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世界を変える日に の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2021/06/24

なぜ自分がやらなければと感じるのか 人生の意味は 自分の命を使いたい。 盲信?英断?勇気?暴挙?若気の至り? 世界に対して影響を与えたいという、主人公の女の子の強い感情をみて、自分が世界を救うんだという強い気持ちを見て、大人?おじさん?の自分は今何をかんじているのかすぐに答え...

なぜ自分がやらなければと感じるのか 人生の意味は 自分の命を使いたい。 盲信?英断?勇気?暴挙?若気の至り? 世界に対して影響を与えたいという、主人公の女の子の強い感情をみて、自分が世界を救うんだという強い気持ちを見て、大人?おじさん?の自分は今何をかんじているのかすぐに答えられない。それ自体が、答えかもしれないが。

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2013/09/07

政治かぶれした女の子のお話。 SF的設定もないし、どんでん返しもないし。 途中からは意地で読みました。。。

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2013/08/28

駄作。完璧に時間の無駄だった。 腰帯の「『たったひとつの冴えたやり方』の純粋さで、『わたしを離さないで』の衝撃を描き出した近未来フィクション」に騙されて買った自分の浅はかさを恨む。 登場人物は全員正常な思考ができていないため、読んでいてイライラする。加えて設定も「これがSF?」と...

駄作。完璧に時間の無駄だった。 腰帯の「『たったひとつの冴えたやり方』の純粋さで、『わたしを離さないで』の衝撃を描き出した近未来フィクション」に騙されて買った自分の浅はかさを恨む。 登場人物は全員正常な思考ができていないため、読んでいてイライラする。加えて設定も「これがSF?」と笑いたくなっちゃうようなお粗末なもの。 辛い読書だった。

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2013/07/28

全編が16歳の少女のモノローグで構成され、確かに作者が参考にしたという「アンネの日記」を連想させる。 SFでありながらSF的な装置はほとんど出てこない、極めて叙情的な作品だ。 読み進める中で、違和感を感じていた。 人類の未来のために16歳の少女が自らの命を犠牲にするというテーマ...

全編が16歳の少女のモノローグで構成され、確かに作者が参考にしたという「アンネの日記」を連想させる。 SFでありながらSF的な装置はほとんど出てこない、極めて叙情的な作品だ。 読み進める中で、違和感を感じていた。 人類の未来のために16歳の少女が自らの命を犠牲にするというテーマが、前大戦時の「特攻」を想起させるからだ。 女性の妊娠と同時に発動してその女性の脳を破壊してしまうウィルス。 バイオテロにより、いまや全人類がこのウィルスに感染しており、あらたな子供は生まれてこない。 このままでは数十年後に人類は死に絶える。 その危機的状況を救うために考え出された「眠り姫」計画。 バイオテロ以前に冷凍保存された胚にワクチンを接種し、代理母の子宮に移植して育てる。 代理母の脳は破壊されるが、生命維持装置によって命をつなぎとめ、子供が十分に育った段階で帝王切開により取り出す。 同時に生命維持装置は取り外される。代理母は、まさしく子供を生むための使い捨ての装置だ。 計画の参加者は確実に死ぬ。 移植された胚が確実に成長して出産までこぎつける保証は無い。 それでも、人類の救済という崇高な目的のために少なからぬ数の少女が志願する。 本編の主人公もそうした少女たちの一人だ。 いまひとつ素直に感動できないのは、こうした「特攻」的精神の描かれかたと右傾化する今日の空気に危ういものを感じるからであろうか。 「眠り姫」計画に関与する科学者の一人であり、少女たちの自己犠牲を賛美していたにもかかわらず、最愛の娘が志願したと知るや何とか翻意させようと様々な説得を試み、あげくに娘を軟禁してしまう父親の方にこそ、人としての真実と健全さを感じさせる。

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2013/07/28

イシグロの「わたしを離さないで」といい、最近のイギリスの小説家はSFのフリして一般小説を書くのが流行りなんですかね。そういう小説の例に漏れずあまりおもしろくない。一般小説ほどキャラが書き込まれておらず、SFほど異世界感を出せてない感じ。未曾有の奇病に全人類が感染して(笑うとこかな...

イシグロの「わたしを離さないで」といい、最近のイギリスの小説家はSFのフリして一般小説を書くのが流行りなんですかね。そういう小説の例に漏れずあまりおもしろくない。一般小説ほどキャラが書き込まれておらず、SFほど異世界感を出せてない感じ。未曾有の奇病に全人類が感染して(笑うとこかな、ここは)人類が数十年のうちに滅亡するかもしれない世界の話だけど、登場人物はみな頭が悪くて自分勝手で感心する。登場人物すべてがある種の陰謀論を信じてるという点では画期的な小説かもしれない。以前だったらイギリス人はバカだから、で済ませていたのだが2011年以降日本人も同じくらいバカだということが身にしみてわかったので痛切といえば言える。あの時期熱に浮かされたように陰謀論を説いてた人が静かになったのは良いことといえば良いことだけど、基本的なバカは直ってないわけで大事故があれば元の木阿弥となることである。

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