わり方は特に気にいっ...
この物語を読み終わった日が、ぼくの最高の日になるほど秀逸な作品でした。バー・ピノッキオこんな素敵なバーがあったら毎日でも通いたいです。連作短編の形をとっていて、お話を続けて読めたのもいいですね。学生の頃の恋物語『ずっと忘れない』は特に好きなお話です。ラストの終わり方は特に気にいってます。あなたもそう感じることでしょう。この物語を読んで最高の日にしてください。
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72才のマスターが営む「バー・ピノッキオ」と、そこに訪れる常連さん3人。 時々会話をし美味しい酒を飲みマスターは程よい存在感… 常連さんとマスターの連作短編5つがとても心地よく素敵です(^ ^) 「あなたにとって人生最高の日はいつですか?」 難しい質問ですか? 誰でもひとつくら...
72才のマスターが営む「バー・ピノッキオ」と、そこに訪れる常連さん3人。 時々会話をし美味しい酒を飲みマスターは程よい存在感… 常連さんとマスターの連作短編5つがとても心地よく素敵です(^ ^) 「あなたにとって人生最高の日はいつですか?」 難しい質問ですか? 誰でもひとつくらいありますよね? 「あの日があったから今を歩んでいける」 確かに… 「最高の瞬間を更新するために明日に向かう」 この言葉にグッと来ました。 記録更新するために明日からも毎日大切に生きていこうと元気をもらいました♪ 暑さも記録更新する勢いで夏バテ気味ですが(꒪⌓︎꒪)
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「ぼくの最高の日」 ずっと前から知っていた。 何も無く付き合いが続いていたら、ふとした瞬間に話していたのかもしれないな。 「ずっと忘れない」 初めて好きと言われた時。 信頼を裏切っただけでなく、それを黙っていたら火に油を注ぐようなものだろう。 「過ぎた日は、いつも同じ昨日」 ...
「ぼくの最高の日」 ずっと前から知っていた。 何も無く付き合いが続いていたら、ふとした瞬間に話していたのかもしれないな。 「ずっと忘れない」 初めて好きと言われた時。 信頼を裏切っただけでなく、それを黙っていたら火に油を注ぐようなものだろう。 「過ぎた日は、いつも同じ昨日」 リメイクして出したい本。 もっと読んで貰いたいと思えるのであれば、作者を見つけ出し口説くしかないな。 「バー・ピノッキオ」 探し人は見つからないが。 もしもの可能性は後悔に付き物だが、いくら考えても戻ることは不可能だもんな。 「小説家の最高の日」 死んだと聞かされていた。 もう書かないという意味で、作家として名付けたものを殺すことにしたのかもな。
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スラスラと読める小説。 最初の話の女の子奈穂に全く共感できず。 松本くんの話は途中まで完全に樋口くんは松本くんのことが好きなのだと思って読みすすめていました(笑)よくある展開でがっかり。 毒のない小説で好きだが、物足りなさもあり
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バーピノッキオの客の人生を描いた連作短編集。 ですよね?先生。 しかけも面白く、するする読めた。 冴えない松本くんといけてる樋口くんの野口さんをめぐる恋愛模様がよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サッカー少年の成長を描いた「サッカーボーイズ」シリーズ 何かを好きでいる事、好きでいつづける事で叶えられることを教えてくれた「ホームグラウンド」今まで読んできたはらだみずきさんの作品にはいつもさわやかな空気が流れている。 「ぼくの最高の日」 72歳のマスターが営む「バー・ピノッキオ」。それぞれが何かを抱えた人たちが 20代最後のクリスマスを前に新たな一歩を踏み出そうとする文具店で働く「奈緒」。 中学時代の「友情」と「恋」のほろ苦い思いを抱えるリサイクルショップ経営の「松本」 常に前を向いて走り続けてきた入社3年目の新人編集者「佳恵」。大きなミスを犯し前に進めなくなった彼女が出逢った「1冊の本」とは・・・ 恋や友情に夢・・・今は無くしてしまったけれどそれぞれが今も大事に抱える幸福だった瞬間。彼らにとっての「最高の日」のエピソードはどれも味わい深い。 そしてこの作品にも流れているさわやかな空気を感じる。 嫌な事、つらい事があった時も寝る前にこの作品、時間が無ければ最後のエピソードだけでも読んで
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ピノッキオっていうバーが基本的な場所。 そこに来るお客さん、そのお客さんを探す編集、バーのマスターのはなしとか。 結構好きな話。
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人生の最高の日をめぐっての連作短編。 とあるバーにでてくる人たちが繋がっていくのだけれど 先生のくだりがイマイチ。 個人的にはおデブの松本くんの切ない話がじーんときたね。
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俺にとっての最高の日は、娘が生まれた日。 「まだ生まれない、今晩遅くか明け方でしょうね」と看護婦さんに言われたんで、義父母と飯食いに行って帰ってきたら生まれてた。妻に「私がこの子を産むために一生懸命だった時、あんたはお寿司を食ってたんやねぇ」と愚痴を言われつつ、この世にやってきた...
俺にとっての最高の日は、娘が生まれた日。 「まだ生まれない、今晩遅くか明け方でしょうね」と看護婦さんに言われたんで、義父母と飯食いに行って帰ってきたら生まれてた。妻に「私がこの子を産むために一生懸命だった時、あんたはお寿司を食ってたんやねぇ」と愚痴を言われつつ、この世にやってきたばかりの娘をそっと両手で抱いた時、あの時が人生絶頂期だった。今も元気に人生やってる二人を見てると、しょっちゅうあの小さい命を抱いた両手に感じた、軽く重い幸せな手ごたえを思い出す。 はらだみずきさんの著書でこのタイトルだから、少年が何がしかのスポーツ(おそらくサッカー)の話かと思ったら、全然全く違う話でビックリ。 とあるバーを中心に回る、大人たちの恋心を描いた連作短編集だとは、意表をつかれてしもたわ。一つ一つの話は独立しているようで、実は最初から最後まで順番に通して読んだ方が良い疑似短編集の装いとか、ラストに仕組まれたちょいとした仕掛けとか、小技は憎いが、感じ入るものはやや少なめ。まぁその分手軽には読める。
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老バーテンダーがひとり営む地下のバー「ピノッキオ」につどう人々のエピソードを描いた連作短編集です。 表題作は人生最高の日の話を知ればその人を知ると唆された女性が、別れた恋人にその問いを投げかけるお話ですが、胸苦しくなるような切なさとまぶしさのあるエピソードがとても印象的でした。そ...
老バーテンダーがひとり営む地下のバー「ピノッキオ」につどう人々のエピソードを描いた連作短編集です。 表題作は人生最高の日の話を知ればその人を知ると唆された女性が、別れた恋人にその問いを投げかけるお話ですが、胸苦しくなるような切なさとまぶしさのあるエピソードがとても印象的でした。そういう運命の不思議や一筋縄ではいかないところがあるのが、人生の面白さと悲しさなんでしょう。そしてその感情の混沌を、このバーがすっと鎮めてくれる。そんな居心地の良い雰囲気を物語から、感じたのでした。 もうひとつ気に入ったのは、切り取られていたアルバムの話。これもまたなんとも切なくて甘酸っぱい青春のひとときでした。素敵だなあ。
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